季節の花と言葉の花束

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季節の花「花梨(かりん)」

2011-04-11 05:53:03 | インポート

一日一言

烏の雌雄(しゆう)

「誰(たれ)か烏の雌雄をしらんや」から来た

言葉で、烏の雌雄は判別が死に句ところから、

外形が似通っていて区別しにくいことをたとえ

て言う場合に用いる。

★あの兄弟は、烏の雌雄のように区別が出来ない。


4月に咲く花「花梨(かりん)」

開花時期は、  4/  1頃~  4/20頃。 
・1000年以上前に日本に渡来。           
・実は香りよく、のどの薬として有名。       
  「カリンポリフェノール」という成分を     
  含んでおり、のどの炎症をしずめて         
  風邪やぜんそくのせきを止め、たんを取る。 
  中国ではそのいろんな効用から             
一益、二益、カリン百益」 
  と呼んでいる。                           

・実はかなり固くて酸味が強く、そのままでは 
  食べられないので、ハチミツ漬けやジャム、 
  果実酒などに用いられる。                 


・近縁種にマルメロがあり、果実もカリンに   
  よく似ているが、マルメロの方が           
  ややでこぼこで丸型なので区別できる。     
  マルメロは長野県諏訪地方で               
  たくさん栽培される。 

(季節の花300より)