ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその105-ダメな今のラジオ番組

2013年09月27日 | オーディオ
良質な番組のあった頃。

以前このブログに書いたように、私はバンドの楽曲を某有名インデーズサイトにアップした。
このブログを読んでいただいている皆様のおかげで曲の再生回数も上がっている。
そこで数少ない良質な昔録音した音源を現在捜している。
今は使用することも少なくなった「カセットテープ」相手に奮闘しているのだ。
自分が趣味で録音した音楽番組のテープに混じってその音源テープは保管されている。
作業をはじめて思ったのだが想像以上にテープの本数が多い。
自分の音源テープを見つけると早速再生して音をチェックしている。
そして昔の時間がその音とともに蘇ってくる。
テープには目に見えない思い出がつまっているのだ。
音源探索作業はよく中断する。
音源を捜している最中に昔FM放送などから録音したテープが見つかると懐かしくなりつい聴いてしまう。
昔は「エアチェック」と言いFM放送をカセットテープなどで録音するのが流行った。
今はこのような言葉を聞くことは殆どない。
音楽を聴く人達のライフスタイルの変化もあるのだろう。
そしてFM放送は堕落してしまった。
今ではDJが適当な事を話す間に曲をかける方式の番組が殆どである。
私の個人的意見だがこれはもう「番組」とは呼べない。
「番組」と言うものはしっかりした企画があって始めて成り立つ。
現在のFM放送ではこのような番組は皆無である。
昔は良かったと述懐するわけではないが今の状況はあまりにひどすぎる。
たわいもないDJの話のつまに音楽が粗末な扱いをうけているような番組が多すぎるのだ。
昔夢中になって良質な番組を録音していた私にとってはとても寂しいことである。
放送を聴く者が「録音して残したい」と思える番組はもう制作されないのであろうか。


明日のためにその104-良い映画とは

2013年09月26日 | 映画
映画を2度観るということ。

私はDVDやBDソフトをあまり所有していない。
それを収納するスペースが必要なことも所有しない理由の一つではあるが、一度観た映画をソフトとして所有する気が殆ど無い。
しかし心底気に入った映画についてはDVDまたはBDで所有しいている。
あまり映画を2回以上観ない私ではあるが、テレビで放映している名作をちょっとでも観始めるとつい最後まで観てしまうところもある。
自身の矛盾である。
やはり名作には観始めるとどんどんその映画に引き込まれてしまい最後まで観てしまうのだ。
先日同じようなことがあった。
テレビで以前このブログでも紹介した「ルアーヴルのくつみがき」を放映していたのだ。
以前ブログで書いたとおりこの名作もまた私をその映画の中へ引きずり込んでしまった。
2回目ともなるとストーリーが判っているので映画の細かいところまでしっかり観られる。
カメラアングル、映像構成、音楽、演技、そして映画の持つ独特の「間」
この映画を再度観てやはり名作だと思った。
上記についてとてもしっかり作ってある。
関心したのは「映像構成の緻密さ」と「独特の間」である。
この「間」と言うものは言葉では説明できないものである。
シーンとシーンの繋がりの間にできる(もしくはその途中にできる)独特の「雰囲気」なのだ。
この映画はそれが素晴らしい。
監督が日本の小津安二郎を尊敬していることから判るように彼も自身の独特の「間」を持っている。
まだこのブログでは小津安二郎について紹介していないが彼の作品の持つ独特の「間」や「人々の会話」などはそれを好きになってしまうとどの作品を観てもたまらなく好きになってしまう。
「ルアーヴルのくつみがき」
私のソフト収納スペースを埋めるであろう作品である。


明日のためにその103-ドラゴンボール 神対神

2013年09月18日 | 邦画
大人の観賞にも耐えうるアニメ

私は基本的に映画としてアニメは観ない。
アニメを軽んじるつもりは無いが子供の頃沢山のアニメ映画を観たので「アニメは卒業」と思っているのだ。
しかしこれも場合による。
私の好きな漫画がアニメになると俄然観たくなる。
私は若いとき週刊誌「少年ジャンプ」のフアンで毎週欠かさず読んでいた。
中でも「ドラゴンボール」シリーズは一番の楽しみだった。
若干話はそれるがテレビアニメ「ドラゴンボールGT」シリーズ中の白眉だ。
特に最終回などはテレビアニメ史上にのこる名作であろう。
今回ご紹介するのはこの「ドラゴンボール」の映画最新作「ドラゴンボールZ 神と神」である。
ストリーを紹介しておこう。
長い眠りから覚めた破壊神「ビルス」
彼は側近のウイスから惑星ベジータを破壊したフリーザがサイヤ人に倒された事を聞く。
そこのとに興味をもちまた「サイヤ人ゴット」と会うと言う予知夢を見ていたビルスは彼等の集まっている地球に行くこととする。
ビルスは地球を破壊することを企てるのである。
そんな中地球ではブルマのカプセルコーポレションで彼女の盛大な誕生日パーティを開いていた。
そこに突然ビルズとウイスがやってくる。
さて地球の運命は、サイヤ人ゴットとは何者なのか........
久しぶりのドラゴンボール新作に心躍らせながら私は観た。
そして十分満足できた。
観る方によっては「期待していたストーリー展開と違う」と思われる方も多いだろう。
しかし私はこの作品はそれで良いと思う。
この映画で人のもつ「プライド」「エゴイズム」がいかに取るに足らないものかと言うところがしっかり主題として描かれている。
とてもスペクタクルなストリー展開を期待すると肩すかしとなるであろう。
そしてラスト、意外なラストに私は驚いたが納得もできた。
このアニメなら十分大人の観賞にも耐えうる佳作だと思う。
まだ観ていない方がいらっしゃったら是非観ることをお勧めする。

2013年、日本製作、2013年公開、カラー85分、監督:細田雅弘、脚本:鳥山明

明日のためにその102-ボクシングとは

2013年09月16日 | ボクシング
ボクシングで闘うということ。

昨日注目のボクシングの試合があった。
WBA、WBC統一王者のタイトルマッチである。
統一戦である以上に戦う二人の存在に世界中が注目をした。
36歳でなお現役無類のスピードを誇るフロイド・メイウエザー。
片や15歳でプロデビュー、20歳でチャンピオンになったサウル・アルバレス。
どちらもプロで40戦以上して無敗のスーパースターである。
そのスピードを活かしアウトボクシンで相手を翻弄するメイウエザー。
アルバレスは連続の強打を武器にしたファイターである。
戦前のオッズも珍しくアルバレス優位であった。(かってメイウエザー戦ではメイウエザーのオッズ優位は揺るがないものだったのだが)
まだ20代のアルバレスの若さとタフネスに興味があったのであろう。
アルバレスの強打の連打がメイウエザーーのディフェンスを破り彼に始めての敗戦を味あわせると周囲は見ていたのだ。
しかし試合が開始すると前半のラウンドこそ積極的に前にでたアルバレスが目立ったものの、後半に流れるにつれて「メイウエザー劇場」とも言える彼の華麗なボクシンの前にアルバレスは防戦一方となる。
結果はドロー一人、メイウエザーの勝利二人の判定でメイウエザーがこの一戦を勝利した。
果たしてアルバレスは何故負けたのであろうか。
私なりに考えてみたのだが最近のボクシングの試合では強者同士が闘うと派手な打ち合いになり早いラウンドでのノックアウトが見られると思ってしまう。
昔はそうだったのだが最近はその傾向が違ってきた。
それは何故か。
ボクサーの気持ちの持ち方が違ってきているのではないかと私は思っている。
昔は「自分が勝つのだ」と言う気持ちで闘っていたのが今は「自分は負けなければ良いのだ」と言う気持ちに変わってきているのではないだろうか?
今回の一戦もアルバレスに「自分が勝つ」を言う強い気持ちがあればもっと積極的に連打できたと思う。
古い話だが80年代を代表するトーマスハーンズ対マービンハグラー戦などはお互いの「自分が勝つ」と言う闘志むきだしの素晴らしい試合だった。
私もボクシングが昔から好きで様々な試合を観てきたのだが今回の試合を観て前述した「気持ちの持ち方」の変化を感じたときすこし寂しい気がした。


明日のためにその101-楽曲制作の思いで

2013年09月14日 | 音楽
最近私の生活は怠惰である。
このブログの更新も滞っていて応援していただいている皆様には申し訳なく思っています。
今日はブログ100回記念で某有名インデーズ楽曲サイトにアップした曲のその後について書いてみたい。
皆様のおかげでアップした楽曲の再生回数も多く大変感謝しています。
今回のアップにおける作業をしながら昔の曲を再度聴くことになった。
かなり前の演奏である、私の声も若いし演奏の拙いところも見えてきたりで半ば自身照れながらの作業となった。
しかしそれは思い出の写真アルバムをめくるがごとく当時の自分が目の前に浮かんでくることとなった。
それは懐かしさと同時に現在の自分に喝をいれることにもなった。
最近ギターも弾いていない、ミュージシャンとしては失格である。
と同時に昔作った楽曲のようなものが今も作れるのかとふと思ったりする。
自分では昔のような楽曲を作る自身があると思っている。
しかし、いざギターを手にして曲をつくろうとしたときその自信が萎えるのではないかと心配に思うことも事実ある。
現在バンドが活動休止中なので楽曲を作っても演奏する機会がない。
かと言ってDTMを始めて一人悦に入ってもしようがないと思う。
今回のことをきっかけに以前このブログでも書いたようにそろそろ楽曲の制作を始めようと思う。
多分前述したDTMの方法で楽曲を作ることになると思う。
また楽曲が完成したら楽曲アップサイトに投稿するので聴いていただければ幸いである。
末筆になってしまって大変失礼ですが「映画マニア」さんはじめ楽曲を聴いていただいたりオススメ楽曲としてコメントをいただいた方々に感謝いたします、ありがとうございます。

明日のためにその100-楽曲を聴いてください

2013年09月03日 | 音楽
このブログも100回を迎えることになりました。
これも応援していただいている皆様のおかげと感謝しております。
100回記念に何かをと考えたのですが良いアイデアが浮かびませんでした。
そこで手前勝手な内容ですが我がバンド「ダーリン三浦と横浜シューシャンボーイズ」の楽曲を有名インデーズ音楽サイトで公開しました。
以前のブログに書いたとおり映像としては既に3曲公開していますが今回はこの3曲も含み10数曲アップしました。
音の良いもの悪いもの色々ありますが是非皆さん聴いてください。
アドレスはこちらです。
最後になりますがこれからもブログが続けられるように皆様応援してください。
よろしくお願いします。

ダーリン三浦