Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

熊本温泉三昧 3 黒川温泉「こうの湯」

2022-06-09 16:37:50 | 国内旅行

5月24日

11時半まで米屋さんのお部屋を使わせていただき、11:50の黒川温泉行きバスに乗車。

周りは素晴らしい緑一色。
 
杖立温泉のはずれに差し掛かると川べりに「お犬様の湯」なるものが見えた。本当に犬が入れるらしい。

杖立からは30分で黒川温泉に到着。
 
バス停には各旅館のお迎えが待っていて、10人ほどだったお客さんはそれぞれ散って行く。

我々も今夜泊まる宿の車に乗るが、まだお昼をまわったばかりで15時のチェックインまで時間があるので、フロントに荷物を預け
 1300円の入湯手形を購入。これで黒川温泉内で3ヶ所の立ち寄り湯ができるが、どこも大体500円なのでちょっとだけお得。

本来は温泉街の真ん中の旅館組合で降ろされるところ、ちょっとわがままを言って立ち寄り一軒目まで送っていただいた。と言うのもこちら、ちょっと遠いからなのだが
 
やって来たのは「旅館 こうの湯」。落ち着いた感じのフロントで手形を出し
 
案内された通り、敷地内を歩いて「森の湯」へ。
 こちらもダークな色合いで落ち着いた脱衣場から外へ出ると
 
石段を下りた脇に洗い場。露天でもちゃんと囲われているので冬でも寒くなさそうなのはいい。

そしてその先の露天風呂、
 お湯が青みを帯び、陽が当たるとオパールのようにゆらめいてきれい!
泉質は「ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」だそうだが癖はなく、40℃ほどの適温でなめらかな浴感。
 
周りの木からは花びらが落ちてフラワーバスになっている。これはエゴノキというそうな。
 
奥には洞窟のようになった所もあるが、この中に入るとちょっと息苦しい。

もう一つ、脱衣場の近くに立ち湯というのがあって、こちらは深さが130㎝。
 お湯はぬるめで、梁から下げられた棒につかまって足を浮かせると実に気持ちがいい。
この立ち湯、杖立の米屋さんにもあったし、どうもこの周辺では最近流行りらしいが、始めたのはこちらのこうの湯さんとのこと。男湯の立ち湯は162㎝もあって日本一深いらしい。

他のお客さんもほとんど来ないのでゆっくり楽しませていただいて
 入浴後はフロント脇で売っていたアイスクリーム。
阿蘇自慢のジャージーミルクで作られていてうま~い。

「こうの湯」を出て宿の方へ向かう道は田んぼの脇を通り、車もほとんど来ない。
 
途中に「不動明王 奥の院」の看板があったので入ってみると、道は細い川に沿って奥に伸び
  
 
苔むした岩の上には所々に奉納品らしい仏像が見える。

 
 
さらに行くとかわいらしい滝があって
 突き当りに不動明王。確かにここは奥の院、ちょっと神秘的でさえある。

 引き返して気持ちのいい杉並木の下を歩いたら今夜の宿に到着する。


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