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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1991~

2023-02-12 19:47:10 | 懐かし洋楽
今回は、1991年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
AC/DCの"Moneytalks"です。
(Pop #23)



前年の、90年リリースで、
12枚目のアルバムでした
"The Razor's Edge"から、
例によって、また、
リフが超有名な楽曲で、
アルバムからの1stシングルだった
"Thunderstruck"に続いて、
カットされたナンバーでした。

で、Hot100、最高位23位というのが、
AC/DCにとって、現在までのところの、
ハイエストポジションなんですね。

アルバムは、もはや、総計すると、
天文学的数字になるほど、
売りまくっている、AC/DCですが、
USチャートのTop40に入ったのは、
この曲を含めても、あと、
"You Shook Me All Night Long"(#35)
と、"Back In Black"(#37)の、
計3曲しかないのですが、
それにしても、それらの楽曲を抑えて、
この"Moneytalks"が、
最高記録というのは、少々、
腑に落ちない感じはいたします。

(もちろん、嫌いじゃないですが...。)

さて、AC/DC、初来日したのは、
"Back In Black"が大ヒット中の、
今から42年前、1981年の2月なんですね。

公式のYouTubeに、そのときの映像が、
アップされていますので、
そちらも貼ってみたいと思います。

何やら、テレビ東京で放送された、
映像らしいという話ですが、
新しくなって、今では、
あまり、ロックのコンサートは、
開催されなくなった、日本青年館で、
ライブ、やっていたんですね。

帽子を被っていない、
Brian Johnsonの姿が新鮮です。



1991年2月9日付けのビルボードHot100
です。

1位は、日本での大ブレイクしました、
あのユニットの、あの名曲です。

<1991年2月9日、何があったか?>

五社英雄監督作品で、
樋口可南子さん主演の映画
『陽炎』が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/35569/
『陽炎』(映画.com)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Burt Bacharach (part 2)

2023-02-11 11:38:24 | R.I.P.
Burt Bacharachさん追悼、後編は、
80年代ヒット曲集、他にも、
Patti LaBelle & Michael McDonaldの、
"On My Own"とか、
Dionne Warwick & Jeffrey Osborneの、
"Love Power"とか、"Christopher Cross"の
"Arther's Theme"とか、
まだまだあるのですが、
超ロングバージョンな記事になりますので、
5曲に絞って、選んでみました。

まずは、いきなり、Audio Onlyなのですが、
やはり、80年代のBurtさんといいますと、
この方との、公私とものコラボレーションが、
たいへんな力になっていたと思いますので、
選んでみました。今回の5曲は、
すべて、ふたりの共作曲であります、
Carole Bayer Sagerの、
81年のTop40ヒット
"Stronger Than Before"です。
(Pop #30 AC #14)



同年リリースの3rdアルバムで、
日本でも、AORファンからの
人気が高い作品
"Sometimes Late at Night"
からのカットでしたね。

そこまで大きなヒットには
ならなかったものの、
のちに、Dionne Warwick、
Chaka Khan、Joyce Kennedyなどが、
こぞってカバーをしたことで、
クラシックソングとなっております。

2曲目は、翌82年の、
Neil Diamondの大ヒット曲
"Heartlight"です。(Pop #5 AC #1)



映画『E.T.』を観て感動したNeilさんが、
歌詞を書いて、それにメロディーを
付けた曲と言われておりますね。
同年リリースのアルバムの、
タイトル曲でもありました。



3曲目は、同じく、82年、こちらは、
同名映画の主題曲でもありました、
Roberta Flackの"Making Love"です。
(Pop #13 R&B #29 AC #7)



映画の主題歌ではあったものの、
サントラは発売されず、
Robertaさんのアルバム
"I'm The One"で、
アルバム初収録だったようです。
Burtさんは、この曲では、
シンセを弾いていたみたいですね。



4曲目は、この中では、
曲としての知名度は、
いちばん低いかもしれません、
El DeBargeの86年のヒット
"Love Always"です。
(Pop #43 R&B #7 AC #8)



大ヒットした"Who's Johnny"を収録した、
同年リリースの1stソロアルバム
"El DeBarge"からの2ndカットでした。

そして最後は、やはり、この曲。
映像は、グラミー賞のステージかな?
Eltonがおりませんが、
BurtさんとCaroleさんと一緒なので、
この映像をお借りしました。
"That's What Friends Are For"です。
(Pop #1 R&B #1 AC #1)



もともとは、"The Woman In Red"の
サントラでも共演していた、
Dionne & Stevieのデュエット曲として、
Rod Stewartが歌っていたものを
準備して、進んでいた企画
だったらしいですが、当時、
エイズ撲滅に尽力されていた、
Elizabeth Taylorさんが、
そのことを知って、ぜひ、
キャンペーンの曲に使わせてと、
懇願したのを、ふたりが快諾。
じゃあ、他の人も誘いましょうということで、
仲が良かった、Gladys & Eltonも加わって、
4人での楽曲になった...

と、暮れに、TVKのTop40の、
中村真理さんが、特番で話されていて、
なんとなく思い出したのでした。(^^;)

ちなみに、以上5曲中、
"Stronger Than Before"と、
"Making Love" "Love Always"が、
SSWのBruce Robertsさんとの共作、
"Heartlight"がNeilさんとの共作で、
"That's What Friends Are For"だけが、
Burt & Carole作品のようであります。

自分的に思い入れがある、
リアルタイムで聴いた名曲だけでも、
これだけあるのですが、
60年代から70年代にかけて生み出された、
Hal Davidさんとの名曲の数々を入れると、
大変な数になるわけで、改めて、
巨匠と呼ぶにふさわしい方だったのだなぁと
思いました。

R.I.P.



https://amass.jp/164471/
エルヴィス・コステロ 最新ライヴで
バート・バカラックを追悼、3曲をカヴァー 
「今日はつらい一日だった」(amass)

※次回は、Time Machineです。

Burt Bacharach (part 1)

2023-02-10 10:47:03 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
Burt Bacharachさん追悼です。

あまりにも偉大なコンポーザーで、
「ポップマエストロ」とまで
呼ばれた方なので、今回と次回、
2回に分けて、お送りしたいと思います。

2023年の現在、音楽のジャンルの垣根は、
じつに曖昧なものになっておりますが、
もう、60年代あたりから、
軽々と飛び越えながら、数多の名曲を、
世に送り出してきていた人、
そんなイメージですね。

また、そのほとんどの楽曲が、
様々なアーティストたちによって、
何度もカバーされていて、
で、オリジナルは誰だっけ?
と、わからなくなってしまうのも、
Burtさんの残した曲の、
特徴のような気がします。

で、前編の今回は、
自分もリアルタイムで聴いていた、
80年代や90年代にも、
カバーバージョンがヒットした3曲を、
Burtさん本人も映っているクリップで、
選んでみました。

まずは、82年に、Ronnie Milsapが
ヒットさせた楽曲で、あの、
Elvis Presleyもカバーしていて、
Luther VandrossやGerald Alstonなども、
アルバムの中で歌っていた、
"Any Day Now"ですが、
最初にヒットさせたのは、こちらの、
サウスキャロライナ出身のシンガー、
Chuck Jacksonだったんですね。
62年、Hot100では23位、
R&Bチャートでは、
最高位2位を記録していたようです。



2曲目は、こちらも、
Luther Vandrossによるカバーが、
とても有名なナンバー、
"A House Is Not a Home"。

オリジナルは、Dionne Warwickですが、
公式には、Dusty Springfieldが
歌っている映像が、
アップされておりますので、
そちらを貼ってみたいと思います



3曲目は、映像は80年代の物ですが、
Dionne Warwickと歌っている
"Alfie"です。



Dionne Warwickのバージョンが有名で、
日本では、90年代に、
Vanessa Williamsが歌って、
TVドラマで使われてヒットしましたが、
こちらは、Dionneがオリジナルではなくて、
イギリスのシンガー、Cilla Blackが、
最初に歌っていたみたいですね。

というわけで、前編はここまでで、
次回、後編は、80年代にヒットした楽曲、
あれやこれやをピックアップして、
お送りしたいと思います。

https://amass.jp/164433/
バート・バカラックが死去(amass)

"Special"

2023-02-08 20:12:47 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Special"です。
どちらも、収録アルバムの、
タイトルトラックでもありました。

というわけで、まずは、
やはり、こちらのナンバーです。



もう、とっくに見たわよ!
という感じかもしれませんが、
Lizzoの"Special"です。

この前の"2 Be Loved"は、
ビデオは、いまいち
ハマらなかったのですが、
また、快作を作ってくれましたね。
さいこー!(笑)

グラミー賞のステージの、ちょっとシックな
"About Damn Time"も良かったです。
レコード・オブ・ザ・イヤーも、
文句なしでありました。

そして、もう1曲の"Special"は、
1989年の、The Temptationsです。



同名アルバムから、
"All I Want from You"に続く、
2ndシングルで、R&Bチャートで、
最高位10位を記録していたようです。



日本でも、「アリオリ」なる、
ソウルバーが出来るほど、
親しまれて人気がありました、
Ali-Ollie Woodsonが、前作で、
一度、離脱したものの、
再び合流してリリースされた、
そんなアルバムだったわけですが、
この頃の作品って、全然、
揃えておりませんで、入手したの、
わりと近年だったりいたします。

※次回は、なんとなくAOR第16回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-02-07 11:00:41 | 最近の洋楽
今回は、おそらく、
Adult R&Bチャートに、
近々、入ってくるのでは?
と思われる、新曲2曲です。

まずは、オーディション番組、
『The Voice』出身で、
マイアミ州生まれだという、SSW、
Vedoの新曲で、Chris Brownを
ft.した"Do You Mind"です。



先月、配信のみでリリースされた、
Newアルバム"Mood Swing"からの
カットみたいですね。

なにか、サンプリングを、
しているような気がするのですが、
Vedoさん、Wikipediaも無く、
わかりませんでした。

それにしても、Chris Brown、
いろんなところに顔を出していますね。

そして、もう1曲は、
グラミー賞のステージで、Stevieとの、
ステキなコラボを見せてくれました、
Smokey Robinsonの新曲
"If We Don’t Have Each Other"です。



4月に、Newアルバム
"GASMS"をリリースすることが、
発表されましたが、そちらからの、
先行カットみたいですね。

もう、Smokeyクラスになると、
歌い続けてくれているだけで、
それでいいという感じがいたしますが、
まもなく(19日)、83才だというのに、
相変わらずの、声の艶っぽさですね。

で、アルバムタイトルの、
「ガスムス」って何?エロい意味なの??
と思いましたら、やっぱ、
そういうようなことも含めた(笑)、
造語みたいですね。

しかし、レッドカーペットで、
日本のTravis Japanと、
絡んでいたのには驚きました。

来日してくだされぇ。

※次回は、同名異曲です。