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季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(沼津宿)

2007-11-23 06:57:32 | インポート

狩野川沿いに設けられた宿で、伊豆地方の物産を江戸へ輸送する港としても重要な役割をはたした所。今は宿場の面影を見ることは出来ないが、江戸時代から昭和にかけて続いていた渡し舟が現在、観光用に再現されていいる。

沼津港は今も漁港で賑わっている、魚のうまい街である。ここには沼津宿の本陣跡が残っていた。

15kmも続く東海道随一の景勝地、千本松原を抜けると、千本海岸に出る
ここの宿までの行程は短い、原宿まで5.9kmである。
原宿には、江戸中期の名僧、白隠(はくおん)ゆかりの松陰寺の名刹がある。



広重の沼津の黄昏図


秋の七草「桔梗」

開花時期は、  6/10頃~  8/10頃。 
・秋の七草のひとつ。                       
・漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」。
・別名  「桔梗」(きちこう)。             
・紫または白の、美しい花。                 
・漢方では太い根を干してせきやのどの薬     
  にする。また、この薬用成分のサポニンと   
  いうものは昆虫にとっては有毒なため、     
  昆虫からの食害から自らを守っている。     
  (キキョウサポニンと呼ばれる)           
・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れ
  られたり、江戸城には「ききょうの間」や   
  「桔梗門」の名前がある。                 


・開花直前の丸くふくらんだ状態がおもしろい。
  これは、開花前には花びらが互いのふちで   
  くっついたまま膨れていくため、           
  つぼみは風船のようにふっくらして見える   
  とのころ。                               
  プチュッとつまむと水がはじけ出る。       
  (花がかわいそうなのでやめましょう♪)   

・万葉集に出てくる「あさがお」は、この桔梗の
  ことだろうといわれている。               
・平安時代の辞書には                       
  「阿利乃比布岐(ありのひふき)」として載る
      → 「蟻(アリ)の火吹き」の意味。    
    蟻が桔梗の花びらをかむと、蟻の口から   
    蟻酸(ぎさん)というのが出て、桔梗の花の
    色素アントシアンというのを変色させる   
    ために、紫の花の色が赤く変わる。       
      (蟻が火を吹いたように見える)        

(季節の花300より)


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