Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

BIGでDEEPなインパクト~2020回顧5~

2020-11-13 00:10:00 | コラム
本年度の総括、第5弾は「個人のパフォーマンス」。

通常であれば「映画で素晴らしいパフォーマンスを披露した俳優の10選」なのだが、本年は有事のため、とくに外国映画が上陸出来なかった。
ゆえに10選を展開出来ないと考え、映画から「芸能」の世界にまで広げて、個々人の活躍を評価してみたい。(エラソーに)

ややバラエティ寄りなのは、それはもう、それが自分の嗜好ですから。


(1)「東京ってすごい」のネタ…とにかく明るい安村

『有吉の壁』(日本テレビ)で披露。

「ほぼハダカ」で奇天烈なダンスを披露する安村さんの歌は、笑えて泣けて、誤解を恐れずにいえばチャップリンかと思うほどだった。




(2)映画『マリッジ・ストーリー』の演技…スカーレット・ヨハンソン

Netflix発で、自分が最も感心した映画。

物語もよいが、これは演技を堪能する作品だと思う。




(3)フジテレビ『女子メンタル』での振る舞い…峯岸みなみ

芸人ではない女性芸能人が集まって、「最後まで笑わなかったひとが勝ち」というゲーム。

いやぁ見直しました。



(4)映画での使い道…東出昌大

おおいに弱った上半期だが、「大根」「ぶっきらぼう」とまで酷評された演技は、キャスティングによってはプラスに転じることを多くの監督は気づいていたんだね。

つまりこの4位というのは、東出くんというより、彼を起用した勇気ある監督に対する敬意ね。


(5)映画『37セカンズ』の演技…佳山明

演技経験ゼロ、すべてをさらけ出す彼女の出演によって、身体障害者を扱う映画はネクストステージへと移行出来た。




(6)映画『パラサイト 半地下の家族』の演技…パク・ソダム



今年最高に輝いていた俳優さん。

やさぐれ感が、またよかった。


(7)映画『マリッジストーリー』の演技…アダム・ドライバー

夫婦が離婚するまでの物語、、、というより、繰り返しになるが、これは演技合戦を堪能する映画。


(8)ラジオ番組での暴走…霜降り明星せいや

リモートで「おイタ」をやらかした芸人さんが、その週でどんな発言を展開するのか。

せいやはなんと、完全無視、120分をほぼネタで押し切って評価を上げた。

すげー面白かった。


(9)映画『ジョジョ・ラビット』の演技…トーマサイン・マッケンジー

主人公が成長するために必要だった、ユダヤ人少女との出会い。


彼女の清新な演技により、映画から嘘くささが消えている。


(10)相方のために…アンジャッシュ児嶋

相方さんが復帰するまでがんばってね。

元々好きなひとだったので、持ち堪えてほしい。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(353)』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする