あのアルバム、この一曲。（18）

シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では？と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、先月、15年ぶり、
オリジナル作品としては、
22年ぶりのNewアルバム
"Thank You"をリリースした、
（もちろん買いました）
Diana Rossの、1983年のアルバム
"Ross"の中の1曲である、
こちらの楽曲を選びました。



アルバムの1曲目に入っておりました
"That's How You Start Over"ですね。

83年にリリースされたアルバム"Ross”は、
前作"Silk Electric"から、わずか、
9ヶ月という短いインターバルで、
発表された作品でした。

短い間隔で発表されたことにも
驚かされましたが、アルバム収録8曲中5曲を、
Steely Danのプロデュースなどで知られる
Gary Katzが手掛けたことでも、
びっくりさせられた盤でありました。

参加メンバーも、Totoから、
あの人とあの人とあの人とあの人、
Eaglesから、あの人、
Steely Danから、あの人...
という感じで超豪華。
ゆえに、日本では、AORファンからも、
注目を浴びたアルバムとなっていますね。

そして、アルバム冒頭を飾るこの曲も、
Gary Katzプロデュースで、
あの、Michael McDolaldが、
曲作りとキーボードで参加という楽曲。

しかし、クールかつファンキーで、
いい曲だったと思うのですが、
なぜか、シングルカットされませんでしたね。

アルバムからは、"Pieces Of Ice"と、
"Let's Go Up"に、Ray Parker, Jr.が
手掛けた"Up Front"の3曲が、
シングルカットされましたが、
"Pieces Of Ice"が、かろうじて、
Top40入りしたものの、結局、
大きなヒット曲は生まれず、アルバムも、
地味なセールスに終わってしまいましたが、
この曲がシングルになっていれば、
もうちょっと、違う結果にも、
なっていたかな？なんて、思ったりもします。


・Ross (1983) - Diana Ross

※次回は、気になる新曲です。