昨日の日経金融新聞に「米で投信手数料が急低下」という記事が出ていました。
「米投資信託協会(ICI)によると、投資家が株式投信に払う手数料の運用資産に占める割合は二〇〇六年で前年比〇・〇四%低下し一・〇七%だった。割合は調査を始めた八〇年(二・三二%)の半分以下になった。(以下、略)」
この手数料は、「販売手数料」と「運用報酬とその他の投信管理手数料」の合計ですが、日本の投信と対照的な動きですね。
読者の方から、「手数料が安いものは何か裏があるのではないか」とか、「手数料が高い投信のほうが運用がうまいのではないか」といった質問を受けることがあります。確かに、中には「ノーロードでも、信託報酬が高い」といった長期保有には不向きなものもあります。けれど、手数料が高いほうが運用成績がよいかといえば、必ずしもそんなことはありません。
ネット証券やネット銀行を中心に、販売手数料がかからない(ノーロード)投信は増えてきてはいますが、信託報酬はまだまだ・・・。米国のこうした動きが日本でも広がることを期待したいものです。
■竹川美奈子のホームページ「About Money」→こちら
「米投資信託協会(ICI)によると、投資家が株式投信に払う手数料の運用資産に占める割合は二〇〇六年で前年比〇・〇四%低下し一・〇七%だった。割合は調査を始めた八〇年(二・三二%)の半分以下になった。(以下、略)」
この手数料は、「販売手数料」と「運用報酬とその他の投信管理手数料」の合計ですが、日本の投信と対照的な動きですね。
読者の方から、「手数料が安いものは何か裏があるのではないか」とか、「手数料が高い投信のほうが運用がうまいのではないか」といった質問を受けることがあります。確かに、中には「ノーロードでも、信託報酬が高い」といった長期保有には不向きなものもあります。けれど、手数料が高いほうが運用成績がよいかといえば、必ずしもそんなことはありません。
ネット証券やネット銀行を中心に、販売手数料がかからない(ノーロード)投信は増えてきてはいますが、信託報酬はまだまだ・・・。米国のこうした動きが日本でも広がることを期待したいものです。
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