今、カダフィ大佐がフランスを訪問中で、一部から「テロリストは帰れコール」があがっているらしい。
リビア旅行記の最後はそんなカダフィ大佐特集。
なにしろリビアに行くといたるところでカダフィ大佐にお目にかかってしまうのだ。
旧市街を囲む城壁でにっこり。このスタイルは最近のお気に入りらしく、今朝のフランスでもこの服装だった。
本屋ではお勉強するカダフィ大佐。
道路わきではサングラス姿で未来を見つめる。
さらに土産物屋を覗くとカダフィ時計がよりどりみどり。
いかしたデザインの数々に買おうかどうしようかと真剣に悩む(結局買わなかったけど)。でもあんまり私がカダフィ時計、カダフィ時計と騒ぐものでツアーのおじさんがつられて一つ買った。7ドルだったそうだが、果たしてまだ動いているかどうか。
極めつけはこれ。
キッチンカー・ドライバーの腕に輝く、カダフィ・ロレックス。よく見ると写真は切り抜きで、針は動いていなかった。
どこの国でも独裁者というやつは自分の銅像やら肖像画をやたらに飾りたがるもののようだが、腕時計にまでこんなに登場する独裁者が他にいるだろうか。ここまで来るとなんだかおまぬけな感じがして、偉そうというよりかわいくなる。
本屋や博物館のショップには毛沢東語録の赤本ならぬ、カダフィ大佐のグリーン・ブックが置いてある。英語版をちょっと立ち読みしてみたが、書いていることは至極まっとうで、人間は皆平等であるとか、女性の尊厳は守られるべきであるとか。
カダフィ大佐が過去にテロリストを支援していたのは本人も認める事実だし、その罪を肯定する気はまったくない。しかしリビアという国を訪れてみると、石油による収入のためとは言えひどい貧困は見えないし、内政は落ち着いていて一般の不満も少なそうだ。ちょっと観光旅行をしたぐらいでその国のことが分かるはずもないが、カダフィという政治家に対するイメージが変わったのは腕時計に洗脳されたせいか。
いずれにせよリビアは見ると聞くでは大違いの楽しい国だった。
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リビア旅行記の最後はそんなカダフィ大佐特集。
なにしろリビアに行くといたるところでカダフィ大佐にお目にかかってしまうのだ。
旧市街を囲む城壁でにっこり。このスタイルは最近のお気に入りらしく、今朝のフランスでもこの服装だった。
本屋ではお勉強するカダフィ大佐。
道路わきではサングラス姿で未来を見つめる。
さらに土産物屋を覗くとカダフィ時計がよりどりみどり。
いかしたデザインの数々に買おうかどうしようかと真剣に悩む(結局買わなかったけど)。でもあんまり私がカダフィ時計、カダフィ時計と騒ぐものでツアーのおじさんがつられて一つ買った。7ドルだったそうだが、果たしてまだ動いているかどうか。
極めつけはこれ。
キッチンカー・ドライバーの腕に輝く、カダフィ・ロレックス。よく見ると写真は切り抜きで、針は動いていなかった。
どこの国でも独裁者というやつは自分の銅像やら肖像画をやたらに飾りたがるもののようだが、腕時計にまでこんなに登場する独裁者が他にいるだろうか。ここまで来るとなんだかおまぬけな感じがして、偉そうというよりかわいくなる。
本屋や博物館のショップには毛沢東語録の赤本ならぬ、カダフィ大佐のグリーン・ブックが置いてある。英語版をちょっと立ち読みしてみたが、書いていることは至極まっとうで、人間は皆平等であるとか、女性の尊厳は守られるべきであるとか。
カダフィ大佐が過去にテロリストを支援していたのは本人も認める事実だし、その罪を肯定する気はまったくない。しかしリビアという国を訪れてみると、石油による収入のためとは言えひどい貧困は見えないし、内政は落ち着いていて一般の不満も少なそうだ。ちょっと観光旅行をしたぐらいでその国のことが分かるはずもないが、カダフィという政治家に対するイメージが変わったのは腕時計に洗脳されたせいか。
いずれにせよリビアは見ると聞くでは大違いの楽しい国だった。
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イエメンの大統領はやはりいたるところで写真が目に付きましたが、コレクションする気にならなかったのはどうも好みに合わなかったみたいで。やっぱりどこかに可愛げがないとね。
カダフィ大佐… アメリカとギャンギャンやり合っていた頃は、まだそれなりにエネルギッシュでよございましたが、今は完全なヘビメタ(ヘビィなメタボ…)。最近は、服装もアラブよりもアフリカを意識してますね。
かつて、レプティス・マグナの博物館にある、巨大なカダフィ看板(白いスーツでガッツポーズ)と、同じポーズで写真を撮って、年賀状にしましたけどね。
でも、リビアは観光旅行するにはホント面白い国ですよね。私が行った時より、今はもっとホテルとか整備されていることでしょう。そうそう、お土産にグリーンブック買いましたよ… カダフィ切手も…
ヨルダンのたれ目のアブちゃん…シリアのバッシャール君とメル友なんだそーです。
あと、権力者コレに是非、イエメンの大統領も加えて下さい! 時代劇の悪代官っぽい顔で、私は鼻の穴に指が入っているよーに見える写真を撮ろうとして、あえなく失敗しました(泣)
とは言え最近のプーチンは相当きなくさいですよね。切れ者なのは間違いないと思うけど。
とは言ってもプーチンみたいなのはかなり憂鬱ですが。アシュガバートに行った時のトルクメン・バシュことサパムラト・ニヤゾフも相当に鬱陶しかったです(笑)
イランのアフマディネジャドだって外圧によってナショナリズムとか復古主義勢力が台頭したという部分もある訳で、放っておけば中東では類稀なほど民主的な萌芽がある国なんですけどね・・・
リビアは先月から突然パスポートにアラビア語併記を義務づけたりして相変わらずのところもあるのですが、これから観光誘致をして行きたいらしく、入ってしまえばとても面白い国で不愉快なところはありませんでした。
おすすめです。
またぜひコメントお寄せ下さい。こちらからもまた訪問させていただきますのでよろしくお願いします。
たくさんの綺麗な写真があって魅力的なブログですね。
リビア、興味あります。
テロ支援国家から外されたこともあり、今は行きやすくなったのかな?
レプティス・マグナやサブラタは絵になりますねぇ。
ブログ、お気に入りに追加しました。
今後ともよろしくお願いしますね。
独裁者ってネガティブな響きですけど、国の状況と指導者によっては必ずしも悪じゃないんじゃないかと最近考えるようになりました。
任期の半分は選挙活動ばかりしている某民主主義の旗頭とか、月替わりで首相が変わる国とどちらがいいか、簡単には決められないんじゃないかと。
リビア、楽しそうな国ですね。カダフィさんも独裁者であることは確かだけど、アメリカからのみ一方的に流す悪の権化みたいな姿はきっと当てはまらないのでしょう。
私はキューバで同じことを感じました。
ますます行ってみたいです!
ところでめておらさんの年末の旅行、行き先はラオスと見ましたがちがう?
今はどうなっているんでしょうか・・・
グッズの一つも買っておけばよかったかな(笑)
そういえば香港のマオ時計は高かった気がします
買ってないですけど
カダフィ・ロレックスをお一つ、ぜひ!
bagu 様、
イエメンの現地ガイドもやっぱり「き○がい」と言ってました。近隣諸国でも国の外では人気ないんですね。
ムバちゃんの強面時計、あったら素敵ですね!作ってくれそうなエジプト人はいませんか。
「マグノーン」の一言でした。ええと、クレイジー、です。
ムバちゃんの肖像画はあちこちで見ますね。グッズはさすがに見た事ないです。