Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

南極旅行 22 リビングストン島

2014-04-16 19:07:46 | 北米/南米/南極
2月19日

 夜の間に南極半島の西側に移動、本日午前の上陸地はサウス・シェットランド諸島リビングストン島のハナ・ポイント。

 
黒い岩だらけの島の、小さなビーチに上陸する。

  
石ころだらけのビーチにはジェンツーペンギンがいっぱい。
 
ここのジェンツーたちは羽の生え変わり時期らしく、地面も抜けた羽根で白くなっている。
 この哀愁漂うボロボロの姿もいいし
  ころっとした後姿がまたたまらない。

 
浜から上の、草が生えているところにいるのはアゴヒゲペンギン。こちらはどうも泥の中がお好きらしく
  
水たまりに映る自分の姿にうっとりしたり、声高く鳴いてみたり。
 おひげがやっぱりダンディーだ。

 上陸した浜から崖の中の道を歩いて行くと
  
眼下の浜には、まるで鰹節を並べたようにゾウアザラシがくっつきあっている。
 
この子たちはまだ若いオスだそうだが
 
鼻水たらして寝ていたり、口元が笑っているように見えるので結構かわいい。

 こちらはもうちょっと育ったオス。
 
鼻が名前の通り「ゾウ」になりつつあるが、あくびをしたらすぐまた寝てしまう。

この島の高い崖の上には鳥の巣もいっぱいあって
 
大きな翼を広げて飛んでいるのはオオフルマカモメ。
 
トウゾクカモメは死んだペンギンをつついているし、血だらけのペンちゃんはアザラシの攻撃をかわしたのか。
平和そうな島でも生存競争は厳しい。 

 
3時間ほど遊ばせてもらって、青空の見えてきたリビングストン島を後にした。


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4 コメント

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Unknown (悦子)
2014-04-16 19:52:58
沢山のペンギンちゃん可愛いですね。
アップのあごひげペンギンとても可愛い!
白いお腹が血だらけになって、痛そうで可哀想ですね。何処の世界も厳しいものがありますね。
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悦子様、 (Lunta)
2014-04-17 16:48:44
ペンギンはよたよたと歩く姿がかわいくてたまりません。
でも自然界は弱肉強食、捕食する動物も食べなくては死んじゃうんですよね。
食べられる心配のない人間は気楽なものです。
返信する
Unknown ((よ))
2014-04-17 17:13:38
南極の映像、すごいですね。

南極の話の間に、洗足池の話が挟まったりして、やっぱりすごいです。

前の記事に出てくる、アデリーペンギンちゃんですが、教授の曲に「アデリックペンギン」というのがあって、adelieをadelicに間違えたという出来過ぎた話があって、まったく全然関係ないんですが、アデリーペンギンって、こんなペンギンだったのかと、始めてまじまじと見ました。

血だらけのペンギン、こういう光景目前にあるって、どんな気持ちでしたか。
返信する
(よ)様、 (Lunta)
2014-04-17 19:20:03
このブログタイトルは「小さい旅、大きい旅」ですので、洗足池も南極も同等なのです(笑)。
だから桜もアデリーペンギンも同等に愛でます。
血まみれペンギンはいささか悪趣味だったかと我ながら思いますが、弱肉強食は自然界の掟、こういう場面こそ動物園では見られないのでラッキー、と思ってしまいました。
残酷ですか。
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