About Money,Today

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

仕事納め

2009-12-30 18:54:36 | リンク
今日で仕事納め。掃除と、やり残した作業などをせっせと片づけています。

といいつつ、週末は長野県の別所温泉に行ったりして、すでにややお休みモードです。11月末から週末の仕事がけっこうあったので、久々にのんびりできました。

別所温泉は上田から別所線で30分ほど。古い神社仏閣が多く、自然が豊かで、ほどよく鄙びているところが気に入っています。温泉に入って、散歩して、古くからある共同浴場に入って--としていると元気を取り戻せる感じ。おすすめです!

年内最後のブログです。
今年も有難うございました!

カブコムも1000円積立。しかも銀行口座も可能。

2009-12-29 23:52:30 | リンク
年末に嬉しいニュースが。
カブドットコム証券でも12月25日から「千円積立」ができるようになりました。


「毎月1,000円から積み立てできる「千円積立」を、「プチ株」と「投資信託」で開始」


積立の対象は135ファンド。
カブコムの場合、証券口座(MRF)だけでなく、銀行の預貯金口座からの自動引き落としにも対応している点が便利です。

先日、他の販売会社さんとお話していたときにお「銀行口座からの自動引き落としだと手数料がかかるから1000円からはキビしいのでは」というお話が出たばかりだったので、頑張ったのでしょうね・・・。

今年は楽天証券からスタートし、SBI証券、マネックス証券、そして、カブドットコム証券で締めくくり。本格的な1000円積み立て時代に突入です。




少額の上場株式等投資のための非課税措置も当初より縮小・・・

2009-12-24 11:40:59 | リンク
12月22日に閣議決定された平成22年度税制改正大綱における金融庁関係の主要項目の概要が正式に発表されました。

平成22年度税制改正大綱における金融庁関係の主要項目について


ここで、改めて金融庁が提出した平成22年度税制改正要望をみてみると、

「少額の上場株式等投資のための非課税措置」については
-毎年、新規投資額で100万円を上限(未使用枠は翌年以降繰越不可)
-非課税投資総額:500万円(100万円×5年間)

決定されたのは
-毎年、新規投資額で100万円を上限(未使用枠は翌年以降繰越不可)
-非課税投資総額は300万円(100万円×3年間)
-保有期間:最長10年間
-導入時期:平成24年1月1日(20%本則税率化にあわせて導入)

と金額・期間ともに圧縮されています。

その一方で、生命保険料控除の枠は拡大されます(平成24年1月1日以後の契約から適用)。今でも「保険料払いすぎ」と言われているのに、なぜ拡大する必要があるのか今一つわかりませんね・・・。

損益通算拡大はダメだったようで・・・

2009-12-22 17:18:50 | リンク
以前、ブログでも書いた金融庁の税制改正要望ですが、12月初旬に政府税制調査会(税調)の2次査定結果が公表されています。

注目点は2つ。

①少額の上場株式等投資のための非課税措置(いわゆる日本版ISA)については、上場株式等の配当等及び譲渡益に対する税率が現行の10%から本則の20%に変更される2012年から創設される模様。

②金融庁が要望していた金融商品間(上場株式、公募投資信託、預金、債券、先物取引)の損益通算の範囲を拡大については認めないこととし、2011年以降の検討課題とした。

損益通算拡大は先送りの模様。①については非課税口座がどうなるか、その開設時期・期間などを引き続き、追いかけていきたいと思います。

海外ETFも特定口座?

2009-12-21 16:39:27 | リンク
今日発売の「日経マネー」のなかで「金融商品・サービス 優良度番付2009」という特集があります(私もアンケートに協力させていただいています)。

さて、気になる番付、

2位「積立金額1000円に引き下げ」
3位「海外ETFの品揃ぞろえを拡充」
 
などなど、と続くのですが、
(詳細は雑誌をお読みください)

その中で
「海外ETFを特定口座で扱えるようにしたり、海外のマーケットが開いていると時間帯は取引できるシステムも導入する方向で検討」という前向きなコメントを発見!

その主は、楽天証券さんでした。

特定口座、期待してます!




国内ETF上場廃止

2009-12-18 20:05:15 | リンク
アップできなかったものをまとめてアップしますので、ご容赦ください。

大阪証券取引所に上場されている
NEXT Fund インド通貨ルピー連動型上場投信(1340)
NEXT Fund ブラジル通貨レアル連動型上場投信(1341)
NEXT Fund ロシア通貨ルーブル連動型上場投信(1342)

の3本が上場廃止⇒繰上償還となります。

上場投資証券投資信託の上場廃止申請に関するお知らせ
上場投資証券投資信託の上場廃止申請に関するQ&A

資産の減少が響いたようですね。
国内ETFについては売買が堅調なのは一部の銘柄に偏っています。個人だけでなく、機関投資家、長期投資家に加えて短期投資家など、様々な人たちが入ってこないと厚みはでてこないですね。


401kの運用に労組やコンサルが関われる?

2009-12-18 19:54:58 | リンク
401Kの改善に全力で取り組んでいるWerder Bremenから情報をいただきました。

企業年金連合会が401Kについて新しい運営指針をまとめています⇒こちら

労働組合や外部のコンサルタントが、確定拠出年金の契約先金融機関の選定や運用商品が妥当かどうか監視する仕組みを導入するということです。

期待利回りを下げれば、企業側の負担が増えるので、これはまず無理でしょう。そうすると、すっごくコストの割高でしかも運用成績が悪いアクティブファンドから低コストのインデックスファンドを入れる流れも少しはでてくるかもしれません(法的拘束力はないですが、すこしは改善の糸口になるとよいですね・・・)。

別途、中小企業の総合型401kについてもご意見を頂戴したのですが、こちらはもう少し調べてから書きたいと思います。



セゾン投信の年末大感謝祭

2009-12-18 18:32:19 | リンク
16日の夜は六本木のワールドインベスターズ・トラベルカフェで開催された、
セゾン投信の『純資産総額300億円目前! 年末大感謝祭』に言ってきました。

忘年会シーズンのため、結構アットホームな会でしたが、「竹川さんの本を読んで投資に興味を持ちました」などと嬉しいことをおっしゃってくれる個人投資家の方とも交流できて良かったです。

岡本和久さんや「投資信託事情」編集長の島田千保さん、コモンズ投信の渋澤健さん、それにrennyさんも参加されていて、情報交換もできました。

300億円というところにはもう少しで届きませんでしたが、純資産総額は確実に積み上がってきています。いつまでも”個人投資家の目線”で考える会社であってほしいですね。

実はその前日も、セゾン投信の中野さんとはワールドインベスターズTV「はる寿司へようこそ!」の収録でご一緒させていただきました。

ゲストだったのに、この記事を受けて、
「さよなら バランス・ファンドと言われてますが、(バランスファンドを運用する会社の社長である)中野さんはどうお考えですか?」

とすごいツッコミをしてしまいました・・・(汗)。
(中野さんの返答はウエブをご覧ください。年末にはアップされるようです)


公的年金運用の行方

2009-12-12 21:25:20 | リンク
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の中期目標期間が今年度(平成21年度)末で終了することから、現在その見直し作業が行われています。

そして、その運営の在り方に関する検討会の民間メンバーに山崎元氏が選ばれています。そのほか、小幡績氏(慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授)なども選ばれていて、なかなか面白い議論が期待できそうです。11/30には一回目の検討会が行われています。

メンバーはこちら

そのなかで、どんな議論がなされるのか非常に興味があるのですが、
「議論の途中経過が市場に影響を及ぼすこと等が考えられることから、原則として非公開とさせていただきます」とのこと。

年内に論点整理があるようなので、なるべく詳細な内容を公開してほしいものです。

マネックスもイーマクシスシリーズの取り扱い開始

2009-12-11 19:21:35 | リンク
マネックス証券が三菱UFJ投信の「eMAXIS」シリーズの販売を開始すると正式に発表しています。
詳しくはこちら

住信アセットのSTAMインデックスシリーズと、マネックス資産設計ファンド(育成型)に加え、こちらも毎月1000円から積立ができるようです。

ただ、こちらをみると、eMAXISシリーズは銀行口座からの引落しには対応していません(MRFとセゾンカード引落口座のみ)。

また、STAMインデックスシリーズ、マネックス資産設計ファンド(育成型)とも商品説明のところをみると、

「※ 銀行積立(お客さまのご登録の金融機関口座からの引落しによる積立)は10,000円以上1,000円単位となります」との注が・・・。

銀行口座からの自動引き落としについては従来通り1万円以上ということのようです。