Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

畳とティッシュと、エロ本と

2012-08-16 00:15:00 | コラム
腰を痛めた際はベッドではなく布団がいい―と、いろんなひとからアドバイスを受けたのに、ベッドが好きという理由からベッドで寝ていた。

にも関わらず。
腰痛が和らいだ現在になって、イマサラのように床(畳)の上で寝ている。

というのも暑さ対策のため、である。

節電は気にかけているけれども、昼間に寝る生活のため・・・というのはイイワケであることを自覚しているが、
もうひとつイイワケが許されるならば、現在、うちの団地は耐震工事中で、昼間はガガガガガガガガガガガガガガガとうるさい。
窓を開けて轟音を聞きながらzzz・・・出来るほど鈍感なヤツではないので、エアコンを微風にして寝る。

それでも暑い。

こりゃたまらん! と、畳に寝転んでみると、思いのほか涼しく、安眠を得ることが出来た。

この日以来、ずっと畳の生活? が続いている。

当然、自慰も畳の上である。

ただ独り暮らしの十六畳とはいえ、ものがいろいろとあるので、好きなところにゴロゴロ寝転がることは出来ず、「畳」睡眠の定位置は玄関付近となる。

頑丈なドアで遮られてはいるが、繊細なほう? だから、外の音がなにかと気になってしまうのがネックといえばネック。
いや、睡眠自体は無問題だが、自慰の最中の話である。

玄関のそばで全裸になって寝転び、周囲にはエロ本とティッシュ。
鍵がかかっているから見られることはないけれど、足音などが気になって自慰に集中出来ないのである。

結果、1時間を要して果ててやんの。

日ごろから時間がないといっているのに、こういうのを短縮すればいいんじゃね・・・って?

そういうわけには、いかんのだ。


結論。
雑音が気になるひとは、屋外のセックスとかは無理である。

というわけで。
ベッド以外で描かれた性描写の映画を挙げてみよう。


(1)『シェルタリング・スカイ』(90…トップ画像)

砂漠の真ん中で。

デブラ・ウィンガーの赤い帽子がポイント。
ある識者は、この帽子によって男(ジョン・マルコヴィッチ)は興奮したのだと。

ベルトリッチは、キューブリックよりもセックス描写が上手だった、、、ような気がする。

(2)『プレシディオの男たち』(88)

車のボンネットの上で。

メグ・ライアンはあまり好きではないのだが、これは主人公と代わりたい、、、と思った。

(3)『3-4X10月』(90)

いわゆる、カーセックス。

初期の武映画だから、描きかたは「じつに」そっけない。

(4)『バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト』(92)

路上。

セックスではなく自慰だが、あまりにも強烈なシーンなので特例の選出。

ハーベイ・カイテルがムスコを出してシコシコする。
目の前には娼婦・・・って、彼女らを相手にすればいいのに、卑猥な格好をさせるだけで交わらない、、、というのがクレイジー。

(5)『トゥルー・ロマンス』(93)

電話ボックスのなかで。

最後までイッたのかは分からないが、あの愛撫の描写は既にセックス。

相手がぴっちぴちのころのパトリシアなので、すごくうらやましい。

(6)『青春残酷物語』(60)

貯木場の上で。

太陽がギラギラしていたから、、、みたいな。

(7)『ナインハーフ』(86)

地下階段。

夜、しかも雨が降っているとはいえ、ちゃんとクンニの描写を入れるところなんか、さすがエイドリアン・ライン。

(8)『誘う女』(95)

大木の下。

相手がニコール・キッドマンなのだから、そりゃ、男はどこでだって頑張るがな。

(9)『タイタニック』(97)

そういえばこれも、カーセックスだった。

レオではなく、ケイトがリードというのが面白い。

(10)『ツイン・ピークス』(89~91)

自家用飛行機のなかで、しかも、(オードリーの)初体験。

テレビドラマだが、うらやましいシチュエーションなので。


※『シェルタリング・スカイ』の主題曲は、もちろんこのひとによるもの。
すばらしい。




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明日のコラムは・・・

『神軍平等兵、吠える。』

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シネマしりとり「薀蓄篇」(12)

2012-08-15 00:15:00 | コラム
しりあるき「らー」→「ら」るご・えんたていんめんと(ラルゴ・エンタテインメント)


「―日本企業が映画会社に出資するようになって、いろいろ変わったねぇ。先日も企画会議で、“これは大人の恋愛映画でして、マンハッタンの街角で中年の男女が出会い…”とまでいうと、それを遮って、“そこに出てくるのか、ゴジラが!?”って」

場内、爆笑。

これは、ある年の米オスカー授賞式における、司会ビリー・クリスタルのオープニングトーク。

ソニーのコロンビア買収(89年)をネタにしているけれど、
ほぼ同じ時期に日本企業「ビクター」が映画会社に出資、大物プロデューサー「ローレンス&チャールズ・ゴードン兄弟」と共同設立したのが、ラルゴ・エンタテインメント。

91年、その第一弾の作品となる『ハートブルー』(トップ画像)を発表。
キアヌ・リーヴスとパトリック・スウェイジを起用した新感覚の青春アクションで、のちに『ハート・ロッカー』(2008)で初の女性オスカー監督となるキャスリーン・ビグローが演出を担当する。
個人的にビグローはアクション描写に長けたひとだと思うので、新作も戦争を素材にしているというけれど、早いとこ「こっちの世界」に戻ってきてほしい・・・というのはあるが、それはまたべつの話。

『ハートブルー』はスマッシュヒットを記録し、ビクターもホッと胸を撫で下ろしたとか。

経済的な視点による「ジャパンマネーの脅威」については「さっぱり?」だったけれど、
日本の映画小僧として、「ビクター」の『JVC』が刻まれたオープニングロゴに触れたときは感動したものだった。

しかし。
映画制作において大事なのは金だけではない、豪腕プロデューサーの存在だけではない、
タイミングや「よいホン」だって必要なのだ―ということを、ビクターは思い知らされることになる。

90年代末に「消滅」するまでのあいだ、ラルゴは20本以上の映画を制作、しかし大ヒット作は生み出せず・・・

『不法侵入』(92…マデリーン・ストーが美しかったので、個人的にはセーフ)
名作のリメイク『ゲッタウェイ』(94…キム・ベイシンガーが美しかったので、個人的にはぎりぎりセーフ)
リー・タマホリの演出に注目が集まった『狼たちの街』(96…ジェニファー・コネリーが美しかったので、おおいに? セーフ)
『G.I.ジェーン』(97…デミ・ムーアの筋肉が美しかったけれど、リドリー・スコットが監督した割には・・・ということで、アウト)

などが話題になった程度で、全米興行にパンチを喰らわせるほどの痕跡を残せなかった。

兄のローレンス・ゴードンは20世紀フォックスの社長を経験したほどの男、
わずか2年で降格? したものの、
そのくらいの大物が関わっても、ダメなものはダメ、ダメなときはダメ、、、というのが、映画の世界の難しくて面白いところ、なのかもしれない。


さて。
もし自分が制作会社を立ち上げることになったら、どんな名前を冠するのか。

原一男が率いる「疾走プロダクション」というのがあるが、そういう格好いいやつがいいね。

10年くらい前から「これにしよう」と決めているのがふたつほどあって、

ひとつは『チーム・ティティナ』で、これは『モダン・タイムス』(36)より、チャップリンが初めて歌声を披露した『ティティナ』からいただいたもの。

もうひとつは、スコセッシ映画をそのままパクって、『チーム・グッドフェローズ』。

他力本願的過ぎて、これじゃあダメかな。


※ラルゴの代表作より。
しかしニック・ノルティといいチャズ・パルメンテリといいマイケル・マドセンといいクリス・ペンといいジョン・マルコヴィッチといい、
メラニー・グリフィスといいジェニファー・コネリーといい、
これだけ自分が好きな俳優が集まった映画も珍しい。





次回のしりとりは・・・
らるご・えんたていんめん「と」→「と」おいよあけ。

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シネマしりとり「薀蓄篇」(11)

2012-08-14 00:15:00 | コラム
すくりーみんぐ・まっど・じょー「じ」→「し」りあるきらー(シリアルキラー)


現実世界では「存在しないほうがいいに決まっている」が、
映画の世界とシリアルキラーは、たいへんに相性がよく、観客もまた、強烈で忘れ難いシリアルキラーの出現を心待ちにしている。

シリアル(=serial)って、なにかね。

シリアルナンバー(=通し番号)と同じで、「連続の」という意味。
つまりシリアルキラーとは、連続殺人者のこと。
コーンフレークなどの総称シリアル朝食は、Cから始まる「cereal」でまったく別のことば。

シリアルキラーの「いちおう」の定義は、

<1>複数を殺害していること、

そして、

<2>殺害行為そのものが目的であること。

「快楽殺人」であることが大事で、動機が怨恨にあったり、金銭目的であってはならない。

実在する・した犯罪者でいうと、
Мくん宮崎勤は明らかなシリアルキラーで、酒鬼薔薇少年は、シリアルキラーに「なりかけた」ということ。


彼ら―「100」ではないが、そのほとんどは「男」である―は、この世の闇の象徴。
だからこそ、映画でこの世の、人間の不可解さ・奇妙さを表現する際に多用されるキャラクター、、、なのかもしれない。


以下は自分が選出する、映画小僧を戦慄・震撼させたシリアルキラーな映画キャラクターたち。
「あいつもシリアルキラー?」と疑問を抱くキャラクターも入ってはいるが、広義の意味におけるシリアルキラー、と解釈してもらいたい。


(1)ヘンリー・リー・ルーカス……86年、『ルーカス』

実在したシリアルキラーの事件を描く快作+怪作。
ルーカス本人の告白によれば、300人以上を殺害している。

映画の特徴は「殺害のそっけなさ」で、それがかえって背筋を凍らせる。

(2)ベヴァリー……94年、『シリアル・ママ』

ブラック・コメディを信条とする、ジョン・ウォーターズの最高傑作。

たいした理由もなく殺人を犯す主婦ベヴァリーの日常を通し、現代社会を皮肉ってみせて痛快。

(3)ハンス・ベッケルト……31年、『М』

「デュッセルドルフの吸血鬼」の異名を持つ実在の殺人者、ペーター・キュルテンをモデルにしたフリッツ・ラングの大傑作。

とくに、市民裁判を描くクライマックスの展開に目を見張った。

(4)ジョン・ドゥ……95年、『セブン』

ブラッド・ピットの刑事はジョンに向かっていう、
「お前のやったことは、確かにワイドショーとかで騒がれるだろう。しかしみんな、すぐに忘れる」。

手のこんだジョン・ドゥの犯行は見事だが、刑事のいうとおり、、、のような気もする。

(5)謎のシリアルキラー……2003年、『殺人の追憶』

文末の予告編参照。
未解決というのがまた、事件を「より」不気味にさせる。

(6)ラスク……72年、『フレンジー』

優雅さとは対極にある、ヒッチコック晩年の傑作。
個人的には、ヒッチコック映画のなかでいちばん好き。

「ネクタイによる絞殺」に取り憑かれた男の物語で、随所にちりばめられたユーモアが光る。

(7)榎津厳……79年、『復讐するは我にあり』

米映画のシリアルキラーは「なんとなく」洗練されているが、日本のそれは、どこまでもいつまでもギトギトしていて、逆にそれがいい。

(8)ミスター・ブロンド……91年、『レザボア・ドッグス』

殺害場面そのものは、いっさい描かれない。
しかし。
ミスター・ホワイトの証言によると「無意味に銃をぶっ放した」ということなので、シリアルキラーに認定。

(9)バッファロー・ビル……90年、『羊たちの沈黙』

レクター博士の印象が強過ぎるが、「性転換手術を断られた末の犯行」という背景は、なかなかに考えられていて面白い。

(10)アンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ……95年、『ロシア52人虐殺犯 チカチーロ』

事件の背景に性的不能があったとされる事実が、ひじょうに興味深いソ連(当時)を代表するシリアルキラー。
本作は米ドラマ用に制作されたが、日本では劇場公開された。






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制服に、チップ

2012-08-13 00:15:00 | コラム
クリスマス前後、宅配ピザのアンちゃんネーちゃんがサンタの衣装を着るようになって、どのくらい経つのだろうか。

自分が20歳だったころにピザを注文し、失笑するほど似合わないサンタデリバリーがやってきたことがあったから、少なくとも18年の歴史はありそうだ。

ただそのときは、まだサンタの衣装は珍しかった。
だから着ているアンちゃん(確かドミノピザだ)も見るからに「嫌々」で、なんだか可哀想になり、チップのつもりで「お釣りはいいですよ」といったんだっけ。

たぶんその数年後から「慣例化」されていったのだと思う。
つまり18年前は「そんなもの着せられるなんて・・・」みたいな感じでクリスマスを迎え、ほんとうにイヤであればシフトに休みを入れるほかなかったが、
現在は「ぜひ着たい♪」と思うアンちゃんネーちゃんこそ、ピザ屋さんのアルバイトを選ぶようになった―のではないかと。
その証拠に、恐ろしく似合わないサンタデリバリーを見かけなくなったもの。みんなキュート、あるいはイケメンじゃあないかと。

先日―自宅で映画小僧たちによる呑み会が開かれた。
紅一点のМ美が「揚げたてのポテトが食べたい」と我儘をいうので、初めてマクドナルドのデリバリーを利用してみる。

300円のデリバリー料金が追加されるだけで、店のほとんどの商品を届けてくれる―まぁ、悪くないんじゃないかな。

約30分後、デリバリー到着。
玄関を開けて軽く驚いた、中堅クラスが届けているのかと思いきや、それはそれは可憐な、世間慣れしていない若い女子だったから、、、である。

しかし、「あの」制服ではなかった。

マクドナルドの店員ということは分かるが、なんというか、外回り用の、主張度の低い? 感じのヤツ。

いかにもパンチが弱い。
せっかくなのだからキャップをかぶり、意外とタイトな「あの」スカートで来てほしかった。そういう格好をしてくれれば、チップをあげた(かもしれない)のに。

しかしいいものだね、「持ち帰り」だと、どれだけ急ごうとも「ある程度は冷めてしまう」ものだが、デリバリーだとすべてが熱々だ。
こんど、また利用することにしよう。


「デリバリーチアガール」や「デリバリー話し相手?」みたいな新種の商売もあって面白い世の中だなぁと思うが、
かつて自分がはまったのは、まぁ想像出来るだろうが「デリバリーヘルス」である。

「上は体操着じゃなくてもいいから、下は絶対にブルマ」というオプションをつけ、90分で2万円くらい。
当時の相場からいえば、ちょうどいい感じ? の料金である。

玄関開けたらブルマ美女―というのが理想といえば理想だが、こっちだって世間体というものがある。ミジンコ以下くらいの小ささだが、あるにはある。
ヘルス嬢だってブルマ姿で玄関をノックするのは勇気が要るだろう、だから入室と同時に着替えるのがふつう。

友人Aも「かつて」デリバリーヘルスにはまり、その一部始終をビデオに録画して自分らに見せるという悪趣味なところがあった。
誰もオメーが果てるとこなんか、見たくねーよ、、、みたいな。

現在?

結婚したAはさすがに卒業し、自分も現在の団地に移り住んでからはおとなしくしている。
やけに静かなところだからね、ここは。AVの音量だって気にしなければならないのに、バッグにブルマを詰めたヘルス嬢は呼べないよ。

というかその前に、ハニーにボコボコにされるだろうし。


※映画とチップといえば、やはりこのシーンだろう。

ミスター・ピンク「くそ、あいつら最低賃金はもらっているのに、なぜチップをあげなければいけないんだ?」




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メビウスの葉

2012-08-12 00:26:53 | コラム
違和感を持たなかった―といえば、嘘になる。

ただ、あまりにも愛煙家からの評判が悪いので、敢えてJTの肩を持ってみようか。

メビウス、、、うん、まぁいいんじゃね? と。

唐突といえば唐突に過ぎるニュースであった。
海外戦略のために、JT産の煙草『マイルドセブン』が『メビウス』に名称変更するというのである。

下の世代であればあるほどウルトラマンを想起するであろうし、
使い古されたことばという印象があって、だから新鮮味に欠けるのだ。
それいったら、『Peace』だってそうなのだけれども。

ロングセラー商品である、本来であれば「そのまま」でいきたかっただろうが、名称変更そのものは「仕方のない決断」だったそうだ。

なぜって海外では、煙草に「マイルド」ということばを冠してはいけないから。

なるほど、確かに身体に害を及ぼす危険のある嗜好品に「マイルド」はあっていない、、、のかもしれない。
AVタイトルに「女子高生」は使ってはならず、女子「校」生と表記しているのに似ている。(そうか?)


まぁ味さえ変えなければ、そのうち違和感も消えていくことだろう。
スモーカーの世代交代を終えるまでのあいだは、『マイセン』という略しかたそのものは消えないはずだけれど。
(ところで自分は『セブンスター』の「ボックス」なのだが、「ソフトケース」と微妙に味が異なる・・・という意見、どう思う? 気持ちの問題という気がしないでもないが、「ちょっとだけ、ちがう」というひと、モノスゴ多いので)


どんなジャンルにおいても、ネーミングは難しい。
『平成』は最初から「いいね!」と思えたが、そういうケースのほうが稀だろう。

格闘技『PRIDE』亡きあとに生まれた『DREAM』には脱力した。ライバル『戦極』のほうがマシであったが、これまた古臭い感じがした。
後者は崩壊し、現在、前者も停滞中。
そういう意味では『PRIDE』というネーミングは格好よかったし、亜流を沢山生んだ『K-1』も素晴らしかった。

AVでは、長寿シリーズ『女尻』(めじり)がネーミングにおいては最高峰に位置する。
じつに明解で明快、どのユーザーに向けられているのかも「パッケージを見ずして」理解出来る。
『人間廃業』も素晴らしいが、ともかくこれらは10年以上も前のシリーズで、どうしたよ、最近のAVは!? と。(『ザーメン酔拳』も『出会って4秒で合体』も、悪くはないが……)

最近の映画でペケなのが、米作品『幸せへのキセキ』という邦題。
そのためか、佳作なのにヒットせずに終わっている。

原題は『We Bought a Zoo』で、『うちは、動物園を買った』みたいに訳せる。
こっちのほうが意外性に富み、ぜんぜんいいがな。

五輪がらみでいうと、「なでしこ」は完全に定着したが・・・
「フェアリージャパン」(新体操)って、気持ちは分かるがピンとこない。
バドミントンの「フジカキ」も、ペアだからって括ればいいってもんじゃ、、、みたいな。フジ「ガ」キだと発音し易いのに、フジ「カ」キというのは微妙に発音し難い、、、というのがポイントで。


まぁセンス皆無のザーメン臭野郎がひとのセンスにアレヤコレヤいう資格はないのかもしれないが、
意外なネーミングが定着したり、
「ぴったりだなぁ」と思っていたネーミングが廃れたり、
そこらへんがこの世の面白さ・・・だって、「きゃりーぱみゅぱみゅ」当たったし。

ということは、割と好きだった「めがねっこ」アイドル・時東ぁみが「トーキングプンプン」というふざけた名前で曲を出したのだが、これだって当たる可能性があるわけで。

それは、、、さすがにないか。

ごめんよ、ぁみちゃん!!(この、小さい「ぁ」表記は、けっこう成功していると思われる。個人的には・・・だが)





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