一日一言
うらなりの瓢箪(ひょうたん)
瓢箪の蔓の末の方に付いた実はつやがなく
味も良くないところから、顔色が青白くていか
にも弱弱しく見える人、また、そのような様子
を指して言う時のたとえに用いる。
★近所の不登校の子供は、家に引き籠り、
うら成り瓢箪のような精気の無い顔をしている。
4月から咲く花「あけび」
開花時期は、 4/ 1頃~ 4/ 末頃。
・つる性植物。
・名前は、実が熟して割れたさまが、人の「あくび」
に似ていることから「あけび」に変化していった。
また、実は熟してくるとぱっくり口をあけたように
裂けることから、「開け実」→「あけび」になった、
という説もある。白い中身は食べられる。
(右写真は裂けてきた状態)
つるの部分は利尿作用があり、漢字の「木通」は、
「小水が通じるつるの木」からきているらしい。
・木通の葉は5枚で丸っこく、
三葉木通の葉は3枚で、ふちは波状になっている。
・春の若菜は”おひたし”やお茶(アケビ茶)に
使われる。
・江戸時代は、実の中の種子から油を採った。
(季節の花300より)