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季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「夏茱萸 (なつぐみ)」

2019-04-16 05:13:18 | 暮らし
名言名句(594)

「人間、謙譲と愛敬を忘れてはだめだ」『チャプリン』

『チャプリン自伝ー若き日々』は、世界の喜劇王チャプリンの苦難の若き日々が

描かれています。声の出なくなった母の代役として五歳で初舞台を踏んだものの、

それからは新聞売子、印刷工、おもちゃ職人、診療所の受付などの職業を転々とし、

12歳6カ月のとき、年齢を14歳と偽って俳優周旋所へ登録され、思いがけない

高級で一人前の俳優としての舞台を踏みました。その舞台は不成功でしたが、

チャプリンの演技だけは好評で、劇評で最大級の賛辞を得ます。その劇評を見せて

くれた老優が、チャプリンが天狗になることを戒めながら、この言葉を付け加えた

のです。老優の長年の人生経験から滲み出た言葉です。チャプリンは、1889年

4月16日、イギリスのイーストン・レーンで生まれました。

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4月から咲く花「夏茱萸 (なつぐみ)」

開花時期は、 4/ 5 ~ 4/末頃。
・6月~7月頃赤い実がなる。
 食べられる。
 ”グミ”。鳥の好物。

・夏茱萸と似たのに
 「唐茱萸(とうぐみ)」あり。
 実は唐茱萸の方が
 少し大きいらしいが
 なかなか区別つきませんので
 タイトルは両方にしました。


・「茱萸」の名前は、
 「含む実(くくむみ)」
  (実を口に含み皮を出す意味)
 が変化して
 「ぐみ」になった。
 また、渋みがあるため
 「えぐみ」から
 「ぐみ」になったという説もある。

 「夏」は夏の時期に
 実がなるからでしょう。
 「茱萸」を「ぐみ」と読まず
 「しゅゆ」と読むこともあります。
  → (参

考)山茱萸

・別名「シルバーベリー」
    (Silverberry)

(季節の花300より)






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季節の花「カロライナジャスミン」

2019-04-15 04:24:48 | 暮らし
名言名句(593)

「病気であることが不幸なのではない。健康であることが

幸福なのでもない。健康だと信じていることが幸福なのである」

『なだ いなだ』


健康な人はそれで幸せです。問題は、病気がちな人です。病気がちな人は、

兆候を体にあらわした病気であると同時に、心までも病んでしまうものです。

心が病むと、現実の病気も悪くなります。少なくとも、悪化の一途をたどり

ます。大事なことは、少々の病気なら、いや、本来は、自分は健康なのだ、

と信じ込むことです。この思い込みがないと、不幸を呼びます。本物の病気に

なってしまいます。現代人の心の病についての警告、と受け止めてもいいで

しょう。「病は気から」の格言を、思わず思い出させられる言葉の一つです。

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4月から咲く花「カロライナジャスミン」

開花時期は、 4/ 5 ~ 4/25頃。
・まっ黄色のラッパ状、筒状の花。

・アメリカのカロライナ州原産。
・「ジャスミン」とは
 植物学的な関係はないが、
 『アメリカの
  ノースカロライナ州、
  サウスカロライナ州に
  生えている、
  ジャスミンのような
  香りがする花』
 ということから
 こう呼ばれるようになった。
 たしかにいい匂い♪

・毒があるので、
 口には入れないほうがよい。
・「カロラインジャスミン」
 とも呼ばれる。

(季節の花300より)



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季節の花「花蘇芳 (はなずおう)」

2019-04-14 04:30:00 | 暮らし
名言名句(592)

「人を疑いて用うるなかれ、人を用いて疑うなかれ」『金史・煕宗紀』


外面だけで人は判断できませんし、また判断してはいけません。

しかし、印象のよしあしは大事です。選考資料とか本人の印象

などを総合して、あとで悔いのない採用を決めるべきです。

というものの、人を採るということは、なかなか難しいものです。

人事担当者の頭の痛いところですが、心の眼を開いて人の本性を

見極めたいものです。

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4月から咲く花「花蘇芳 (はなずおう)」

開花時期は、 4/ 5 ~ 4/25頃。
・中国原産。
 江戸時代初期の頃に日本に渡来。

・葉が出てくる前に
 ピンク色の小さい蝶形の花が
 たくさんかたまって咲く。
 木全体が花で埋まって見事な眺め。
 白花もときどき見かける。

・「蘇芳」という言葉は
 マレー語の
 「サパン」から来ている。
 また、この「蘇芳」から
 名づけられたのは、
 この花の色が、
 神代から重要な赤色染料と
 された”スオウ”の木の
 染汁の色に似ていることから。

・別名
 「蘇芳(すおう)」

・4月18日の誕生花
・花言葉は「豊かな生涯」

(季節の花300より)



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季節の花「母子草(ははこぐさ)」

2019-04-13 04:36:43 | 暮らし
名言名句(591)

「驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し」『平家物語』

周囲に、おごり高ぶる人間の幾人かを、誰もがもっています。鼻持ちならない、

と思っていても、諫めることが出来ない場合があります。とくに、生活のかか

っている組織の中の上司に、こういう人がいたとしたら、たまったものではあり

ません。ちょぅっとしたミスなどで怒鳴りつけられたりしたら、心の中で、念仏

のように、この文句を唱えることです。そうすることによって、じっと我慢する

こともできるのです。ただし、口に出してはいけません。静かに、心の中でつぶ

やくだけにします。と同時に、自分自身、驕れるものにならないように、常々

自戒することが大切です。

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4月から咲く花「母子草(ははこぐさ)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。
 (3月以前に咲きだすものも
  ときどき見かける)
・春の七草のひとつ。
 (春の七草では
  「御形(ごぎょう、または、
   おぎょう)」と呼ぶ。)

・柔らかいうす緑色の葉の先に、
 黄色の花が
 つぶつぶになってかたまって咲く。

・名前は「母」と「子」の
 人形(ひとがた)に由来する、
 との説がある。

・薬効   せきどめ
・薬用部位 全草

・昔は草餅の材料だったが、
 明治の頃から次第に 
 「蓬(よもぎ)」が
 材料にされるようになった。


・別名
 「ほうこぐさ」
   茎も葉も白い細かな毛に
   おおわれているために
   「ほうけた」ように
   見えるところから。


・「老いて尚
  なつかしき名の 母子草」
   高浜虚子

(季節の花300より)



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季節の花「春紫苑 (はるじおん)」

2019-04-12 04:51:25 | 暮らし
名言名句(590)

「青は藍(あい)より出でて藍より青し」『荀子・勧学篇』

青の染料は藍からとるが、その青は、原料である藍よりも青い、という意味で、

師匠よりも弟子の方が優秀であることのたとえとして挙げられていることを

知ったのです。なるほど、藍が先生で、青が自分か、と光秋氏は思いました。

「出藍の誉れ」と言った言葉も同じ意味ですが、同時に、そのとき、その言葉

も、しっかりと頭の中に刻み付けたのです。先生に言われてから三十数年経ち

ましたが、いまだに、先生の藍よりも濃い意青色になりきらないでいますが、

あのときのあの言葉の強烈な印象は、現在でも鮮やかです、と言っている。

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4月から咲く花「春紫苑 (はるじおん)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。

・”春に咲く「紫苑(しおん)」”
 から、
 「春紫苑(はるじおん)」と
 呼ぶようになった。
・道端でよく見かける。


・花は姫女苑(ひめじょおん)
 そっくり。

 以下、見分け方。

【春紫苑】
  花期が1ヶ月ほど早い。
   (4~5月頃)
  つぼみは下向きに
  ちょっと垂れる。
  白い花の部分はやわらかめ。
  葉っぱは茎を
  抱くような形で伸びている。
  茎は中が空洞。

【姫女苑】
  花期は夏(6月以降)。
  つぼみは上向きのことが多い。
  白い花の部分は
  ピーンと張っている。
  葉っぱは茎から
  ストレートに伸びている。
  茎には髄(ずい)という部分が
  詰まっている。


・別名
 「春女苑 (はるじょおん)」
   この別名の方で
   紹介している本もある。

(季節の花300より)




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