お金のない世界「知恵の輪」 I realize world peace

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お金のない社会へ向けて「買い物(1)」

2013年09月08日 23時40分18秒 | Weblog
宮沢賢治のように生きてみたいと思った若者は
「お金の無い社会」を夢見ていた。
自分が自分らしく誰かの役に立つことをしたいと願い。
自分を活かす生き方をしたいと願い。
一つの行動を起こしました。

老婆一人住まいの農家へ行き
農作業や山仕事を手伝う。
田舎のことだからけっこう評判になるもので
スーパーに買い物に行くと店主が・・・

「おや、買い物かね?婆さんは元気かい?」
「はい、トイレットペーパーとおかずをチョット」
「じゃあ欲しいものを見繕って籠に入れて持って帰って」
「え?レジは?」
「あ~良いんだよ。付けておくから」
「・・・」
「婆さんの年金だけじゃお金は足らんだろう」
「すみません。ありがとうございます」

スーパーの店主は良い人でね。
生活苦の人にはたまにしかお金を取らないんですよ。
付けておくって言うけどね。
そのメモはすぐ捨ててしまうんです。

利益の上がらない商売なんて維持できるわけ無いよね。
利益が上がらなくても維持できる方法を実践しているんです。
店に置く弁当は弁当やさんがほとんど無料で置いてくれるんです。

じゃあ弁当やさんは何でほとんど無料で置いてくれるか?
それは数人の人件費しか払っていないんです。
弁当の食材はすべて無料で仕入れているんですよ。

魚も肉も野菜も調味料もすべて無料で仕入れるんです。
じゃあ魚屋さんも肉屋さんも八百屋さんもみんな無料?
そうなんです。
人件費以外の物はすべて無料なんです。

自然からとれた物はすべてタダなんですね。
加工するための人件費だけが必要なんです。
そして
ボランティアする人が多くなってくると・・・。
どうなるか?
想像できますか?


コメント
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