11月16日 続き
長い観光の一日を終了し、暗くなってから到着したのは温泉津温泉。名前はこれで「ゆのつ」と読む。
本日のお宿は旅館・後楽。
到着した時はすでに真っ暗だったのでこれは翌朝に撮った写真。
昔ながらの温泉街のど真ん中にある。
小さな玄関を入ってもロビーなどはない昔風の造り。そこに16人もの団体がどやどやと入って来たので大混乱。すぐに2階に上がると部屋にも扉などはなく、いきなりの障子。
4間つながるこの部屋に女性10人が泊まることになる。
まるで修学旅行みたい。
しばらく休息したらもう夕食の時間。
昨晩に比べると地味だが、ここも海べりなので海の幸づくし。イサキの塩焼きがうまい。
落ち着いたところで待望の温泉。ここは外湯が有名だが、すでに終了の時間なので旅館の内湯をもらうことにする。
急な階段を降りたところにある内湯は浴槽が一つだけ。なので「女性入浴中」など札を出さないといけない。
3人も入ればいっぱいになってしまう小さなお風呂だが、お湯は旅館のお向かいにある「薬師湯」と同じ源泉だと言う。黄色がかった薄濁りのお湯は金気臭が強く、浴槽の縁には沈殿物が付着して効能が強そう。しかし湯温が41,2℃ほどとぬるめなのでゆっくり入っていられる。く~、気持ちいい。
しかしせっかくここまで来てこの小さなお風呂だけではいかにももったいない。
ということで早く寝た翌朝は5時に起床、5時半から開く外湯に出かける。
夜半からの強い雨の中、我ながらこういうことだけは勤勉だ。
旅館の並び、50メートルほどの所にあるのは元湯。
外はまだ真っ暗だけれど、番台のおばあちゃんに300円払って中へ。
男湯の方にはすでにお客さんが来ているようだが、女湯の方は一番乗り。
棚にずらりと常連客の洗面器がならんで、いかにも地元の人のお湯と言う感じがいい。
扉を開けると3段ほど降りる階段があり、小さな浴槽が3つ並んでいる。
一番左の黒っぽいお湯は熱い湯、真ん中がぬるい湯で一番右は浅くなった座り湯。しかし「ぬるい湯」でも44℃、肩まで浸かることはできるが5分も入っていられない。
熱い湯に至っては温度計を見ると50℃近くあって、これはとても入れない。
ここのお湯は薬師湯とは源泉が違うそうだが、同じように黄色っぽい薄濁りで金気臭。
かけ流しの熱い湯は新鮮で、目がパッチリ覚める。
何度か浴槽に出入りしたものの、やはり熱いので長居はできず、服を着込んで次へ移動。
後楽さんのお向かいにそびえる薬師湯。若いお姉さんが番台のこちらは350円。
更衣室にはレトロなベンチや体重計。
浴槽は楕円形で、縁が温泉成分で盛り上がっている。
こちらの湯温は42,3℃だろうか、元湯ほど熱くなく、旅館ほどぬるくなく、ゆっくり入るには最適な温度。途中から一人になったので体を伸ばして入らせてもらい、極楽、極楽。
すっかり茹った後は雰囲気のいい館内を見学させてもらう。
木の階段を上がった2階には休憩室があり、ここではサービスのコーヒーが飲める。
さらにあがると屋上のベランダにも出られて温泉街が一望できるが、7時前ではまだ暗い。
ということで旅館に戻って朝ごはん。
クラシックでオーソドックス。
ようやく明るくなってきた温泉街を出発までほんのちょっと散歩。
大型バスなどは入れない狭い道。
古い旅館が並ぶが、おしゃれなカフェに改装した所も何軒かある。
明るくなった元湯に戻るとお向かいに変なものがある。
角の生えたお坊さん?
台座には「妙好人・浅原才一」とあるが、なぜ角のある姿なのか謎。
その隣には龍の姿の飲泉所。
胃腸にいい、とあるので飲んでみたが、金気臭が強いうえに塩気とその他のミネラルの味がいろいろしてまずい!
レトロで楽しい温泉だったが、雨の中を出発しなければならない。
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長い観光の一日を終了し、暗くなってから到着したのは温泉津温泉。名前はこれで「ゆのつ」と読む。
本日のお宿は旅館・後楽。
到着した時はすでに真っ暗だったのでこれは翌朝に撮った写真。
昔ながらの温泉街のど真ん中にある。
小さな玄関を入ってもロビーなどはない昔風の造り。そこに16人もの団体がどやどやと入って来たので大混乱。すぐに2階に上がると部屋にも扉などはなく、いきなりの障子。
4間つながるこの部屋に女性10人が泊まることになる。
まるで修学旅行みたい。
しばらく休息したらもう夕食の時間。
昨晩に比べると地味だが、ここも海べりなので海の幸づくし。イサキの塩焼きがうまい。
落ち着いたところで待望の温泉。ここは外湯が有名だが、すでに終了の時間なので旅館の内湯をもらうことにする。
急な階段を降りたところにある内湯は浴槽が一つだけ。なので「女性入浴中」など札を出さないといけない。
3人も入ればいっぱいになってしまう小さなお風呂だが、お湯は旅館のお向かいにある「薬師湯」と同じ源泉だと言う。黄色がかった薄濁りのお湯は金気臭が強く、浴槽の縁には沈殿物が付着して効能が強そう。しかし湯温が41,2℃ほどとぬるめなのでゆっくり入っていられる。く~、気持ちいい。
しかしせっかくここまで来てこの小さなお風呂だけではいかにももったいない。
ということで早く寝た翌朝は5時に起床、5時半から開く外湯に出かける。
夜半からの強い雨の中、我ながらこういうことだけは勤勉だ。
旅館の並び、50メートルほどの所にあるのは元湯。
外はまだ真っ暗だけれど、番台のおばあちゃんに300円払って中へ。
男湯の方にはすでにお客さんが来ているようだが、女湯の方は一番乗り。
棚にずらりと常連客の洗面器がならんで、いかにも地元の人のお湯と言う感じがいい。
扉を開けると3段ほど降りる階段があり、小さな浴槽が3つ並んでいる。
一番左の黒っぽいお湯は熱い湯、真ん中がぬるい湯で一番右は浅くなった座り湯。しかし「ぬるい湯」でも44℃、肩まで浸かることはできるが5分も入っていられない。
熱い湯に至っては温度計を見ると50℃近くあって、これはとても入れない。
ここのお湯は薬師湯とは源泉が違うそうだが、同じように黄色っぽい薄濁りで金気臭。
かけ流しの熱い湯は新鮮で、目がパッチリ覚める。
何度か浴槽に出入りしたものの、やはり熱いので長居はできず、服を着込んで次へ移動。
後楽さんのお向かいにそびえる薬師湯。若いお姉さんが番台のこちらは350円。
更衣室にはレトロなベンチや体重計。
浴槽は楕円形で、縁が温泉成分で盛り上がっている。
こちらの湯温は42,3℃だろうか、元湯ほど熱くなく、旅館ほどぬるくなく、ゆっくり入るには最適な温度。途中から一人になったので体を伸ばして入らせてもらい、極楽、極楽。
すっかり茹った後は雰囲気のいい館内を見学させてもらう。
木の階段を上がった2階には休憩室があり、ここではサービスのコーヒーが飲める。
さらにあがると屋上のベランダにも出られて温泉街が一望できるが、7時前ではまだ暗い。
ということで旅館に戻って朝ごはん。
クラシックでオーソドックス。
ようやく明るくなってきた温泉街を出発までほんのちょっと散歩。
大型バスなどは入れない狭い道。
古い旅館が並ぶが、おしゃれなカフェに改装した所も何軒かある。
明るくなった元湯に戻るとお向かいに変なものがある。
角の生えたお坊さん?
台座には「妙好人・浅原才一」とあるが、なぜ角のある姿なのか謎。
その隣には龍の姿の飲泉所。
胃腸にいい、とあるので飲んでみたが、金気臭が強いうえに塩気とその他のミネラルの味がいろいろしてまずい!
レトロで楽しい温泉だったが、雨の中を出発しなければならない。
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