一日一言
金蘭(きんらん)の交わり
仲の良い友人が心を合わせて協力すると、
その力は硬い金を断ち切るほど協力となり、
友情の美しさは蘭の香りにも似ているという
中国の故事から、友人同士の親密な交わり
や固い友情をたとえる時に用いる。
★正岡子規と秋山真之は、子規他界するまで
金蘭の交わりを続けていた。
類語:①金石の交わり ②金蘭お契り
:③断金の契り ④断金の交わり
:⑤刎頸(ふんけい)の交わり
お正月用語
初詣(はつもうで)
年が明けてから、初めて社寺に参拝する
ことをいう。氏神様の神社仏閣にお参りして、
一年の無事と平安を祈る。
神社では、手を合わせて
「二礼、二拍手、一礼」が原則。
(お寺では「一礼」のみが原則のようだ)
一年中で一番花の少ない季節であるのでテーマを少し代えています。
春の七草「芹(せり)」
芹(せり)科。
・学名 Oenanthe javanica
Oenanthe : セリ属
javanica : ジャワ島の
Oenanthe(オエナンサ)は、ギリシャ語の
「oinos(酒)+ anthos(花)」が語源。
・田んぼや川べり、湿地に自生。
・1ヶ所に「せり」(競)合って
生えることから「せり」。
・食べられます。おいしい。
・春の七草のひとつ。
・食の味を味わうのは主に春だが、
花は夏に咲く。
白い小さな花が多数集まる。
・「丈夫(ますらを)と 思へるものを
大刀(たち)佩(は)きて
かにはの田井(たい)に
世理(せり)ぞ摘みける」
万葉集 薩の妙観の命婦
(さつのみょうかんのみょうふ)
「あかねさす 昼は田たびて ぬばたまの
夜の暇(いとま)に
摘(つ)める芹子(せり)これ」
万葉集
葛城 王(かずらきの おおきみ)
(季節の花300より)