一日一言
敷居が高い
敷居が高くて出入りすることが難しい
という意味から、其の家の人に不義理
をしていたり合わせる顔がなかったりし
て、訪問し兼ねている状態を指して言う
場合に用いる。
★伯父には昔世話になり礼も言わずに
田舎を出て、今さら訪ねるのはどうも敷居
が高くて行けない。
歳時記
立秋
8月8日頃(2013年は8月7日)。および処暑までの期間。
太陽黄径135度。大暑から数えて15日目頃。
朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日。
立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋。暦の上では秋になりますが、日中はまだ残暑が厳しく、1年で最も気温が高くなる時期です。
この頃は、月遅れのお盆を前に各地で夏祭りが開催されます。
まだまだ夏のレジャーを楽しむ頃ですが、よく観察してみると秋の気配を感じることができます。夏の風と秋の涼やかな風が混在し始めます。空を見上げると、巻雲など秋の雲も見えますよ。
この日から、残暑見舞いになります。 ※残暑が厳しくても、出すのは8月末までに。
6月から咲いている花「夾竹桃(きょうちくとう)」
開花時期は、 6/10 ~ 10/15頃。
夏じゅう咲き続ける。
・葉が竹の葉のように
細く(狭く(夾))、
花が桃の花に似ているところから。
ピンク色が鮮やか。白もある。
もっとも多いのは
ピンク色で八重のもの。
・インド原産。
インド北部の河原に生え、
乾燥、洪水、猛暑、寒風に
鍛えられた。
江戸時代に中国経由で渡来。
・見た目はきれいだけど
有毒植物。
・大気汚染に強いので、
道路沿いの並木や
公園樹としてよく植えられる。
・百日紅(さるすべり)と
同じような時期に咲く。
・「病人に
夾竹桃の 赤きこと」
高浜虚子
(季節の花300より)