名言名句(481)
「めでたさも中くらいなりおらが春」『小林 一茶』
小林一茶(1762-1827)のように、正月の目出たさを祝いながらも、
「おめでたいのもほどほどだなあ、わしの正月は・・・」と、自分
なりの目出たさを味わう人も少なくないでしょう。あまり気張らず
に生きる、ということも大切です。ひょっとすると、、正月は背伸
びしない生き方を再認識し、そしてその生き方を目指す朝であると
いえるでしょう。
宝暦13年、信濃国で生まれた一茶は、15歳の年に江戸へ出て俳句を
学びますが、継母と異母弟とを相手にして、長年にわたり父の遺産
分配のことで揉めていました。しかし、この句を作ったのはその
紛争も和解した文政2年の事で、一茶57歳でした。
===========================
1月から咲く花「薺 (なずな)」
開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
からの変化。
なでたいほどかわいい菜、
の意から。
また、夏に枯れて無くなることから
「夏無(なつな)」、
これが変化したとも。
・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・春の七草のひとつ。
・薬効 止血、目の充血
・薬用部位 全草
・生薬名 「薺菜(さいさい)」
・別名
「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ)
実が三味線の撥(ばち)に
似ているから。
・「妹(いも)が垣根
三味線草の 花咲きぬ」
与謝蕪村(よさぶそん)
「よく見れば
なづな花咲く 垣根かな」
松尾芭蕉
(季節の花300より)
「めでたさも中くらいなりおらが春」『小林 一茶』
小林一茶(1762-1827)のように、正月の目出たさを祝いながらも、
「おめでたいのもほどほどだなあ、わしの正月は・・・」と、自分
なりの目出たさを味わう人も少なくないでしょう。あまり気張らず
に生きる、ということも大切です。ひょっとすると、、正月は背伸
びしない生き方を再認識し、そしてその生き方を目指す朝であると
いえるでしょう。
宝暦13年、信濃国で生まれた一茶は、15歳の年に江戸へ出て俳句を
学びますが、継母と異母弟とを相手にして、長年にわたり父の遺産
分配のことで揉めていました。しかし、この句を作ったのはその
紛争も和解した文政2年の事で、一茶57歳でした。
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1月から咲く花「薺 (なずな)」
開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
からの変化。
なでたいほどかわいい菜、
の意から。
また、夏に枯れて無くなることから
「夏無(なつな)」、
これが変化したとも。
・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・春の七草のひとつ。
・薬効 止血、目の充血
・薬用部位 全草
・生薬名 「薺菜(さいさい)」
・別名
「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ)
実が三味線の撥(ばち)に
似ているから。
・「妹(いも)が垣根
三味線草の 花咲きぬ」
与謝蕪村(よさぶそん)
「よく見れば
なづな花咲く 垣根かな」
松尾芭蕉
(季節の花300より)