ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその35-酔拳2

2012年04月28日 | アジア映画
酔えば酔うほど

ジャッキー・チェン。
今や世界的人気を誇るアジアのアクションスターである。
私はジャッキー・チェンのフアンである。
ジャッキーの映画はマイナーなものも含めて殆ど観ている。
彼の作品でベストを挙げるとたいていは「プロジェクトA」となるだろう。
私もそう思っていた、この作品を観るまでは。
その作品とは「酔拳2」である。
彼の出世作ともなった「酔拳」の続編であるがストリーは全く違う。
以前のインタヴューでジャッキーが「酔拳2は自分のライフワークである」と答えいてた記憶がある。
その思いに恥じないような見事な映画である。
実にスピード感のあるカンフーのアクションシーンの連続である。
ジャッキーフアンでない方にも是非お勧めしたい作品である。
1994年公開、香港映画。

明日のためにその34-ネットワークオーディオ

2012年04月21日 | オーディオ
音楽のつまみぐい

私は以前からNASを利用して音楽を聴いている。
NASに蓄積した音楽をネットワークプレイヤーで聴いている。
最近オーディオ業界ではこのネットワークプレイヤーが流行っている。
CDから直接音楽を再生すると回転の振動から音楽が歪んでしまうと言われている。
NASで再生すると回転の影響を受けにくくまた完全なパケットとして音楽を認識するのでエラーが理論上発生しない。
これが音楽再生時の歪みを無くすのに効果的なのである。
確かにCDとNASを比較して音楽を聴いてみるとNASに軍配があがる。
しかし困ったことも最近感じている。
CDはそれ自体1曲目から最後の曲までを通して聴くことに意味があると思っている。
ストーリはCDに綴られているのだ。
しかしNASを利用すると他のPCから音楽再生ソフトを使い自由に音楽を再生できる。
つまりCDを最初から最後まで聴かなくても聴きたい曲だけ選んで聴けるのだ。
音楽のつまみぐいができるのである。
これでは折角のCDに綴られたストーリが見えてこないのだ。
しかし便利だからどうしてもつまみぐいをしてしまう。
今後はできるだけ最初から最後までCDに綴られたストリーを聴こうと思い反省の日々である。


明日のためにその33-映画の製作費

2012年04月14日 | 映画
映画にお金をかけるということ。

先日東映全盛期の時代劇を観た。
新吾十番勝負シリーズである。
とても考えさせられた。
映画のストーリーは単純明快、とても楽しめる。
それと驚いたのはセットの豪華さである。
エキストラの起用もとても豪勢である。
いかにも予算をたくさんかけた贅沢な映画であることは一目瞭然である。
CGも無い時代にあのような豪華なセットを創り映画を製作した。
最近の日本映画では真似のできない内容である。
勿論映画はその作品的内容の創りで評価するものであるとは思う。
しかしかって東映時代劇のような賢覧豪華な創りの日本映画があったことは是非記憶にとどめておきたいものである。
アメリカでは常に予算をかけた大作が沢山製作されている。
映画製作世界一といわれているインドのボリウッド系の映画も予算を沢山かけた豪華絢爛な映画が製作されている。
「映画製作にお金をかけること」
日本でも予算をかけた豪華な創りの映画が製作されてもいいのではないかと思う。

明日のためにその32-スエルマップス

2012年04月07日 | パンク&ニューウエイヴ
強烈な音の凝縮

以前にも書いたが1980年代はイギリスを中心としたニューウエヴの台頭で洋楽界が新たな段階を迎えた記念すべき時期である。
音楽がテクニックや難解な理論から逸脱し、個性がその中心となっていった時期である。
今回紹介する「スエルマップス」もしかり、音楽的に強烈な個性を持ったバンドである。
ファーストアルバムはかなりパンクロック寄りの路線であったが本作「ヨーロッパから来たジェーン」では彼ら独特の個性が光る一枚になっている。
「まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような」と形容されるサウンドの始まりである。
とにかくどの楽曲も音の隙間がない。
全ての音の隙間を音で埋めてゆく。
それがたまならく刺激的で良い。
聴く人によって評価が分かれるバンドであると思うが個人的には是非聴いていただきたい一枚である。