一日一言
風上にも置けぬ
風上に置くと匂いがひどくどうにもならぬ
という意味で、品性が卑しく行動が見劣り
する人を蔑んで云う時に用いる。
「風上にも置けない」とも言う。
★あの男の卑劣な行動は、武士の風上にも
置けぬ所業だ。
冬の果実「夏ミカンの実」
蜜柑(みかん)科。
・学名 Citrus natsudaidai
Citrus : ミカン属(シトラス)
natsudaidai : ナツダイダイ
(夏橙、日本名)
Citrus は、レモンの木に対する
古い呼び名。これが属名になった。
・5月頃、白い5弁花が咲く。
・晩秋にだいだい色の実がなるが、
そのまま取らずに翌年の初夏までたつと
樹上で熟し酸味が抜けて食べやすくなる。
・本当の呼び名は「夏橙(なつだいだい)」
だが、商品名としてはいまいちだったため
「夏九年母(なつくねんぽ)」となり、
明治の末頃から「夏みかん」と呼ばれる
ようになった。
・江戸時代中期に山口県の仙崎(長門市)に
漂着した果実の種子が夏みかんの起源。
明治時代からは、仙崎の近くの萩地方へ、
また、次第に全国に普及した。
現在、山口県の県花になっている。
・だいだいに似ている。
・別名 「夏柑」(なつかん)
「夏橙」(なつだいだい)
(季節の花300より)