ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその130-チチを撮りに

2015年01月06日 | 邦画
期待の監督、登場。

最近の邦画はそつなく撮られた映画が多い。
文句を言うレベルでは無いが褒められたレベルでもない映画が多い。
しかし少数であるがしっかりした良い映画を撮れる監督もいる。
今回紹介する映画は「チチを撮りに」
自主映画を撮っていた監督の長編デビュー作である。
あらすじを紹介しておこう。

佐和は10数年前に離婚し、娘の葉月、呼春と三人で生活している。
ある日佐和へ離婚した夫の弟から電話が入る。
彼の話では離婚した夫は病床に伏せており、余命幾ばくもないと言うことだった。
佐和は或る日娘達に病院へ見舞いに行くよう命令され、姉妹はいやいや病院へ向かうのだった。
ところが彼女達が出発した後、電話が入り既に離婚した夫が死亡したことを佐和は知った。
そのことを彼女達に知らせた彼女だったが......

まずは映像的に、映画的にも瑞々しい。
とてもすなおな作りであるところが共感を持てる。
この映画の素晴らしさはその一点につきるとも言える。
新人監督「中野量太」今後期待をもてる作品を作ってくれそうだ。
大いに期待したいと思う。

2012年、日本製作、カラー75分、2013年日本公開、監督:中野量太

明日のためにその129-新年のご挨拶

2015年01月01日 | 映画
皆様あけましておめでとうございます。
今年も皆様のご健康、ご繁栄を願っております。
本日はテレビで「マトリックス」全3シリーズを放送していたので久しぶりに観ていました。
このシリーズはシリーズが進むにつれて内容が概念的になってしまい、ストーリーを複雑にしてしまっているのが残念です。
当時としては画期的な撮影手法を使って作られた映画なので感心すべきところもありましたが、今となってはそれが普通になっています。
特殊的技術に時代が追いついた時それを使っていた映画はよほどしっかりした作りでなければ、その映画は老いてしまいます。
それを痛感しました。
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ダーリン三浦