季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「鶏頭(けいとう)」

2019-08-06 04:28:15 | 暮らし
名言名句(686)

「真の恐怖は、沈黙を強いるものである」『光 秋』


昭和61年12月に出版した詩集にこの「ヒロシマのツル」を収め

ましたが、その中の覚書としてこの言葉を書きました。つまり、

私が長いこと、ヒロシマを書かなかった本当の理由を語った

わけです。私の個人体験だけではなく、生活のいろんな面でも、

語れない事柄は実に数多くあります。しかし、沈黙を強いられ

ることがらであっても、いつかは語ることになる、ともいえ

ましょう(光秋記述より)

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8がつから咲く花「鶏頭(けいとう)」

開花時期は、 8/10 ~ 12/10頃。
・熱帯アジアなどの原産。
 日本には万葉時代には
 すでに渡来していた。

・花が鶏の鶏冠(とさか)状に
 見えるのでこの名前になった。
 英語でも
 「cocks-comb」(鶏のとさか)。
 この花は、
 世界中のどの人が見ても
 「鶏のとさか」に見えるのだろう。

・花が丸くなって咲くものや、
 槍のようにとがるものなど、
 いろいろある。
 色は赤いものがほとんど。
 だいだい色のものもある。
・昔は草染めの原料として利用された。


・薬効   下痢、止血
・薬用部位 花穂
・生薬名 「鶏冠花(けいかんか)」

・薬効   婦人病
・薬用部位 タネ
・生薬名 「鶏冠子(けいかんし)」


・別名
 「鶏冠花」(けいかんか)、
 「韓藍」(からあい)。

・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭)
 9月3日の誕生花(槍鶏頭)
・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭)
     「個性」(槍鶏頭)


・「わが屋戸に
  韓藍(からあい)
  蒔(ま)き生(おほ)し
  枯れぬれど
  懲りずてまたも
  蒔かむとそ思ふ」
   万葉集 山部赤人

 「秋さらば 写(うつし)もせむと
  わが蒔(ま)きし
  韓藍(からあい)の花を
  誰(たれ)か採(つ)みけむ
   万葉集 作者不詳

 「秋風の
  吹きのこしてや 鶏頭花」
   与謝蕪村


(季節の花300より)






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