給料の下落幅、過去最大に

国税庁が発表した調査では、民間企業に勤める人の平成20年の平均給与は429万6000円（男性532万5000円、女性271万円）で、前年に比べて1.7％（７万6000円）減少したとのこと。下落幅は過去最大となっていますが、中でも男性の給与下落が目立ちます（女性は横ばい。働きに出る人も増えていますからね）。

平成20年分民間給与実態統計調査結果について(速報)（平成21年9月）

今日で9月も終わりです。今年もあっという間にあと３カ月。まだ厳しい状況が続きそうですが、何とかあと3カ月を乗り切りましょう！

ＦＰ

週末からＦＰの集いが続きました。

金曜日の夜には所属する、ライフプラン倶楽部の年次総会があり、東京国際フォーラムへ。

政権交代により、民主党はこども手当の支給や高校教育無償化を打ち出すいっぽう、配偶者控除・扶養控除の廃止、公的年金控除額の拡大・老年者控除の復活などを検討しています。公的年金の問題も含めて、個人のライフプラン・マネープランに及ぼす影響は大きいですよね。

ということで、政権交代でライフプラン・マネープランはどう変わるのかを軸に今年は(FP向け)セミナーを開催していきたいといったことが話し合われました。詳細が決まりましたら、またご紹介したいと思います。


また、昨日はWAFP関東(女性FPの会)の勉強会で講師を務めました。

テーマはメディア出身ＦＰが教える「投資の王道を伝える工夫・裏話」でしたが、別に裏話はなく(苦笑)、投信をめぐる現状の説明や活用法、情報収集術、今後の課題などについてお話しました。終わったあとにランチ兼情報交換をしていたらあっという間に３時に!　女性ばかりであんなに盛り上がったのは久々です。　

日曜の朝からご参加いただいたメンバーの皆様、有難うございました。

連休もおしまい

シルバーウイークも終わりですね。

私は後半３日間は貯まった仕事を片付けようと思っていたのですが、ガングリオン問題で１日はお休みしてしまいました。

(ご心配をおけかしましたが、手の痛みはもう大丈夫です。あとは再発しないように祈るのみです！)

で、連休中、思ったほど仕事がはかどらなかったので、今日は打ち合わせ以外は事務所にこもって仕事をしました。「食生活とは関係ない」とは言われたものの、ランチはヘルシーな有機野菜のランチに。

秋は週末の仕事も増えるので、健康で乗り切らなくては、ですね！

痛い！

昨日、左手首にガングリオン(手足にできるしこり・腫瘍）ができて、注射器で中の粘液を抜きました。

すごく痛かったですが、とりあえず手術しないですんでよかったです

一昨日の夜から左手がじんじん、じんじん痺れてきたので、最初は脳梗塞かと思ってちょっと焦りました・・・(苦笑)。

ガングリオンができる原因はよくわからないということですが、再発も多いようです。再発を防ぐにはどうしたらいいのか、詳しい方がいたら、教えてください！

ジョインベスト証券

ジョインベスト証券が11月23日をもって野村証券に統合されます。詳しくはこちら。

これにより

－株式委託手数料の引き上げ
－投資信託の取り扱い167本が停止

ということになります。

取扱いが停止される投信の中には、「STAMインデックスシリーズ」や「PRUのマーケットパフォーマー」シリーズといった低コスト投信も含まれます。取扱が継続される投信はノーロードのものはほとんどありません。

こうした銘柄の積み立てを継続したい場合には、他の証券会社に移管しましょう。
→移管出庫の方法


ちなみに、
野村ほっとダイレクトのほっと割プラン（1日1回20万円以下の取引手数料無料)も11月23日で終了となります。→こちら。

私は野村ファンドネット証券に口座を持っていた悲しい経験があるので、今回は口座を開設していませんでした。今回のことで、ある意味、のぞむ顧客層がはっきりしたといえるわけで、これはこれでよかったのかもしれません。

山葵巻き

金曜日に突然温泉に行こうということになって、土日は伊東の温泉に行ってきました。伊東に行く時には夕食の付いていない宿に泊まるので、夜はてくてく歩いて外食。今回は松鮨に行きました。

このお店、地魚ももちろん美味しいのですが、他では食べられない、天城産の山葵を使った「山葵巻き」がおすすめ。穴子も山葵でいただくのが美味です。

大将は元々東京出身だそうですが、温暖な気候と水のおいしさに惹かれて移り住んだとか。75歳とうかがってビックリ！　また、行きたいお店です。

マネー誌になぜか・・・

「日経マネー」11月号の書評欄で『たりないお金』を紹介していただきました。ありがとうございます。

今月号の日経マネーに、作家あさのあつこさんのインタビュー記事が掲載されています。

見出しは「ちょっとでいいから希望を語る。それが大人の責任」。
お金とは直接関係ない話なのですが、思わず読んでしまいました。

あさのさんの代表作『バッテリー』は全６巻を読んだのはだいぶ前ですが、ひきこまれて一気に読破しました。児童文学ですが、大人が読んでも十分楽しめると思います。

積み立て革命

楽天証券が10月中旬から投資信託の積立金額を毎月１万円から1000円単位に引き下げると発表しています。
詳しくはこちら。

－１ファンドにつき1000円以上１円単位で自由に設定
－投資対象が396本

というのは画期的です。

従来、投信の積み立ては１ファンドにつき１万円以上が一般的だったので、自分で何本かの投信を組み合わせたい場合は毎月数万円の余裕がないと無理。１万円の予算ではバランス型をを購入するしか選択肢はありませんでした。

けれど、1000円以上１円単位で積立額を設定できれば、月々の予算が１万円とか、２万円の人でも投信を組み合わせることが可能になります。

リバランスについても、「解約は1円以上1円単位で可能。買い増しについては1回の注文あたり1000円以上1円単位で対応する」ということです。

いっぽう、日興コーディアル証券のイージートレード(オンライントレード)を利用しても、１ファンドに付き1000円単位で積立が可能でした（こちらは毎月の積立額が合計１万円以上必要）。これまでは日興アセットの商品が中心でしたが、住信アセットのSTAMインデックスシリーズも取り扱いを始めています。

この２年半で、投信積み立てはかなり進化してきていますね

新政権

民主党鳩山政権が誕生しましたね。

例えば、新政権で証券税制はどうなるのでしょうか？

・・・民主党ＨＰより引用・・・

金融所得課税改革の推進
本来すべての所得を合算して課税する「総合課税」が望ましいものの、金融資産の流動性等にかんがみ、当分の間は金融所得については分離課税とした上で、損益通算の範囲を拡大することとします。証券税制の軽減税率については、経済金融情勢等にかんがみ当面維持します。

・・・引用終わり・・・

公式見解は今のところ当面維持ですが、今後の動きに要注目です。詳しくはこちら。

また、郵政問題・金融担当大臣に国民新党の亀井静香氏が就任したりして、混乱が予想されます。当分、目が離せませんね。

バフェット氏の本

11月に日本経済新聞出版からカリスマ投資家、ウォーレン・バフェット氏の伝記『The Snowball－Warren Buffett and the Business of Life』の翻訳本が出るようですね。

それもあって、「日経ヴェリタス」ではバフェット氏の特集が組まれていました。
バリュー投資家として知られるバフェット氏ですが、分散ではなく、特定銘柄への集中投資が特徴。

「現在でもバークシャー・ハザウェイの普通株ポートフォリオの半分は、コカ・コーラや米銀大手ウェルズ・ファーゴなど定番の４銘柄が占めている」

「40年以上にわたって年平均20％以上の運用利回りをあげてきた」

というのはすごいです。

でも、それ以上にスゴイのは、
－日々、自家用車で自宅とオフィスを往復
－朝８時30分から机に向かう
－株式や債券のニューズレターを読む
－バークシャー・ハザウェイの所有する企業から届く報告書を読む
（傘下にある80社の事業報告書の数字はほとんどは暗記している）
－空き時間にはまだ投資していない数百社の決算書を読む

ということを繰り返しているところ!?

個別株投資は楽しいのですが(私もいくつかの個別株は持ってます）、普通の人はバフェット氏の言う通り、インデックス運用をベースに置いたほうがよさそうです。