About Money,Today

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

今年も終わり

2008-12-31 23:18:14 | リンク
今日は朝から掃除、買い物、おせちづくりと大忙しの1日でした。今日の収穫はすっごくお米に詳しいお米屋さんを発見したこと。たくさんの銘柄をそろえているだけでなく、「さっぱりしていて朝ごはん的なメニュー(納豆やのりなど)に合うならこれ」「あまりモチモチしていないのがいいならこれ」など、その人の好みや用途に合わせて提案をしてくれます。しかも、1kgから買えるので、気軽に試してみることもできます。

今年の年越し蕎麦は、昨日買ってきてもらった、「ほそ川」の生そばです。お土産は1人前900円(つゆ付き)とちょっとと高めですが、さすがに美味しいです!

明日はかなり早起きして鎌倉まで初詣に行く予定。かなり寒そうです。今年は相場が大荒れで大変な1年でしたが、さて、来年はどんな1年になるでしょうか。


仕事おさめ

2008-12-30 18:51:00 | リンク
今日まで仕事をして今年はおしまいです。ホントは終わっていないことも多々ありますが、気持ちを新たにまた年明けから頑張ります! 

ここ数年は信州の温泉でお正月を過ごすことが多かったのですが、今年は元旦(の早朝)初詣に行って、後は自宅でのんびり過ごそうと思っています。

ということで、明日はほんの少しだけおせち料理を作ります。久々に伊達巻もつくりたいですね。伊達巻きは一度作るとはまりますよ! クイジナート(フードプロセッサー)で白身魚と味醂と卵をガッ、ガッ、ガッとと合わせて、卵焼き器でゆっくり焼いて巻いたら出来上がりです。市販のもののように甘すぎないところがよいですよ。

復刊と私

2008-12-25 17:44:03 | リンク
久々に『週刊文春』(1月1日・8日新年特大号)を読んでいたら、「英知は復刊にあり」というコーナーの<復刊と私>というテーマの中で、懐かしいものを発見しました。

歌人の穂村弘さんがお書きになった『熱狂的に愛される本の気配(佐々木丸美「崖の館」)』という文章です。佐々木丸美さんといえば、高校性のころにとてもはまった作家さん。もちろん『崖の館』も読みましたし、これに『水に描かれた館』『夢館』を加えた、崖シリーズは特に好きでした。この3冊は文庫として復刊されているのですね。

ミステリーとしても面白いのですが、主人公の心理描写をそのまま文章にした感じがその当時とてもはまった一因。だいぶ年をくった(重ねた?)今読むとどんな感じなんでしょう。久々に読んでみたいという気持ちになりました。

目論見書の簡素化?

2008-12-22 19:27:00 | リンク
12月17日に、金融審議会金融分科会第一部会「ディスクロージャー・ワーキング・グループ」が開示諸制度の見直しについて公表しています。

投資信託については「交付目論見書」の簡素化などについて触れられています。具体的には個人投資家にとって利用しやすい形で情報を提供するという観点から、交付目論見書については「共通の記載項目」を決めて、標準化・統一化を図ることなどが示されています。詳しくはこちら

交付目論見書について、基本的な方向としては比較検討しやすいように共通項目を決めて、ファンド・オブ・ファンズのように複雑なものは追加情報を盛り込むということのようです。

共通項目は、
・ファンドの基本的性格
・手続きに関する事項(各種手数料、信託報酬、税金などの費用負担)
・主たる投資リスク
・運用実績に関する事項(分配・収益率の各推移、基準価額の推移など)
 
こうした提言を踏まえて、来年にも金融商品取引法やその関連法令の改正が行われる見通しです。ただ、案の段階なので、例えば、運用報告書については「簡素化すべきであるとの指摘があるいっぽう、開示を充実していくことが必要との指摘もあり・・・」と両論併記のようなかたちになっています。最終的にどういう形になるのかはまだわかりませんが、少しでも個人投資家が比較検討しやすい形になってくれるとよいのですが・・・。


来年に向けて

2008-12-20 19:40:56 | リンク
今週は神戸から東京に事務所を移転された、カン・チュンドさんの事務所におじゃました。
いま、中立的な立場で投資教育やファイナンシャルプランニングに取り組んでいる方々と組んで、プロジェクトというとオーバーですが、来年に向けてできることを模索しているところです。カンさんにも、ご協力いただきたく、おじゃましていろんなお話をしました。

ランチをはさんでいろいろお話したのですが、「そもそも投資に興味を持っていない人たちにどういうアプローチをしたらいいか」とか、「どうしたらFPが身近になるのか・根付くのか――など、様々な情報交換ができました。こうした前向きな話をしていると時間が過ぎるのがあっという間です! 具体的な話がきまりましたら、改めてご報告したいと思います。

カンさんは年明けにETFのセミナーも行うようなので、ご興味のある方はこちらまで。


ラップ口座

2008-12-17 21:04:02 | リンク
先日、知り合いの先生に久々にお会いしたところ、ラップ口座のことでかなりご立腹でした(ファンドラップでした)。預けた資産が半分に目減りしたこと、それなのに四半期ごとに高い手数料を支払わなくてはいけないこと――などがおもな原因です。レポートをみせていただくと、想定リスクが15%超とかなりハイリスクなポートフォリオになっています。ある程度のリスクを取ってもよいとご本人もおっしゃったそうなので、致し方ない部分もありますが、問題はそのあと。

担当者の方から、「ラップ口座だと結構な手数料がかかるので」と、ファンドラップはやめて、ふつうの投資信託にしませんかと言われたそうです。しかも、その投信は複雑な、元本確保型の外国投信(米ドル建て)・・・。

しかし・・・。ラップ口座で高い手数料を払って、半分に目減りしたところで、すべて解約して再び手数料の高い投信に乗り換えをすすめるというのはありなんでしょうか? すべてがこうとは思いませんが、今のような相場だからこそ、見識が問われると思うのですが・・。


指数

2008-12-16 18:27:40 | リンク
先日、取材の時にエマージング市場を対象としたグローバル株式指数である、「MSCIエマージング・マーケット指数」の組み入れ対象国をつい25カ国と言い間違えてしまいましたが、正解は24カ国です(ちゃんとすぐに訂正しました)。

具体的には、アルゼンチン、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、チェコ、エジプト、ハンガリー、インド、インドネシア、イスラエル、韓国、マレーシア、メキシコ、モロッコ、パキスタン、ぺルー、フィリピン、ポーランド、ロシア、南アフリカ、台湾、タイ、トルコです。

年初は25カ国でしたが、今年、ヨルダンがはずされたためです。こちらの指数は四半期ごとに見直されので、定期的なチェックは欠かせませんね・・・。





1月10日のイベント

2008-12-13 17:44:31 | リンク
来年1月10日のこのイベントに参加することになりました。

そもそもは、インデックス投資アドバイザーのカン・チュンドさんとやり取りをしているときに
「このイベント、おもしろそうなので、参加しようかな・・」
と竹川がメールしたところ、
(主催者の)えんどうさんに連絡しておきます、とカンさん。

私としては、一般参加者として「カンさんや(マネックス・ユニバーシティ代表取締役の)内藤忍さんのお話を気軽に拝聴しよう」というつもりだったのですが、えんどうさんから出演依頼が来てしまいました・・・。そこまできたら「女は度胸」ということで、お引き受けした次第。インデックス投資に興味をお持ちの方はぜひお集まりください。





タンス株

2008-12-12 17:25:30 | リンク
最近、知り合いから問い合わせが多いのは「こんなに投信が下がっているけどどうしたらいいか」と「株券が自宅にあるけど、このままだとマズイんだっけ?」の2つ。

後者については、来年1月5日から株券が電子化されますから、放っておくとマズイです。詳しくはこちら
もし自分や親ごさんが株券を持っているようであれば、早急に対応しましょう。証券保管振替機構に預託する場合、株券の証券保管振替機構への預託期限が今年12月19日までということなので、できるだけ早めに証券会社に問い合わせしたほうがいいでしょう。


リーマンのインデックスは?

2008-12-11 20:37:36 | リンク
バークレーズ・グローバル・インベスターズが一部債券ETFの名称を変更すると発表しています。詳しくはこちら。これはリーマン・ブラザーズが算出してきたインデックスがバークレーズ・キャピタルに統合されたことによります。

以前、雑誌の記者の方と「リーマン・ブラザーズが算出してきたインデックスはどうなるんだろう?」と話したことがありましたが、バークレイズになりましたね。