Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(74)クリント・イーストウッド(前)

2023-05-19 00:10:00 | コラム
本連載、初の3夜連続になります。
それはそれは、たいへんなキャリアのひとですからね^^

30年5月31日生まれ・92歳。
アメリカ出身。

イーストウッド御大について個人的に想起するのは、5つ。


①オスカー授賞式において、遅刻したチャールトン・ヘストンの代役としてプレゼンターを(途中まで)務める。

「ヘストンの出番のはずだが、なぜか現れない。そこで、三行以上の台詞をいったことがないボクが代わりをね」

場内、爆笑。



このことばは台本にないはずでアドリブでしょう、この自虐性すばらしい!!


②ソースが見当たらないので申し訳ないが・・・

たぶん『ミスティック・リバー』(2003)のころのインタビューかなにかで、

「観客より大事なものが、映画にはある」

と発言している。

これって、そーとーな覚悟だと思います。




③「戦争を美しく語るものを信用するな、彼らは決まって戦場に行かなかった者なのだから」

二の句が継げない発言でしょう、これは。
継ぐ必要もないだろうし。。。


④まぁ余計なお世話でしょうが・・・

女性の好みは一貫していて、長いこと付き合っていたソンドラ・ロックといい、



『許されざる者』(92)の娼婦ボスといい、


ねっ、なんか分かるでしょう。


⑤自分のモノマネのレパートリーでもある、

「Go ahead, make my day」

ハリー・キャラハンの名台詞ね。


けっこう似てるんですよ、このモノマネ。

もしお会いすることがあれば、披露してさしあげます^^


さて、カリフォルニア州カーメル市市長を務めた(2年間)ことでも知られるイーストウッドは(本人が自虐的に表現したように)長台詞の要らないアクション俳優としてスタート、あすの「中」では、そのあたりのキャリアをまとめてみましょう^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(74)クリント・イーストウッド(中)』
コメント (6)
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