probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

90's #36

2017-03-23 09:51:16 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第36位は、
Jon Secadaの1992年のヒット曲"Just Another Day"です。
(Pop #5 AC #2)



80年代後半から、音楽活動を開始していた、
キューバ生まれで、マイアミに移り住んで育ったという、
Jon Secadaの、92年リリースの1stアルバム"Jon Secada"からの1stカットでした。

ソロデビュー前は、同じようなバックボーンを持つ、Gloria Estefanに認められ、
Miami Sound Machineのバックボーカルを務めたり、
アルバムの曲作りにも参加して、実力を伸ばしていった人でしたね。

Gloriaの91年のNo.1ヒット"Coming Out Of The Dark"や、
99年の、Ricky Martinの大ヒット曲"She's All I Ever Had"などの楽曲で、
共同ではありますが、作者とプロデューサーのクレジットで名を連ねています。

また、ゴシップ的には、Toni Braxtonと、
90年代の半ばころ、一時、恋人関係であったことでも知られています。

今週の気になる新曲2曲。

2017-03-22 10:24:59 | 最近の洋楽
今回は、Adult Rockチャートから。

まずは、不思議な名前、The Japanese Houseの、
"Face Like Thunder"です。



グループではありませんで、ロンドン出身で、まだ若干21才だという、
Amber Bainという女性の、ソロプロジェクト名のようです。
子供のころに見た、日本の茶室Japanese Tea Houseに魅せられて、
それを、自分のアーティスト名にしているとのことです。

2015年にデビューして、立て続けに、配信オンリーで、
EPをリリースしているみたいですが、
昨年出した3枚目"Swim Against the Tide"からのカットであるこの曲が、
ちょっと、アメリカで動きを見せてきたようです。なかなか雰囲気ある曲ですね。

もう1曲は、本国カナダでは、すでに人気が高いようですが、
フランス語圏、ケベック州出身の、27才のSSW、
Bobby Baziniの"C'est la vie"です。



昨年の11月にリリースされた3rdアルバム"Summer Is Gone"からのカット。
デビューから、英語で歌っているみたいですね。

ちょっとクセがある歌声ではありますが、
曲の盛り上がりを迎えると、なかなか心地良い歌いっぷりになりますねぇ。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(86)

2017-03-20 19:41:44 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。
このカバーバージョンが大ヒットした、まだ記憶に新しいこの曲です。



No Doudtの"It's My Life"。
記憶に新しいなどと言いましたが、
Hot100で最高位10位を記録したのは、2003年のことなんですねぇ。
もはや、14年前か。イヤんなる。(^^;)

初のベストアルバム"The Singles 1992–2003"に収録された、
唯一の新曲が、このカバーでありましたね。

で、オリジナルはもちろん、1984年のヒット曲である、こちらですね。



マルチミュージシャン、Mark Hollisを中心に、
ロンドンで結成された、シンセポップバンド、
Talk Talkの"It's My Life"です。

こちらは、Hot100での最高位は31位。
本国UKでは、90年に再リリースされて、Top20入りしていたようですが、
84年の時点では、46位までしか上がっていなかったみたいですので、
No Doudtのバージョンは、オリジナルを遥かに超えたヒットということになります。

Chuck Berry

2017-03-19 10:54:54 | R.I.P.
90才になられていたとはいえ、
Newアルバム制作中という情報も入ってきていたので、
訃報を聞いて、えっ??という感じです。

リアルタイムでChuckさんの音楽を聴いてきたのではありませんので、
どんなにすごい人なのかを、ちゃんと理解しているわけではないのですが、
その足跡や、残してきた楽曲をたどっていくと、
The BeatlesもThe Rolling StonesもThe Beach Boysも、
Chuckさんが登場しなかったら、生まれることはなかったかも?ということは、
耳素人な自分のような人間にも、想像がつくところでありますね。

ということで、今回は、いろんなアーティストに影響を与えた、
Chuckさんの楽曲の、そのカバーを聴きながら追悼しようかと思います。

80年代が青春な者にとっては、"Johnny B Goode"といいますと、
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の、あの名シーンが浮かんできますが、
自分は、83年に小ヒットした、Peter Toshのレゲエカバーも好きでした。



73年のElectric Light Orchestraのヒット曲"Roll Over Beethoven"。
この曲は、The Beatlesがカバーしていますので、
そちらの影響を受けているのかもしれませんが、
もちろん、オリジナルはChuckさんでありましたね。



Linda Ronstadtの78年のヒット曲"Back In The U.S.A."。
Lindaさんの最高傑作の誉れが高い、
アルバム"Living In The U.S.A."の冒頭を飾る1曲で1stシングル。
映像は、87年のもののようですが、Chuckさん本人と、
Keith Richardsも参加する、豪華な映像です。



Chuckさん自身が初めてチャートに登場したのは、
この"Meybellene"で、1955年のことだったようです。
この曲もまた、ElvisやJohnny Cashなど、
様々なアーティストによってカバーされております。



62年前に、こんなスタイルの人が出てきたら、
やはり、衝撃的だったでしょうね。
そういう瞬間に立ち合いたかったなぁ。

R.I.P.

http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39318602
Rock and roll legend Chuck Berry dies(BBC)

Time Machine ~1983~

2017-03-18 10:51:47 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろチャートインしていた曲、
Ric Ocasekの"Something To Grab For"です。(Pop #47)

The Carsの顔である、Ricの、
1982年リリースの初のソロアルバム"Beatitude"からの1stカットでした。

この頃のThe Carsは、81年リリースのアルバム
"Shake It Up"が大ヒットしたあとで、
このあと、1984年には、つぎのアルバム
"Heartbeat City"で、さらなる大成功を収めていた時期でもあり、
まさに絶頂期だったですね。

そして、その狭間にリリースされた感じの、
この、Ricのソロ作でしたので、
当然、チャートを駆け上がるものだと思っていたのですが、
意外にも、この曲は47位どまり、結局、Top40ヒットは生まれずで、
アルバムも、そこそこのヒットにとどまり、
バンドとソロは、やはり違うんだなぁと思わされました。

しかし、Ricは、86年に、ソロ第2作"This Side of Paradise"をリリースし、
そこからは、1stカット"Emotion In Motion"がヒット、
Hot100では、15位まで上昇しておりました。



1983年3月19日付けのビルボード誌です。

1位は、説明不要の、あの名曲です。