probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1974~

2022-01-24 10:25:20 | 懐かし洋楽
今回は、1974年の今ごろ、
チャートインしていた曲
ミシシッピー出身のシンガー
Al Wilsonの"Show And Tellです。



なるべく、このコーナーでは、
そこまでは大ヒットにならなかった、
記憶からこぼれがちなような
楽曲を取り上げているのですが、
今回は、この週に1位だったナンバーです。

といっても、74年ですので、
記憶も何も、なーんも無いのですが。(^^;)

ただ、この曲、意外なことに、
R&Bチャートでは、10位までしか
上がらなかったみたいですね。
R&Bでは、76年に3位まで上がった、
"I've Got a Feeling
(We'll Be Seeing Each Other Again)"
のほうが好成績で、最大の
ヒットになっているようです。

ちょっと、耳心地良すぎて、
まだまだ、熱いソウルナンバーが、
界隈では支持されていた、
そんな頃だったんでしょうかね?

R&Bチャートでは、10位止まりだった、
この曲なのですが、15年後、
なんと、カバーバージョンが、
No.1になるんですよね。それが、
この、Peabo Brysonによる、
こちらのカバーでありました。



89年リリースのアルバム
"All My Love"からのカットで、
Peaboにとって、この曲が、
初のR&BNo.1獲得曲になったのですが、
なぜか、Hot100にはランクインせずで、
なかなか、ヒットチャートというのも、
うまいこと行かんもんなんですね。

なお、Al Wilsonさんは、残念ながら、
2008年に、68才で、病のために、
この世を去っておられるようです。

1974年1月19日付けのビルボードHot100
です。

2位と3位は、ロック史に残る、
名曲2曲ですね。

<1974年1月19日、何があったか?>

97年の「1/2」のヒットなどで
知られるシンガー、川本真琴さんが、
ご誕生されたのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/川本真琴
川本真琴(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲です。

Meat Loaf

2022-01-22 20:12:40 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
Meat Loafさん追悼です。

昨年の4月に、盟友として知られました、
ソングライターで、プロデューサー、
ときにシンガーでもあった、
Jim Steinmanが亡くなりましたが、
まさか、1年も経たないのちに、
Meat Loafも旅立つとは...

なかなか、日本では、
美形か、美声か、可愛いか、
そのどれかに当てはまらないと、
ロック系のアーティストは、
人気が出ませんので、正直、
どれにも当たらん感じのMeatさんは、
ロック好き以外には、あまり、
知られていないように思いますが、
追悼コメントを寄せている
アーティストの数の多さを見ると、
愛された人なんだなぁと思いますね。

というわけで、今回は、3曲選びました。
いずれも、Meatさん以外の
シンガーが歌って、先に世に出たり、
有名になっているナンバーです。
どの曲も、作者は、もちろん、
Jim Steinmanです。

まずは、81年リリースのアルバム
"Dead Ringer"収録曲
"Read 'Em and Weep"です。



シングルカットもされていたようですが、
Hot100にはランクインせず、
84年に、Barry Manilowさんが、
カバーヒットさせて有名になりましたね。



つづいては、Celine Dionが、
96年に大ヒットさせた
"It's All Coming Back to Me Now"を、
Marion Ravenというシンガーと、
デュエットカバーした、こちらです。

この曲も、USチャートには、
入らなかったようですが、
UKチャートでは、6位まで上がる、
大ヒットになっておりました。



この曲、Celineも、じつはカバーで、
オリジナルは、1989年に、
Pandra’s Boxという女性グループが、
リリースした、こちらのようです。



そして最後は、Jim Steinmanが、
81年に自ら放ったTop40ヒットを、
94年にカバーして、オリジナルを
上回る、最高位13位を記録した
"Rock and Roll Dreams
Come Through"を、
Jim Steinmanバージョンととも、
載せさせていただきまして、
追悼にかえたいと思います。

天国で再会されておりますように。
R.I.P.





https://amass.jp/154646/
ミートローフの訃報を受け、
さまざまなミュージシャンが
追悼コメントを発表
(amass)

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#41 Peggy Lee)

2022-01-21 10:52:21 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
41人目は、本日、1月21日、
没後20年になられます、
Peggy Leeさんです。

81才で亡くなられたようですので、
存命だったら、101才。ちなみに、
同い年の1920年生まれの、有名人、
日本には、どんな方がおられたのか、
調べましたら、これが凄い方ばかり。

三船敏郎さん、森光子さん、
ミヤコ蝶々さん、原節子さん、
李香蘭こと、山口淑子さん、
さらには、サザエさんの原作者、
長谷川町子さんと、昭和の芸能や文化を、
支えてこられた名前が、
ほんの一部を挙げただけでも、
ずらっと並んでしまいます。

さて、Peggy Leeさんなのですが、
自分は、もちろん、世代ではありませんし、
もともと、Madonnaや、
Rita Coolidgeも歌っていた"Fever"を
かつてヒットさせていた人くらいの
知識しかなく、じつは、"Fever"は、
もっと前に、Little Willie Johnという
シンガーが歌っていたなんていうことを
あとで知ったりした、それくらいの
ことしか知りませんので、簡単に。

Peggy Leeさんの最初のチャートインは、
やはり、ずいぶんと昔のことに、
なるようであります、1941年、
Benny Goodman & His Orchestraの
ボーカルとしてft.されていた
"I Got It Bad (and That Ain't Good)"、
最高位は、25位だったようです。



そして、生前最後となった、
チャートイン曲は、1969年に、
リリースされたアルバムの、
タイトル曲でもありました
"Is That All There Is?"。
最高位は11位だったみたいですが、
この曲で、ポップ部門で、
グラミー賞も獲られていたようです。



あの、Randy Newmanが、
アレンジャーとして、
参加しているナンバーみたいですね。

※次回は、Time Machineです。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(23)

2022-01-20 10:43:05 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、23曲目は、
1979年の、こちらのナンバーです。



伊東ゆかりさんの
「あなたしか見えない」ですね。
オリコンでの順位は、わかりませんでした。

ゆかりさんは、この時代、TBS系で、
日曜の夜11時から放送されていた
『サウンド・イン・S』の、
司会もされていまして、
ヘアスタイルも、当時人気だった、
Farrah Fawcettっぽくされていて、
大人の女性の色気ムンムンでしたね。



この曲、こちらの、Melissa Manchesterが、
1978年に、Top10ヒットにした、
当時の邦題「哀しみは心に秘めて」が、
世界的には有名だと思うのですが、
79年に、歌詞を一部変えて、
Rita Coolidgeがカバーして、
東京音楽祭でグランプリを獲った、
バージョンが、日本でヒットしましたので、
伊東ゆかりさんバージョンは、
そちらのカバーとして、
広く認識されているのではないかと思います。



Rita Colidgeさんのほうは、邦題も
「あなたしか見えない」だったのですが、
そちらのほうが有名になったためか、
Melissaバージョンも、邦題が、
途中に「あなたしか見えない」に、
変更になってしまっているらしいですね。

ただ、Melissaバージョンも、
じつはカバーなんですよね。
これは、恥ずかしながら、
近年まで知りませんでした。

最初のレコーディングしたのは、
Ray, Goodman & Brownに改名する、
少し前の、The Momentsが、
76年の暮れにリリースしたのが最初で、
R&Bチャートの79位まで
上がっていたようです。タイトルは、
"We Don't Cry Out Loud"だったようです。



※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
41人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-01-18 19:55:16 | 最近の洋楽
今回は、1984年No.1ソングと、
2000年のNo.1ソングを、
それぞれ、カバーした、2曲です。
2000年のほうは、ご本人たちと一緒です。

まず、84年のほうは、こちら。



Prince &The Revolutionの
"Let's Go Crazy"をカバーしているのは、
L.A.出身のバンド、Dirty Honeyです。

2019年に、"When I'm Gone"という曲が、
ロック系のチャートで1位になって、
注目された人たちで、昨年、
初のフルアルバム"Dirty Honey"を
リリースしているようですが、
そちらには入っていない曲のようです。

"Let's Go Crazy"は、以前に、
Incubusもカバーしていましたので、
そんなに驚きはないですが、こちらも、
なかなかいいのではないでしょうか。

そして、2000年のほうは、
ご本人たちと一緒の、こちらです。



Ekohというラッパーが、
2000年にNo.1になりました、
Crazy Townの"Butterfly"を、
ご本人たちと作ったRemixという
扱いみたいですね、
"Butterfly 2021"です。

こちらも、そんなに驚きはないかな。(^^;)
"Butterfly"は、けっこう好きでしたねぇ。
アルバムも買っちゃいましたもんね。
そのあと、1曲もHot100入りしていないのも、
チャートヲタ心をそそる人たちです。

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第22回です。