お金のない世界「知恵の輪」 I realize world peace

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お金のない社会へ向けて「働くこと」

2013年09月05日 23時47分39秒 | Weblog
お金のない社会へ移行するために
お金に代わる「貢献ポイント」の導入を考えました。
そして
働くことの楽しみや喜びを書いてみました。
(2006年の日記をアレンジしました)

お金のない社会へ向けて「働くこと(1)」


大規模リサイクルセンターが全国に建設されて
失業者はまったくいなくなりました。
もちろん食べるものも住む所もみんな確保されました。

過労とか残業とか無くなって働く時間も少なくなり
休日もたくさん取れ家族はいつも楽しく暮らしています。

まだ独身の友人が遊びに来ました。

「ね~、僕今の仕事に飽きちゃったんだけど」
「おい、またかよ。これまでいくつ仕事を変わったんだよ」
「え~とね~、まだ5つしか変わってないよ」
「5つも変わればいくらなんでも適職は見つかろうに」

「正直言うとね、いろんな仕事を経験してみたいんだよね」
「一つの仕事をやり通す人もいるけどね」
「よく言われるんだよね~『お前は飽きっぽい』って」
「いろんな仕事をして良いこともあると思うよ」
「どんな良いことがあるの?」
「いろんな人の立場が理解できるだろ?」
「人の気持ちが少しは理解できるってことだよね」
「それにいろんな職を身に付けておくと便利だよね」

大規模リサイクルセンターに限らず多くの会社や職場で
貢献ポイントの流通が盛んになってきたおかげで
労働の流通が容易になってきたようです。
それは「利益」にこだわらなくても経営が成り立つことです。

若者の間で転職が一つの勲章みたいに評価されています。
「ねえ、マー坊さんはいくつ転職したの?」
「そうね~、僕は10個くらいかな?」
「けっこう変わったんだね~」
「うん、おかげでいろんな知識が入って人生おもしろいよ」
「マー坊さんの若い頃労働時間も決められていたんでしょ?」
「そうだよね、冬の寒い時なんかつらかったね~」
「近頃じゃ勤務時間も自由に選べるようになったよ」
「へ~、それじゃあ通勤ラッシュなんか無くなるよね」
「通勤ラッシュってもう過去の遺物だよ」

たしかに労働者が増えれば仕事量が変わらない限り
一人当たりの労働時間は少なくてすむんですよね。
しかも必要な生産量しか要らないんだから資源の無駄が無い。

「ところで、次はどんな仕事をしたいの?」
「そうなんだよね~結婚もしたいしね」
「結婚したら奥さんは仕事どころじゃないよね」
「結婚して子育てに専念するとなるとね~」
「そう言えば子育てにもポイントを支給する計画があるよ」
「それって育児支給って言う補助金みたいなものなの?」
「いやいや、そうじゃなく。育児もれっきとした仕事だよ」


コメント
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