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見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

刻(とき)を止めて!

2016-02-15 11:16:40 | 自然観察




窓が汚れているんです。
でもそれがまた、いい感じなのです。
根雪に映えてうんと明るい陽射しが、
少しだけぼんやり差し込むから、とても落ち着くのです。
ここは静かな山の喫茶室。
窓の外には、やって来ては去り、又やって来る小鳥がいて、
私はロッキングチェアーに身を任せて眺めています。
向いには相棒が座り、
斜め横には今日で3度お目にかかるマスターの立ち姿。
それぞれ3人の時が流れて、コーヒーの香りがほのかに漂っています。
忙しなく動き回る小鳥の映像だけが、刻 (とき) を進め、
内も外も音のない世界に浸っています。
背のストーブが心地よさを届け、至福の時を味わっているのです。
この1枚の物語です。




この画像の黒いかたまりは、宿り木です。
元木の根元には雪が多くて、近寄れませんが、
又、レンズが広角で、詳細をお見せ出来ませんが、
間違いなくそうなんです。   そして





今の時季、花でも咲くのでしょうか? それとも黄葉するのでしょうか?
モノクロの中に懐かしいカラーの存在が、私の足を止めました。
嬉しい出合いの報告です。

コメント
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