ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその70-ジュノ

2013年03月21日 | アメリカ映画
様々な愛の形

人は人を愛しそして結ばれて結婚する。
やがて女性が妊娠し、子供が生まれ家庭を築くことになる。
これが普通の愛の形ではないだろうか。
今回紹介する映画は「ジュノ」
ジュノとは主人公の女性の名前である。
ストーリーを紹介しよう。
女子高生ジュノはなんの考えもなく男性と交わり妊娠してしまう。
最初は堕胎するつもりだったジュノだったが時間が経つにつれ考えが変わってくるが....
この映画はたいした話題性もなく少数の映画館での上映だったが口コミで話題が広がり大変なヒット映画となった。
アカデミー賞の脚本賞まで受賞している。
このような愛の形もあるのかとこの映画を観ると考えさせられてしまう。
彼女を取り巻く環境はその後どうなってゆくのか興味津々であり不安になってしまう。
しかし思わず微笑んでしまうラストシーンを観ると「人間万事塞翁が馬」なのかもしれないと思った。
2007年アメリカ、カナダ合作、2008年日本公開、92分カラー。

明日のためにその69-天地真理

2013年03月17日 | 歌謡曲
白雪姫

最近メディアに登場することは殆ど無くなってしまったが今から40年程前その美声と愛くるしい笑顔で国民的支持を受けたアイドルがいた。
天地真理である。
前回のブログでも書いたが昔のアイドルは歌唱力を伴っていた。
天地真理もしたりである。
「白雪姫」これが彼女のデビュー当時の愛称であった。
国立音楽学校の声楽科を卒業した実力の持ち主である。
デビュー当初はルックスだけを評価されていたが実のところその歌の上手さには定評があった。
彼女とデビューが同じで当時「三人娘」といわれていたの歌手に南沙織と小柳ルミ子がいた。
彼女たちも歌唱の実力はしっかりしたものを持っていた。
天地真理は「天使の歌声」といわれそのルックスとあいまって国民的な支持を得た。
今回私の好きな曲「水色の恋」(一説ではヤマハのポプコン応募曲だったらしいと側聞したが)を聴く機会があった。
歌の上手さは圧巻である。
今の歌手にこれだけ楽曲を丁寧に大切に歌える歌手はいないと思う。
最近はフアンクラブが開設した彼女のウエブページもある。
依然彼女へのフアンの支持派絶大なのだ。
そのような復活の兆しがあるようなのでまた表舞台に姿を現してもらえると嬉しいと切に思う。
彼女も既に60歳を超えている。
しかし天使の歌声は健在で永遠なのだ。


明日のためにその68-石江理世

2013年03月02日 | 歌謡曲
早すぎた逸材。

アイドル冬の時期といわれて久しい。
少し遡りながら考えるとそうとも言えないかもしれない。
モーニング娘の全盛期あり、いまではAKB48が旬である。
しかし80年代のアイドル全盛期を経験した私にはそれらがアイドル冬の時代を打破したとは到底思えない。
80年代のアイドル全盛期には皆華があった。
特別に可愛いルックスの女性がミニスカートも露に活躍していた。
まさにアイドル全盛期だったと思う。
しかしそれらのアイドルには残念ながら歌唱力が足りなかった。
歌唱力を持ったアイドルも何人かいたが失礼ながらルックスが良くなかった。
そもそもアイドル全盛期を作るに至ったテレビ番組があった。
日本テレビで放送していた「スター誕生」がそれである。
そこからデビューした実力派アイドルも何人かいた。
今回紹介するのは「スター誕生」からデビューした「石江理世(いしえみちよ)」
唯一「放課後」と言うアルバムを残した天性の歌手である。
とにかく歌唱がストレートで良い。
日本人離れしたグルーブが良いのである。
若干残念なのは英語のカバーを歌っているのだが発音が良くない。
バラードも上手く歌いこなしているのだが説得力に欠ける。
しかしアップテンポのストレートな曲になるとここぞとばかりその歌唱は輝きをます。
歴代の昭和アイドルでも代表にあげるべき歌手である。
昭和時代のアイドルはこの「スター誕生」を遡ること10年以上、皆歌に実力を持った歌手が多かった。
彼女たちは今では考えもつかないかもしれないが「キャバレーまわり」等を行い歌唱力の下地をつくって行った。
「石江理世」は1枚のアルバムを残し歌手をやめてしまった。
正式に言えばその後「ギャル」と言う女性3人組のメンバーとして活動してその後消えていった。
しかし忘れてはいけない実力派アイドルなので今回紹介することとした。
その彼女も既に50歳を過ぎている。
まさに時は流れりである。