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なんとなくAOR (#23 追悼 Tony Bennett)

2023-07-23 11:06:21 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
このコーナーを使って、
Tony Bennettさんの追悼を、
行いたいと思います。
こんな2曲を選んでみました。

まずは、The Beatlesの名曲を
カバーするTonyさんです。



カナダで行われたコンサートの
パフォーマンス映像みたいですが、
この"Something"を、69年のアルバム
"Tony Sings the Great Hits of Today!"と
翌年リリースのアルバム
"Tony Bennett's "Something"に、
続けて収録していて、
Adult Contemporaryのチャートでは、
23位を記録していたみたいですね。
お気に入りの1曲だったようであります。



そして、もう1曲は、こちらは、
3回録音しているのではないかと思う、
80's洋楽ファンにもおなじみの、
こちらのナンバーです。



83年に、James IngramとPatti Austinが、
ヒットさせて、Frank Sinatraや、
Barbra Streisandを始め、
数多のアーティストたちに
その後、カバーされている
"How Do You Keep The Music Playing"、
映像は「ミュージックフェア」ですかね。

この曲、Tonyさんは、大ヒットした
"Duets"シリーズのアルバムで、
2006年にはGeorge Michaelと、
さらに、2011年の"II"では
Aretha Franklinと録音していましたが、
86年リリースの作品
"The Art of Excellence"でも、
カバーして歌っていたんですね。



自分が洋楽にハマリ出した80年代は、
先輩格のFrank Sinatraが、
Quincy Jonesプロデュースで、
アルバムを出したりして、
バリバリ活躍していたのと比べると、
少し、存在感は希薄に思われて、
ふた昔くらい前のスターという印象は、
否めない感じでありましたが、
晩年の、リタイア宣言をされる前までの、
その現役感は、素晴らしかったですね。

R.I.P.





※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の1曲目です。