probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1979~

2020-02-22 10:24:21 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろ
チャートインしていた曲、
Melba Mooreの
"You Stepped Into My Lifeです。
(Pop #47 R&B #17)



NY出身のシンガー、Melba Mooreの、
78年リリースのアルバム
"Melba"からのカットで、
Freddie Jacksonとの
デュエットなどで、
R&Bチャートでは、
No.1ヒットもあるものの、
Hot100では、この曲が、
最も高い順位に、
ランクした曲になるようです。

Top40ヒットはないんですね。
ちと意外。

曲の作者は、Barry-Robin-Mauriceの、
Gibb三兄弟で、オリジナルは、
Bee Geesが、
76年にリリースしたアルバム
”Children of the World"収録曲。
シングルカットされて大ヒットした
"Love So Right"(Pop #3)の、
B面曲でもありました。

っていうのは、
だいぶ後になって知ったのですが...。(^^;



1979年2月24日付けのビルボードHot100です。

1位は、ブロンドが好きな、
あのスーパースターの、
あの名曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#2 Whitney Houston )

2020-02-21 10:58:08 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
星になってしまった
アーティストたちの、
最初のHot100エントリー曲と、
生前最後のエントリー曲を紹介して、
ざっくりと、そのアーティストの
キャリアを振り返る、
このコーナー、2回目は、
今月の11日で、没後8年を迎えた、
Whitney Houstonです。

Whitneyといえば、
ソロでの最初のHot100エントリー曲は、
いきなりの大ヒットとなった、
85年の"You Give Good Love"ですが、
その前年、Teddy Pendergrassとの
デュエットのこの曲で、
Hot100にランクインしていました、
"Hold Me"です。



オフィシャルなビデオクリップは
存在しないようですが、
ファンの方が作った
クリップがありましたので、
そちらを貼らさせていただきました。
どちらも、すでに
天国へ旅立ってしまっていますので、
けっこう、ぐっとくる仕上がりに
なっていると思います。

この曲は、Teddyが、交通事故で、
不自由な身体になりながらも、
シンガーとして、
奇跡的に復帰してリリースしたアルバム
"Love Language"からの
カットでありました。
Hot100では46位、R&Bチャートでは、
5位まで上がっていたようです。

Whitneyは同じ年、
Kashifの2ndアルバム
"Send Me Your Love"にも、
"Are You The Woman"という曲で
参加していまして、
こちらもシングルカットされて、
R&Bチャートで、
最高位25位を記録していたようですが、
これらの活動が、
アルバムデビュー以前にあったため、
85年の鮮烈な活躍があったものの、
新人扱いされることなく、
グラミー賞の新人部門からは、
候補として除外されてしまい、
ノミネートすらされなかった
なんていうことがありました。

そして、Whitneyの
生前最後のHot100入り曲なのですが、
この曲になるみたいですね。
2009年リリースのアルバム
"I Look To You"からの2ndカット
"Million Dollar Bill"です。



アルバムの冒頭を
飾っていた曲でしたね。
Hot100では、
最高位100位だったようです。

いきなりの歌い出しから、
声出とらんなぁ...という印象でしたが、
それでも、なんとか
再起してくれるものと
思っていたのですが...。

作プロデュースをしていたのは、
Alicia Keysと、
そのパートナーでもある、
Swizz Beazでした。
Loleatta Hollowayの、
76年のディスコヒット
"We're Getting Stronger" を
サンプリングした曲でありましたね。

Whitneyは、2012年に亡くなったあと、
追悼エアプレイが集中して、
"I Will Always Love You"他、
4曲がHot100入りして、
中でも、”I Will Always Love You"は、
3位まで上昇する再ヒットになったのは、
まだ記憶に新しいところであります。

また、昨年は、EDMの人気者のKygoが、
90年に、アルバムの、日本のみの
ボーナストラックとして
リリースされていた"Higher Love"を、
そのWhitneyのボーカル部分を使って、
リメイクし、
Hot100の63位まで上昇させ、
Danceチャートでは、
堂々のNo.1に押し上げておりましたね。

人名ポップス事典(s<1>)

2020-02-19 19:38:28 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、
前回で、rを終了しまして、
今回からは、sです。

sの1曲目は、70'sソウルクラシックから、
この名曲です。



The Spinnersの"Sadie"ですね。
Dionne Warwickとのコラボで大ヒットした
"Then Came You"を含む、
74年の暮れにリリースされたアルバム
"New and Improved"からの、3曲目のカット。
邦題は『愛しのセイディ』。Hot100では54位、
R&Bチャートでは7位まで上がっていたようです。

と、いいましても、もちのろんで、
リアルタイムでは聴いておりません。(^^;

この曲、あの、R. Kellyが、93年のソロ1作目
"12 Play"でカバーしていたことでも有名ですが、
じつは、Rさんバージョンも、
当時は知りませんでしたので、
結局、The Spinnersのオリジナルのほうを、
ベスト盤を入手したときに聴いて、
初めて知った感じでありました。

この曲で歌われている、セイディさん、
恋人や奥さんのことではなくて、
お母さんのことみたいですね。
っていうと、邦題は、
なんかちょっとまた、おかしい?気がしますが、
まあ、いいですかね。(^^;

今週の気になる新曲2曲。

2020-02-18 10:44:10 | 最近の洋楽
今回は、すでに、
チェックされている方も多いと思いますが、
人気者2人の新曲です。

まずは、Sam Smithの新曲"To Die For"です。



5月にリリースされることが決まった、
3枚目のアルバムのタイトルトラックでもあるようです。
アルバムには、"Dancing with a Stranger"
"How Do You Sleep" "I Feel Love"など、
すでにヒット済みの曲も入るようです。

地声でも歌うようになって、
ホント、よくなってきた感じありますよね。

もう1曲は、Khalidの新曲なのですが、
今回は、EDMのDisclosureとのコラボ曲で、
"Know Your Worth"です。



プロデュースは、もちろん、Disclosureで、
Levi'sのCMで使われているみたいですね。
Khalidの声は、どんなサウンドでも、
ポコっとハマってしまう、軽さがいいですね。

Let's Go Dancin'!(22)

2020-02-17 10:23:25 | 懐かし洋楽
踊りたくなる、踊り出したくなるような曲を、
ジャンルに関係なく、ピックアップしていく、
このコーナー、22曲目は、
クィーン・オブ・ソウルの、
83年リリースのアルバムからの、この曲です。



Aretha Franklinの"Every Girl (Wants My Guy)"ですね。
Lutherプロデュースのアルバム"Get It Right"から、
R&Bチャート1位になった、タイトル曲に続くシングルで、
この曲も、7位まで上昇していたようです。

ミュージックビデオは作られなかったようで、
TVでのパフォーマンス映像なども、
残念ながら、見つからなかったのですが、
この画像編集映像、なかなかいいですよね。

先週放送になった、NHK FMの『アリーサ三昧』
6時間半強でしたが、自分も聴きました。

さすが、ピーター・バラカンさんと、
吉岡正晴さんDJの番組でしたので、
楽しくて、勉強になる番組でしたが、
ひとつだけ不満だったのが、
番組の中でも、ちらっと話題にされていましたが、
80年代の、Arista時代の楽曲を、
あまり、熱を持って紹介してくれなかったことですね。
DJがピーターさんなので、
イヤな予感はしていたのですが、(^^;
みごと、的中してしまいました。(笑)

とくに、Lutherと組んだ2枚のアルバムからは、
"Get It Right”のイントロが少し流れただけで、
この曲や、"Jump To It"など、
ちらっとのOn Airもなかったのには、
大ガッカリでありました。

60年代&70年代のArethaがお好きな方で、
Popな方向へ舵を切った、
80'sのArethaを好まない方は多いですが、
LutherやNaradaなど、当時の新進たちと組んで、
活路を見出そうとして、アグレッシブに動いていた時期で、
みごと、成功も収めていたころですからね。
敬意を持って紹介するならば、
けっして、スルーは出来ない時期だと思うのですが。
James Brownや、Whitney Houstonなど、Arethaと同じく、
すでに「伝説」になってしまったアーティストたちと、
唯一のデュエット曲を残しているのも、80年代ですしね。

まあ、番組が、いつもより、
短いバージョンだったっていうのもあったかもですけどね。

と、なんか、楽しい曲を紹介するつもりが、
ラジオ番組批判になってしまいましたね。すんません。(^^;