ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその98-彦六おおいに笑う

2013年07月24日 | 邦画
オフビートの効いた喜劇。

日本の喜劇映画は他の国のそれに比べてとても暗い。
日本人特有の人情がからむのでそれもしょうがないとは思う。
いつか日本でもカラっとした喜劇映画が製作されるのだろうか?
今回紹介する映画「彦六おおいに笑う」は昭和初期の一種喜劇映画だが日本映画には珍しく非常にクールかつオフビートな笑いが効いた一本である。
ストーリを紹介しておこう。
立ち退きを迫られているビルに居候をしている彦六。
彼はどんな立ち退き工作にも全く動じることなく居座りを続ける。
あの手この手で立ち退き工作をされても全く不動である。
彦六はこのまま居候を決め込んでしまうと思われたのだが......
ラストはとてもあっけない。
でもそのあっけなさがとても良い。
映画のつくりが見事である。
僅か1時間程度の映画ではあるが見るべきところは多い。
このような映画が昭和の初期につくられていたことは驚きである。
残念ながら未媒体化作品ので今は観ることができない。
是非とも媒体化して欲しい作品である。
もし媒体化されたのなら観ていただきたいお勧めの一本である。
1936年、日本制作、日本映画、モノクロ70分、監督:木村荘十二。

明日のためにその97-楽曲制作

2013年07月06日 | 音楽
楽曲制作への再挑戦。

世の中PCの発展で随分便利になった。
なにをするのもPCが無くてはならない時代である。
音楽の制作もしかり、PCが活躍している。
私は10代から作曲を始めた。
私の子供の頃はPCなどもなく、手持ちの楽器で作曲したものだ。
その曲を見ようみまねで楽譜に起こし楽曲として成立させる。
なかなか苦労したものだ。
私がバンドで活動していころもPCはまだ一般的ではなく私もギターとリズムマシンで曲を作っていた。
同じ楽器で作曲をしているとどうしても曲が似かよってくる。
私は時としてベースから曲を作ったり、リズムから曲を作ったものだ。
そうすると比較的作る曲の傾向が変わってくる。
使う楽器に感情を移入することが大事である。
私は長年作曲から遠のいていた。
しかし思うことあって最近また曲を作ろうと思っている。
得意のギターも今はあまり弾いていない状況である。
しかし曲を作る上でギターを弾くことは重要である。
このブログを読んでいたただいている方の中には作曲をしている方もおられるのだろうか?
もしいらっしゃったら是非曲の作り方を教えていただきたい。
歳とともにクリエティブ精神も萎えてくる。
そのなかでも再度作曲に取り組むことはなかなか難しい。
曲が完成したら皆様にも聴いていただきたいと思う。
いつになるかはお約束できないが楽しみにしていただけると嬉しいかぎりである。

明日のためにその96-KKBOX

2013年07月03日 | 音楽サービス
今後が楽しみなストリーミングサービス。

以前からこのブログでソニーの「ミュージックアンリミッテット」を何度か紹介した。
今後楽しみなサービスであることも書いた。
しかしまた今後楽しみなストリーミングサービスが開始された。
「KKBOX」である。
このサービスはアジアを中心に展開されてきたサービスで日本でも最近利用可能になった。
特徴は楽曲の内容である。
私個人としてはとても楽しめる内容になっている。
アジア系の楽曲が中心なのだ。
私の好きな中華系ポップスの品揃えも豊富で専用チャンネルも用意されている。
月額980円で会員になれば全てのサービスが利用可能だ。
中でも面白いと思ったのは楽曲の「歌詞」が表示されるところだ。
全ての楽曲の歌詞が表示されるわけではないがだいたいの楽曲の歌詞は表示される。
また楽曲提供元のレーベルもユニークで日本では「徳間ジャパン」や「ヤマハ」などが楽曲提供元となっている。
ソニーの「ミュージックアンリミテット」は洋楽のロックなどが中心で幅広い層にアピールしている。
しかしこの「KKBOD」はちょっと嗜好が違い洋楽に飽きた人達などにはとても楽しめる内容になっている。
まだ日本では始まったばかりのサービスで会員数も少ないだろう。
また楽曲保有数も明らかになっていないがソニーのそれと比べれば少ないと思う。
しかし個人的には今後の発展がとても楽しみなサービスである。
いつも聴く曲とちょっとティストの違った楽曲を楽しみにたいときはとても良いサービスである。
興味を持った方は是非一度試してみて欲しい。