About Money,Today

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

楽天証券が積み立てスタート

2008-02-27 19:45:08 | Weblog
楽天証券がいよいよ3月16日から投信の積立サービスを開始するそうです。

積み立てできるのは48ファンド(6月以降に100銘柄程度に拡大予定)。
ちなみに、インデックスファンドは
DIAM 日経225ノーロードオープン(DIAMアセットマネジメント)
MHAM 株式インデックスファンド225(みずほ投信投資顧問)
ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン(ステート・ストリート投信投資顧問)
PRU・海外株式マーケット・パフォーマー(プルデンシャル・インベストメント)
PRU・海外債券マーケット・パフォーマー(プルデンシャル・インベストメント)
が対象です(いずれもノーロード)。

積立日は1日~28日のなかから任意で設定できます。買い付けは預かり金かMRF口座からという点はちょっと残念ですが、金融機関からの引き落としサービスは今後導入する予定としています(時期は不明)。今後の動きに注目したいところですね。

浅野屋さんのパン

2008-02-26 18:47:38 | Weblog
今日は、経理をお願いしているTさんが仕事場にきました。そのときに持ってきてくれたのが浅野屋さん のパン。私はお米好きなのですが、ここのパンは好きなのです。

忙しいとついつい「おいしいものを食べると幸せだあ!」となってしまい、体重もアップしてしまいがち。特に、昨年の11月に交通事故に遭ってからしばらく病院通いをしていたせいで、スポーツジム通いが途切れてしまったことも大きいです。そこで、今週から仕事場のそばのヨガ教室に通うことにしました。これで少しは体が軽くなるとよいのですが・・・。


質問募集中

2008-02-24 18:21:58 | Weblog
3月16日にセゾン投信の1周年記念セミナー(東京会場)で、「国際分散投資」をテーマに、セゾン投信の中野晴啓社長とバンガード・グループ駐日代表の加藤隆氏さんと対談を行います。
私は個人投資家の目線でお2人にお話を振りたいと思っていますので、「国際分散投資についてここが知りたい」とか、「セゾン投信(やバンガード)についてここが疑問」などなど、「こんなことを聞いてほしい」というご希望があれば、お意見をお寄せください(特に会場にお越しいただけない方)。代表して質問してきます。結果については、後日ご報告したいと思います。

インデックス君10人

2008-02-22 21:26:19 | Weblog
『日経マネー』4月号の特集、「資産倍増計画」の中でコメントをしているのですが、その中の「インデックス君10人の運用術」は興味深いものがあります。

水瀬ケンイチさん
rennnyさん
Nightwalkerさん
をはじめ、インデックス運用では“超”著名なブロガーさんたちが金融ポートフォリオや運用目標、運用上のポイントなどを公開しています。
運用する上では、理論だけではなく、いかに実践・継続していくかという点が重要だと考えているので、実際に運用している人たちの意見や方法を知ることは意味があると思います。これからインデックス運用をはじめようと思っている方には参考になるのではないでしょうか。
でも、インデックス「君」とあるように、男性ばかりなのはなぜなんでしょう? 女性はインデックス運用好きの方はあまりいないのでしょうか?? 

ファンドの平均年齢は6歳以下!?

2008-02-21 20:17:34 | Weblog
先日、「Fund MANAGEMENT」(野村アセット)を読んでいたら、日本ではファンドの平均年齢(ファンドの平均運用期間)が6年に満たない、現在運用中のファンドの9割が1998年以降に設定されたものという記事が載っていました。1990年代前半までは単位型が主流だったという背景はあるものの、かなり短い印象を受けます。

以前、長期の資産形成を考えると良質な投信の存在は欠かせないということを書いたことがありますが、現状はまだまだ遠いようです。
新規設定+大量販売に踊らされず、(運用会社や販売会社はもちろん)個人投資家も含めて、これからは息の長い投信を育てていく努力が必要だと思います。


対談

2008-02-20 22:54:51 | Weblog
午前中は日経マネーの企画で、FPの福田啓太さん・深野康彦さんと対談をしました。ベテランFPのお2人は話すのがうまい&早い方なので、マイペースの私は最初ついていけず・・・。今回のテーマ(投信関連)はちょっと答えるのが難しい面もあって、苦労しました(詳しくは3月発売号の日経マネーをお読みください)。
午後からは来月のセミナーの打ち合わせと資料づくりに追われ、あっという間の一日でした。

勝間さんのセミナー

2008-02-18 09:54:19 | Weblog
先週末(金曜日)の夜に、仕事を切り上げて六本木ヒルズアカデミーに超ベストセラー作家である勝間和代さんのセミナーに行ってきました。内容は『決算書の暗号を解け!』に沿ったもの。赤字を黒字にするためのテクニックや経営者が益出しに駆り立てられる理由などについてわかりやすく解説してくれました。個人的にはケーススタディが面白かったです。「あ、この会社のことだな!?」とピンときたり(苦笑)。私もたまにセミナーをするので、非常に参考になりました。でも、私はあそこまで流暢にスパッと説明できないなあと反省。
セミナー終了後、サインをもらおうかとも思いましたが、司会の方が「限定○人」とおっしゃっていたので、ファンの方を押しのけてもらうのも悪いと思い、早々に会場を引き上げました。

一部解約サービス

2008-02-13 21:41:20 | Weblog
今日は丸の内の日経ノティオで18時から「資産形成に役立つ投資信託選び」ということで、セミナーを行いました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。壇上に水を持っていくのを忘れてしまい、途中から喉がかすれ気味で聞きずらかったかもしれません。すみません・・・。

資産運用のコア(核)部分はインデックスファンドの組み合わせるか、低コストのバランス型ファンドを保有する方法があるということ、「定額積み立て」で楽ちん投資が基本ということなどをお話しました。
ただ、こうしたセミナーでは参加してくださる方の年齢などもまちまちなので、やや困ることもあります。若い方であれば、資産分散+定額積み立てをベースに考えればよいと思うのですが、リタイア間近の方やリタイア後の方などに対してはやや違ったアプローチも必要になると感じるからです。
特にリタイア後には運用しつつ「使う」という視点も必要になってくるでしょう。そうなったときに「低コスト」で再投資できる投信をただ積み立てるだけでなく、いかに解約するかという視点も大切です。
ただ、この点に関しては、ネット証券でも「金額」ではなく、「口数」単位でしか解約できない会社もあったり、ありがとう投信のような毎月一定額ずつ自動的に解約していけるようなサービスがなかったりと、現状で使い勝手がよいとはいえません(毎月自動的に解約できるサービスは野村證券でも一部の投信で可)。今後、投信で資産形成をしていくのであれば、最終的に「楽ちんに解約できるか」というところまで併せて考えていく必要があると感じますね・・・。

添え釜

2008-02-11 18:44:12 | Weblog
土曜日は銀座の松屋デパートで生け花展の添え釜がありました。初めて人前でお点前をするのでかなり緊張しましたが、なんとか終えることができました。

もともとは着物を着る機会をつくりたいと思ってお茶を始めたわけですが、実際には仕事に追われて、茶道も着付けもなかなか上達しません。
(ちょっと記憶は定かではないのですが)、たしか中村橋之助さんと結婚された三田寛子さんが新婚旅行でオリエント急行に乗ったときに、自分で着物を着てディナーに行ったときに「ブラボー」と言われてワインだか、シャンパンだかをご馳走されたということ読んだ(もしくはテレビで観た?)ことがあり、「私も年をとったら自分で着物を着て、オリエント急行に乗るんだ!」と思ったものです。着物はなんとか着られるようにはなりましたが、まだよれよれよれです・・・。

有名人などが高いブランドを持っていると非難されたりしますが、個人的にはお金に余裕のある方にはお金を使ってほしいなあと思います。例えば、着物や帯なども買う人がいなくなれば、伝統的な技術なども廃れてしまいますから。といいつつ、まだまだそこまで余裕がない私は、人から頂いたものを着ていることが多いのですが・・・。

リスク管理(その2)

2008-02-08 23:15:25 | Weblog
先日発売された、週刊東洋経済臨時増刊『投資信託ベストガイド』(東洋経済新報社)を読みました。臨時増刊で1000円と高めですが、長期分散投資や最適資産配分のつくり方といった、押さえておきたい基本がひとおおり書いてあるので、投資信託の基本的な考え方が学べると思います。イボットソンのデータをもとにした、「想定年間最大損失率別」のポートフォリオ例なども掲載されているので、資産配分やリスク管理を考える上では参考になるのではないでしょうか(個人でいちから計算するのは容易ではないので、こうしたものをいくつか参考にして自分でカスタマイズするといいと思います)。年間の損失率と金額がイメージしたうえで投資ができると、精神的にもかなり楽になると思います。

こういうデータをみると、例えば、店頭で投信を買うときに「私はA投信とB投信を持っているんですが、C投信を○万円くらい買ったら、リスクはどの程度になりますか」と質問したら、スパっと答えてくれないものかと思ってしまいます。それくらい教えてくれるなら、多少販売手数料が高くても納得する気もします(販売会社は投信のデータを持っているはずなので、やろうと思えば、できる気もしますが・・・)。でも、なかなかそれは難しいでしょうね・・・。