ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその-246 今週の一曲

2016年07月31日 | 今週の一曲
皆様、休日のひと時をいかがお過ごしでしょうか。
今週の一曲を今回もご紹介します。
今回紹介する曲は、以前もこのブログでご紹介したインドの歌手「ダレル・メヘンディ」の「Ho Jayegi Balle Balle」です。
以前の記事では、ダレル・メヘンディの紹介だけでしたが、今回は彼の楽曲の特徴が出ている一曲をご紹介します。
では、ご堪能あれ。



明日のためにその245-トットチャンネル

2016年07月26日 | 邦画
黒柳徹子の原作を映画化した名画。

日本のテレビは、昭和28年「NHK」が電波を発し、その歴史の扉を開いた。
その後、民放初の日本テレビが開局した。
実に70年近く前の出来事である。テレビは半世紀を越える歴史を持ったメディアとなった。
以降、カラーテレビ放送の開始、ハイヴィジョン放送の開始と技術革新を成し遂げ、今後は8Kの放送を開始しようとしている。
テレビの創世記は、VTRも無く、全て「生放送」だったと言う。
故に、今では笑い話のようなエピソードに事欠かない。
今回紹介する映画は「トットチャンネル」テレビ創世記にNHK劇団員として活躍した、黒柳徹子の原作を映画化したものだ。
ストーリを紹介しておこう。

柴柳徹子(通称トット)は、本放送を開始するNHKの劇団員募集の新聞広告を見てそれに応募する。
彼女は、同時に劇団員に応募した数人の男女と友達になる。
審査は一次審査、二次審査と続き、いつしか友達になった面々も落第し、友達は3人になってしまう。
その三人は最終審査に合格し、晴れてNHK劇団員となる。
そして徹子も劇団デビューの日を迎える。
勇んで番組出演に臨んだ徹子だったが......

監督は大森一樹、当時邦画若手監督のホープだった。
この大森が映画をしっかり作りあげている。
そして、主演の斉藤由貴がとても良い演技をしている。
星でも映りこみそうな、目をまるまるとさせた、瑞々しい演技には好感が持てる。
そして、劇中に紹介されるエピソードが面白い。
特にテレビ創世記に興味を持っている私にとって、とても勉強になるシークエンスが多かった。
前述したように、当時はテレビドラマも生放送で、黒柳自身、以前テレビ番組に出演したとき次の様に言っていた。
「当時は『おわり』と書かれたテロップがスタジオの床に散乱していて、ドラマ等放送中、都合が悪くなるとそれをテレビカメラの前に出し、強制的に終了させていた。」
当時の事情を汲み取れる、貴重な証言の一つだ。
映画はラスト近くに、ちょっとおふざけ的な場面もあるが、これも良しとしたい。
この映画は、しっかりした青春映画としても評価されて良いものだろう。
そしてラスト、徹子は友人の結婚式の帰り道、今後の自身の未来について急に不安になる。
しかし、彼女は帰路途中で、街頭テレビとそれを熱心に見る群集と出会う。
その様を見た彼女は、自分の心の中が将来の希望で一杯になることを感じる。
このラストシーンは、観ている者も、希望を与えられる名シーンである。
未だ観ていない方は、是非観ることをお勧めする。

1987年、日本製作、カラー、97分、監督:大森一樹


明日のためにその244-今週の一曲 

2016年07月23日 | 今週の一曲
皆様、週末のひと時いかがお過ごしでしょうか。
暫く休んでしまいましたが、今週の一曲をまたご紹介いたします。
今回ご紹介する曲は、第17回ポプコン本選大会入賞曲、松永千鶴の「リベルテ」です。
当時彼女は「ちづる」ではなく「千鶴」と名乗っていました。何故改名したのかは、分かりませんが。
この曲は女性デュオ「あみん」もカバーしています。
ピュアな名曲だと思います。
では、ご堪能あれ。


明日のためにその243-ワールドミュージックフアンにお勧めの店

2016年07月05日 | ワールドミュージック
欲しい一品が見つかる店。

私は「ワールドミュージック」が好きだ。
このブログの読者である方は、十分ご承知のことだろう。
しかし、私の購買欲をそそるような店は、実はなかなかない。
有名な大手CDショップで、ワールドミュージックを扱っているところもあるが、欲しい一品はなかなか見つからない。
特に最近食指をそそられている「ダンドゥイット」や「タイポップス」などは、扱っている店(オンラインショップ)は数少ない。
しかし、最近良い店を見つけた。
失礼ながら、店の規模は小さいが、品物は豊富で、いつもHPのカタログを見ては、私はにやけている。
その店の名前は「コタサウンズ」アジア系の音楽に実に詳しい。
特に前述した、ダンドゥイットやタイポップスでは、多分この店でしか入手できないものが殆どで、その種類も多い。
私は結構この店のHPに通い、何ヶ月に一回は買い物をしている。
以前このブログで紹介したタイの女性アイドル「セーン・マオ」もこの店で入手したものだ。
店主は扱っている商品に詳しく、必ず商品ごとに詳しい説明が掲載されている。それを読むとついつい買ってしまうのだ。
しかし今まで商品説明を見て買ったもので、はずれはない。
実に的確に商品の説明をしている。
「ワールドミュージック」が好きな方は、是非訪れていただきたい店である。
きっとお気に召した一品が見つかるに違いない。
百聞は一見にしかず。したに店主の了解を得てリンクを貼ったので、是非一度訪れていただきたい。

コタサウンズ

明日のためにその242-今週の一曲

2016年07月01日 | 今週の一曲
今なお色あせぬ楽曲。

週末の夜の帳もすっかり降り、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週の一曲をご紹介する時になりました。
今回ご紹介する楽曲は、アメリカのパンクバンド「テレヴィジョン」の「シーノーイーヴゥル」です。
1970年代後期、イギリスでは「セックスピストルズ」のデビューにより、パンクムーヴメントが活性化し、同時にアメリカでも、この「テレヴィジョン」を含めた「ニューヨーク」パンクムーヴメントが活性化してきます。
正確に言えば、彼らは「パンク」よりも「ニューウエイヴ」よりの音楽性を持っていたのではないでしょうか。
テレヴィジョンはヴォーカルの「トム・ヴァーライン」を中心に1974年に結成、2枚のアルバムを発表し、1978年に解散してしまいます。
今回ご紹介する楽曲は、ファーストアルバム「マーキームーン」の一曲目で、とてもドライヴ感にあるれた名曲です。
今はもうこのような楽曲を演奏するバンド、ありませんねぇ。
ではご堪能あれ。