probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

あのアルバム、この一曲。(51)(追悼 Sinéad O'Connor)

2023-07-27 11:07:53 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、別のアルバムから、
この一曲を考えていたのですが、
90年の"Nothing Compares 2 U"の
世界的大ヒットで知られます、
Sinéad O'Connorさんが、
56才で亡くなったということで、
その曲も収録されていたアルバム
"I Do Not Want What I Haven't Got"から、
こちらのナンバーを選びました。



アルバムの2曲目に入っていました
"I Am Stretched On Your Grave"ですね。

17世紀に書かれたという、
作者不詳のアイルランドの詩
"Táim sínte ar do thuama"を
アイルランド出身の作家の
Frank O'Connorという人が、
英詩に訳したものに、
地元のフォークロックバンド、
Scullionのメンバーでボーカルの
Philip Kingという人が
メロディーをつけて、そのScullionが、
79年にリリースした曲のカバーみたいですが、
アイリッシュカラーが色濃い原曲に、
Sinéadバージョンでは、
R&B、Hip-Hopファンにはおなじみの、
James Brownのナンバー
"Funky Drummer"の定番ループを
サンプリングして、くっつけることで、
また独特な、空気を醸し出しておりました。




↑公式アップではないみたいなので、
削除されたら、すみません

Sinéadさん、自分は、
87年リリースの1stアルバム
"The Lion and the Cobra"から、
シングルカットされたナンバー
"I Want Your Hands On Me"で、
初めて、その存在を知ったのですが、
そのあとで、ずいぶんと雰囲気が違う
プリ殿下作のナンバー、
"Nothing Compares 2 U"で出てきて、
あれよあれよという間に、
時の人になってしまった感じでしたね。

ただ、そのヒットが、
あまりにも大きくなりすぎて、
その後のアーティスト活動が、逆に、
安定したものにならなかったのかなぁ?
なんて、思ったりもしました。

それにしても、56才とは早過ぎ。

https://amass.jp/168464/
シネイド・オコナー死去(amass)





R.I.P.


・I Do Not Want What I Haven't Got
- Sinéad O'Connor

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第23回です。