Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シリア周遊 4 ダマスカスのスーク

2009-05-22 01:53:17 | 中近東/北アフリカ
4月30日 続き

アーケードに覆われたダマスカスのスークをさ迷い歩く。

たくさんあるのは華やかな服や布地の店。
 
写真の服屋などはまったく地味な方。シリア女性はみんなベリーダンサーなのかと思うほどド派手でセクスィーな衣装が並んでいて、笑っているうちに写真を撮り忘れてしまった。

服に限らず、こちらの人はおしゃれに熱心だと見える。
 ヘチマや垢すりタオル、脱毛ワックスをあちらこちらで売っているし、香水屋さんもたくさんあって、男女を問わずコロンの香りのする人が大勢いる。

 
左の渋い店は薬用オイル屋さん。カラフルなハーブもいろいろ効能があるのだろう。
 
スパイスはもちろん豊富に売られ、東トルコでも見た乾燥オクラが店先にぶら下がっている。
 
さらに怪しげなものがぶら下がっている店もあるが、これは漢方のように薬になるのか。

 
コーヒー屋さんの前を通るとカルダモンの香りがするのはアラブならでは。
チーズもいろんな種類があるが、こちらのはみんな豆腐のように白い。

 
ナッツ屋さんもたくさんあるが、ここは陶器の丼を使ったおしゃれな老舗。皆さん、大量のナッツをお買い上げになる。

様々な店が居並ぶ間にはところどころ古めかしく立派な門が出現する。
 くぐるとそこは隊商宿の跡だったり 
 
 
モスクやギャラリーだったり。

そこはかとなくアラビアンナイトの残り香を嗅ぐ。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シリア周遊 3 アゼム宮殿 | トップ | 馬喰町で南インド料理 「ダ... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すみません (yokocan21)
2009-05-22 04:18:12
こちらにもコメントさせて下さい。
市場の様子とか、白黒横縞々の建物の感じとか、ディヤルバクルを思い出します。やっぱり近いんですよねぇ。建物に中庭がある当たりもそっくりだし。シリアが異国のように思えない私です!
こうして拝見してみると、白黒縞々って、かなりオサレな雰囲気ですね。
ところで、シリアのバターって美味しいって聞いたんですけそ、どうでしたか?
返信する
yokocan 様、 (lunta)
2009-05-23 02:23:51
ディヤルバクルの記事を読み直させていただきましたけど、ほんとに建物の様子とかよく似たものがありますね。あの縞々建築はマムルーク朝が始まりで、オットマントルコが持ち帰ったものだそうです。中庭の造りや壁の装飾もセンスが良くて、もううっとり。

シリアのバターについては滞在中一度も見た覚えがないんですが、おいしいと聞くと気になりますね~。チーズ屋さんに売ってたのかなあ。
返信する
Unknown (いの)
2009-05-23 06:49:23
もう記事全体から街の香りがしてきます。
どれも主張の強い、しかし何故か懐かしい
香りが。

セクスィーなお召し物からも、
いい匂いがするんやろな~!
・・・いえ、オヤジ的な意味ではなく(笑)
返信する
Unknown (mest)
2009-05-23 15:41:45
ムスリマの女性たちは、パーティとか男の目のない会場では度肝を抜かれるくらいセクシーでド派手ですもんね。
ホントにああいう衣装着ちゃうんだもんなあ。
それにしても、ダマスの空気懐かしい。
すっごく柔らかい空気が伝わってきます。
返信する
Unknown (lunta)
2009-05-25 22:55:41
いの様、

市場はまさに香りの競演。
スパイス、コーヒー、ハーブに香水。
日本のなんでもパックされたスーパーではもう味わうことの出来ないものだから楽しいのですよね。

ところでオヤジ的な意味の「いい匂い」ってどんなんでしょ(笑)。


mest 様、

ムスリマ女性のパーティって本当にああいうのを着るんですか、あのダイナマイト・ボディで。一度ぜひ見てみたいなあ。
返信する

コメントを投稿

中近東/北アフリカ」カテゴリの最新記事