Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(222)仲間由紀恵

2020-11-08 00:10:00 | コラム
79年10月30日生まれ・41歳。
沖縄出身。

公式プロフィール

仲間由紀恵(なかま・ゆきえ)さんは、個人的にけっこう思い入れのあるひとで、
どん底に落ちる前の有吉弘行ちゃんが猿岩石として出演していたラジオ番組、『ゲルゲットショッキングセンター』(ニッポン放送)に、まだ高校生だった仲間さんが制服姿でアシスタントを務めていたのですよね。

その翌年、鬼才アンノの『ラブ&ポップ』に出演。


ですから自分のなかでは、先端をいく女子高生の象徴だ! みたいに思っているようなところがありました。


※あらためて、素晴らしいエンディングロールだなと。
なにか新しいことをしてやろうという企みに満ちていて、ゾクゾクする。



<経歴>

旦那は俳優の田中哲司。



沖縄タレントアカデミー出身。
特技の琉球舞踊は、師範代レベルだとか。

94年、沖縄テレビが主催するオーディションで入選、ドラマ出演を果たす。
翌年に状況、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」に在籍する。

映画俳優デビュー作は、ともさかりえ主演の『友子の場合』(96)。

前述した『ラブ&ポップ』で注目され、メディア露出が増えていくようになる。

とはいえブレイクしたのは映画ではなく、テレビドラマから。
2000年、テレビ朝日で『TRICK』の放送がスタート。

主役の山田奈緒子を好演し人気に。

同年、映画『リング0 バースデイ』で「運命のおんな」山村貞子を熱演するも、求められるのは「コミカル寄り」のキャラクターらしく、
『TRICK』で組んだ堤幸彦監督の『溺れる魚』(2001)や、『トリック劇場版』(2002)などが高評価を得ていきます。
(2006年には続編『トリック劇場版2』(2006)、さらに『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2010)、『トリック劇場版 ラストステージ』(2014)とつづきます)

『g@me.』(2003)、『SHINOBI』(2005)、『大奥』(2006)、『私は貝になりたい』(2008)。

それぞれの演技はけっして悪くはないですが、あまり話題にならず。

2009年―好評を受けてシリーズ化されていた日本テレビのドラマを映画化した『ごくせん THE MOVIE』が話題に。

映画好きとしては映画のオリジナルを! とは思うのですが、仲間さんの当たり役なのでキャリアを語るうえでは外せない一作となっています。


『FLOWERS ―フラワーズ―』(2010)、『武士の家計簿』(2010)、『劇場版テンペスト3D』(2012)、

『天空の蜂』(2015)、


最新作は、『相棒 ―劇場版IV― 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』(2017)。


紅白の司会もこなしていますし、本人的には大満足! かもしれませんが、やっぱり、『ラブ&ポップ』を超える映画的インパクトがほしいですね!!

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(223)中山エミリ』
コメント (1)
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