名言名句(299)
「味についていえば、奇妙なことに無情の形容詞が多い」『井上ひさし』
井上ひさい(1934- 2010)の『私家版日本語文法』にある
言葉です。この前に、本来人間は色は客観的で、音には冷静
ではいられない、とあり、続いて、ところが味の形容詞につ
いては無情が多い、とあります。これは、人間の視覚、聴覚、
味覚の反応あり方について触れているのですが、気になるの
は、味の形容詞と無情ととのかかわりりです。たとえば、味
を形容するものとして、「うまい、まずい、苦い、酸っぱい、
渋い、辛い」まどが挙げられています。「うまい」は無情と
ははなれるとして、その他は、直接、味覚に反応するものを
拒絶する含みの言葉といえるでしょう。なぜ、味を形容する
のに無情の言葉が多いのか。色には客観的であり、音には冷
静でいられないものの。色や音について述べる時、味を表現
する場合の無情みられません。
================================
6月から咲いている花「擬宝珠 (ぎぼうし)」
開花時期は、 6/10 ~ 7/20頃。
夏、涼しげな色で咲く。
・葉っぱは幅広で大きい。
・橋の欄干の上にある、
玉ねぎをさかさまにしたような
装飾物が「擬宝珠」。
この花のつぼみが
「擬宝珠」に似ていることから
この名になった。
・強い日光と猛暑が苦手。
日焼けしてしまうらしい。
イギリスや北欧では
夏は日本より涼しいので、
ガーデニングとしてよく使われる。
・春、若葉をゆでて
あえものにするとおいしいらしい。
・「大葉擬宝珠
(おおばぎぼうし)」は
主に山野に生え、葉っぱがでかい。
「小葉擬宝珠
(こばぎぼうし)」は
濃い紫色の花。
葉っぱは
それなりの大きさだが、
擬宝珠の品種の中では
小さいのかもしれない。
・「きぼうし」とも
「ぎぼし」とも呼ぶ。
(季節の花300より)
「味についていえば、奇妙なことに無情の形容詞が多い」『井上ひさし』
井上ひさい(1934- 2010)の『私家版日本語文法』にある
言葉です。この前に、本来人間は色は客観的で、音には冷静
ではいられない、とあり、続いて、ところが味の形容詞につ
いては無情が多い、とあります。これは、人間の視覚、聴覚、
味覚の反応あり方について触れているのですが、気になるの
は、味の形容詞と無情ととのかかわりりです。たとえば、味
を形容するものとして、「うまい、まずい、苦い、酸っぱい、
渋い、辛い」まどが挙げられています。「うまい」は無情と
ははなれるとして、その他は、直接、味覚に反応するものを
拒絶する含みの言葉といえるでしょう。なぜ、味を形容する
のに無情の言葉が多いのか。色には客観的であり、音には冷
静でいられないものの。色や音について述べる時、味を表現
する場合の無情みられません。
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6月から咲いている花「擬宝珠 (ぎぼうし)」
開花時期は、 6/10 ~ 7/20頃。
夏、涼しげな色で咲く。
・葉っぱは幅広で大きい。
・橋の欄干の上にある、
玉ねぎをさかさまにしたような
装飾物が「擬宝珠」。
この花のつぼみが
「擬宝珠」に似ていることから
この名になった。
・強い日光と猛暑が苦手。
日焼けしてしまうらしい。
イギリスや北欧では
夏は日本より涼しいので、
ガーデニングとしてよく使われる。
・春、若葉をゆでて
あえものにするとおいしいらしい。
・「大葉擬宝珠
(おおばぎぼうし)」は
主に山野に生え、葉っぱがでかい。
「小葉擬宝珠
(こばぎぼうし)」は
濃い紫色の花。
葉っぱは
それなりの大きさだが、
擬宝珠の品種の中では
小さいのかもしれない。
・「きぼうし」とも
「ぎぼし」とも呼ぶ。
(季節の花300より)