About Money,Today

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

業務連絡

2013-08-29 19:24:43 | 近況

8/30(金)はお休み致します。緊急の場合はメール(または携帯)にご連絡ください。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。


1年間継続して資金純増のファンド(2013年7月末時点)

2013-08-26 16:34:05 | 投信

『投資信託事情』2013年9月号が届きました。毎月恒例の「1年間継続して資産純増の人気ファンド」を見てみましょう。これは1年以上継続して、資金の流入額から解約額を差し引いて、資金が純増している投信を調べたものです。

2013年7月末時点で「1年間継続して資産純増のファンド」(純資産30億円以上、DC、SMAなどの専用ファンドを除く)は37本(前月比▲4)。順位は1年間の資金増加額の順です。ここでは、毎月分配型以外の投信をピックアップしてみます。

27位;野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(野村AM)
28位;UBS世界公共インフラ政権投信(通貨選択型)年2回(UBS AM)
31位;ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)
32位;ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス、2年以上)
34位;結い2101(鎌倉投信、2年以上)
35位;SMT国内債券インデックス・オープン(三井住友トラストAM)
36位;SBI資産設計オープン・資産成長型(三井住友トラストAM、2年以上)
37位;コモンズ30ファンド(コモンズ投信、2年以上)

*登場ファンドはさらに減少し、37本に。毎月分配型を除くと8本という結果に!


【NISA続報】マネックス証券、米国株・中国株に対応

2013-08-19 18:25:14 | NISA

8/16に、マネックス証券が「NISA口座で米国株・中国株(ともに海外ETFを含む)の取引が可能になる」と発表しています。これで、楽天証券、SBI証券に続き、マネックス証券でも海外株・海外ETFが購入できることになりました(取り扱い銘柄等は各社異なる)。ただし、取引が可能になるのは「2014年春を目処」としています。
詳細はこちら

マネックス証券、情報を小出し(変更含む)にしてきますね…。同社は投資信託の銘柄数や商品ラインアップについてもまだ確定してないので、そろそろ確定させてほしいです。

また、海外株・海外ETFについては、「株価×単元株数×為替」を考えて、年間のNISA口座の枠(100万円)に収まるように購入する必要がありますが、「どの時点の為替レートを適用するのか」「売却したときに外貨MMFに入れられるのか」といった細かい点がまだ明確になっていません。商品を発表するのはもちろんですが、実際にNISA口座で購入・売却をする際にどのような形になるのかは、知りたいところですよね。その辺がわからないと、NISAでそもそも海外株・ETFを選択肢をして考えるべきかどうか…その判断ができませんから。


9/6(金)19時~NISA勉強会&意見交換会を行います

2013-08-16 19:26:55 | NISA

SBI証券の個人型確定拠出年金、「EXE-iシリーズ」5本を追加!

2013-08-12 13:10:52 | 確定拠出年金

8/5から、SBI証券の個人型確定拠出年金(個人型DC)に低コストの「EXE-i(エグゼアイ)シリーズ」が追加されました。

EXE-iシリーズ(SBIアセットマネジメント)
EXE-iについてのよくある質問

これまで、口座管理料は安いけれど、新興国のインデックスファンドもなく、他のインデックス投信のコストも高めと、品揃えがいま一つだったSBI証券。これで、ようやく比較的低コストのインデックスファンド(厳密にはETF等に投資をするファンド・オブ・ファンズですが…)が加わりました。そして、新興国株式やグローバル中小型株などにも、投資できるようになりました。

8月5日から、追加されたのは、以下の5本です。
(カッコ内は運用管理費費用、実質的な負担、ともに税込)

・EXE-i 先進国株式ファンド (年0.2415%、年0.3515%程度)
・EXE-i 新興国株式ファンド (年0.2415%、年0.4355%程度)
・EXE-i グローバル中小型株式ファンド (年0.2415%、年0.5155程度)
・EXE-i 先進国債券ファンド (年0.2415%、年0.4415%程度)
・EXE-iグローバルREITファンド (年0.2415%、年0.5315%程度)

先日の野村証券の個人型DCのニュースといい、最近、個人型DCではGood ニュースが続いていますね。NISA(少額投資非課税制度)効果もあるのでしょうか!? これから始めるかたにとっては朗報だと思います。個人事業主・フリーランスといった第一号被保険者の方や、企業年金制度のない会社員の方は、老後資金をつくるという目的であれば、個人型DC、検討してみてもいいと思いますよ。

<ご参考>
個人型DC、琉球銀行に強力なライバルが出現!?


インデックスファンドの構成国が変わります!

2013-08-07 11:22:32 | 指数

特定の指標に連動して動く「インデックスファンド」ですが、このインデックス(指数)の中身は時代とともに変わります。

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社(MSCI)が開発した代表的な株式指数のうち、

・MSCIコクサイ インデックス
・MSCIエマージング・マーケット・インデックス
・MSCIフロンティア・マーケット・インデックス

は今年(2013年)11月、そして、2014年5月に構成国のいくつかが入れ替わります。構成国がどう変わるのかを
こちらのコラムでまとめています。
よろしければご覧ください。


【NISA続報】マネックス証券、「分配金再投資コース」も取り扱い

2013-08-06 14:56:25 | NISA

マネックス証券はNISA口座で公募株式投信の「分配金再投資コース」も取り扱い、積み立てにも対応するようです(「分配金受取コース」は積立不可)。 

6月初旬に行った『日経マネー』8月号のアンケートでは、「積立できない」という返答でしたし、ホームページでは「公募株式投資信託(分配金受取コース)」という表示だったのですが、取り扱い商品・サービスがいつの間にか変わっています(苦笑)。詳しくはこちら
(『NISA活用入門j』をご購入頂いた方、申し訳ございませんが、修正してください) 

●マネックス証券におけるNISA取扱商品
・ 「国内上場株式」
・ 「国内上場投資信託(ETF)」
・ 「国内不動産投資信託(REIT)」
・ 「国内上場投資証券(ETN)」
・ 「公募株式投資信託(分配金受取コース)」
・ 「公募株式投資信託(分配金再投資コース)」 ⇒こちらについては積立サービスにも対応

*投信の取り扱い本数、年ごとの平均取得単価が表示されるか等々は現時点ではわからないとのこと。

取り扱い商品も、サービスも、システムと、各社との年末までにまだまだ変わりそうな気配…。新たに分かったこと、変わった部分はフォローしていきたいと思います。が、やはり慌てて金融機関を選択しないほうがいい気がしています…。


個人型確定拠出年金、琉球銀行に強力なライバルが登場!?

2013-08-05 17:29:21 | 確定拠出年金

先日、一般社団法人バトンさんが主催するセミナーで「個人型確定拠出(DC)年金」のお話をしました。詳細はこちら

実は個人型DCのセミナーは2回目ということで開始前はちょっと緊張しましたが、参加者の皆さんの「聴く力(笑顔+うなづき力)」に支えられて、和やかな雰囲気で終わることができました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ちなみに、個人型DCについてお話する機会がないのは全くオーダーがないからです(苦笑)。個人型DCはもっと知られてもいい制度だと思いますので、少しずつこうした機会を増やしていきたいと思っています。

その中でも触れましたが、個人型DCでちょっとしたニュースがありました。すでにいくつかのブログで取り上げられていますが、野村証券の個人型DCの品ぞろが良くなったことです。

<ご参考>
●cubの日記「個人型確定拠出年金にちょっぴり嬉しいニュースが」
●吊れられた男の投資ブログ(インデックス投資日記)「NISA効果? 野村證券の確定拠出年金がパワーアップ」

具体的には低コストインデックスファンドのが加わったことです(カッコ内は運用管理費用、年率、税抜きの数値)。
・日本株:野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX (0.19%)
・国内債券:野村DC国内債券インデックスファンドNOMURA-BPI総合 (0.16%)
・先進国株:野村DC外国株式インデックスファンドMSCI-KOKUSAI (0.22%)
・新興国株:野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け) (0.56%)
・先進国債券:野村DC外国債券インデックスファンド (0.21%)
・新興国債券:野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)(0.55%)

個人型DCは
①口座管理料の安さでいえば、スルガ銀行、SBI証券
②低コストインデックスファンドの充実度でいえば、琉球銀行、岩手銀行
という流れでした。

これまで、野村アセットマネジメントの低コストインデックスファンド(DC専用)は、琉球銀行や岩手銀行で採用されていましたが、ご本家、野村証券では取り扱いがありませんでした。野村証券の個人型DCは、セブン銀行の定期預金やMMF(マネー・マネジメント・ファンド)などもそろっていて、これでグンと充実しました。いい方向に変わるのはよいことですね!