職人の仕事を見るのが好きだ。
一人、黙々と仕事に没頭する、そんな職人さんが大好き。
シリアにはまだまだ手仕事が残り、職人の仕事ぶりを見ることができる。
ダマスカスでまず遭遇したのは寄木細工屋さん。
ちょいとフセイン似のおじさんが兄弟と仕事をしている。
作り方は箱根の寄木細工や金太郎飴と一緒で異なる色の木の棒を貼り合わせて模様を作り、断面を薄切りにして飾る物の表面に貼る。小物入れやバックギャモン盤をよく見るが、電話まであるのには笑ってしまう。
これもダマスカスの象嵌細工屋さん。
木の板に穴を開け、縁に銀線をはめ込む作業を見せてもらう。
絨毯屋のお兄さんはアンティーク絨毯を修復中。
結局買わなかったけれど、ダマスカスにはなかなかいい絨毯屋があって、値段も高くなかったと思う。
アレッポの石鹸工場の周りは真鍮細工の職人街だった。
本来なにに使う物なのか、ちょっと植木鉢にでもしたい誘惑に駆られる。
ダマスカスで見かけた見事なディスプレーのサンドイッチ屋さん。
中で働くおじさんも料理人というより職人の顔。黙々とサンドイッチを作る姿を写真に撮っているといきなり「マダ~ム」とファラフェルを差し出された。揚げたてのファラフェル、すごくおいしかった。
言葉少なく、親切なシリアの職人さんたち。いつまでもがんばっていただきたい。
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一人、黙々と仕事に没頭する、そんな職人さんが大好き。
シリアにはまだまだ手仕事が残り、職人の仕事ぶりを見ることができる。
ダマスカスでまず遭遇したのは寄木細工屋さん。
ちょいとフセイン似のおじさんが兄弟と仕事をしている。
作り方は箱根の寄木細工や金太郎飴と一緒で異なる色の木の棒を貼り合わせて模様を作り、断面を薄切りにして飾る物の表面に貼る。小物入れやバックギャモン盤をよく見るが、電話まであるのには笑ってしまう。
これもダマスカスの象嵌細工屋さん。
木の板に穴を開け、縁に銀線をはめ込む作業を見せてもらう。
絨毯屋のお兄さんはアンティーク絨毯を修復中。
結局買わなかったけれど、ダマスカスにはなかなかいい絨毯屋があって、値段も高くなかったと思う。
アレッポの石鹸工場の周りは真鍮細工の職人街だった。
本来なにに使う物なのか、ちょっと植木鉢にでもしたい誘惑に駆られる。
ダマスカスで見かけた見事なディスプレーのサンドイッチ屋さん。
中で働くおじさんも料理人というより職人の顔。黙々とサンドイッチを作る姿を写真に撮っているといきなり「マダ~ム」とファラフェルを差し出された。揚げたてのファラフェル、すごくおいしかった。
言葉少なく、親切なシリアの職人さんたち。いつまでもがんばっていただきたい。
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この道一筋!って感じの職人さんの仕事ぶりを間近でご覧になれてよかったですね。皆さんの真剣なまなざしがとても素敵。
それにしてもこの電話機……いかしてますなぁ。
電話機って中身がたぶん単純なんでしょうね、時々「おっ」と思うような形に出くわします。
イエメンではひょうたんでできた電話機なんてのもありました。
あまり口数は多くはないけれど、誠実でもくもくとものづくりをしていますね。
シリアの職人さんの仕事ぶり紹介していただいて、ますます工芸のシリアのイメージが強くなります。しつこい販売勧誘もないところなので安心して見られますし、こういうめんではこれからもずっと変わらずにいて欲しいものです。
職人さんはどこの国でも寡黙な人が多いですけど、お店の雰囲気もシリアはよかったし、やっぱりいい国です。