Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アンダルシアの旅 9 グラナダのパラドール

2017-08-01 17:00:55 | ヨーロッパ
5月7日

朝、頼んでおいたタクシーはここでもきっちり時間通りに来てくれて、コルドバのバスターミナルへ。
  
 
コーヒーを一杯いただいたら、8時半のグラナダ行きALSAバスに乗車。
このALSA、スペイン国鉄よりオンライン予約など簡単にきっちりできて、時間も正確で信頼できる。
 そのためか車内もほぼ満席。

コルドバの街を離れると、車窓はオリーブ畑などの続くのどかな景色。
  
ところどころに小高い丘の上に要塞の建つ町が現れ、バスはそれらに寄りながら進むが
 
ドン・ペドロなど中世の王様たちが取り合いをしていたのはこんな町なのか、と実感できて興味深い。

 やがて雪をいただいた山が見えてきたら
 
グラナダのバス・ターミナルに到着。
ここまで2時間半で7.25ユーロは安い。

バス・ターミナルから今夜の宿、アルハンブラ内にあるパラドールまではタクシー。
市内が何かのデモのために通れないとのことで遠回りをして21ユーロかかったが、パラドールに泊まるのにけちってはいけない。(デモは本当にあったし。)

と言うことでお昼前に無事山の上にあるグラナダのパラドールに到着。
 
早い時間ではあるが、荷物を預けようとフロントへ。
 これは夜の写真なので暗いが、昼は明るいカウンターで予約票を見せると、ちょっと日本語を話すおじさん、「ご予約はスタンダードのお部屋ですが、通常ならプラス400ユーロのスイート・ルームが本日はプラス170ユーロでご提供できます」と言う。
しかし元々が一泊385ユーロと近頃の自分にしてはかなりお高い宿泊費なのでご遠慮すると、「ではプラス100ユーロではいかがでしょう」となぜか必死の勧誘。
これは何か訳ありに違いない、と言うことで心優しい(笑)我々はOKを出してアップグレード。訳ありなら追加料金なしでアップグレードしてくれればいいのに、と思わないでもなかったが。

そんなスイートルーム。実際には夕方に入ったが、先にここでお披露目。
一番高い階にある部屋でソファもあるが
 
あら、意外に狭いのね、とちょっとがっかり。
 
バスタブにジャグジーが付いているあたりがスイートだろうか。
 窓からはヘネラリフェも見えるし。

館内は全体にモダンな内装になっていて、
 
10年ほど前にもここに泊まったことがある友人はクラシックな趣がなくなってしまった、と残念がる。
 
しかし中庭などは雰囲気があるし
 
ダイニングルームのテラスからの眺めも素晴らしい。
なんと言ってもアルハンブラの中と言う立地がこのパラドールの価値だ。

時間は戻って、部屋の交渉が済んだ後は荷物をフロントに預けて外へ。
まずはオンラインで翌日のアルハンブラの入場券を予約してあるので、その発券をすべくチケット売り場を目指す。

が、ここで方向を間違えてしまって、えらく遠回りをする羽目に。
  
 
広い庭園内を鳥さんやワシントン・アーヴィングに出会いつつうろついて
 やっとチケット入手。
やっぱりスペインは行き先案内がへたくそだと思う。

ここからは1.2ユーロの小さなアルハンブラ・バスに乗ってグラナダの中心部へ。

まずは腹ごしらえ、と目についたモロッコ料理屋に早速入る。
 
まだスペイン料理に飽きたわけではないけれど
  
ホモスやナスのペースト、肉団子のタジン
 
鶏のタジンもライスプディングも、アラブ風がグラナダには似合う気がする。



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コメント (6)
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