Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

普段着の上海

2012-09-02 14:11:29 | 東アジア
中国出張、会食の時はもちろんきれいなレストランの円卓を囲んでまわる中華料理となるけれど、到着日の一人飯は
 1杯10元(約120円)のワンタン。
でもこれ、野菜がいっぱい入った大ぶりのワンタン、皮ももちもちでかなりお腹いっぱいになる。

と言いながら、隣の小汚い店先で揚げている串肉があまりにもいいにおいなのでつい買い食い。
  
これが食べてみたら鶏肉だったのだが、ブレブレの写真からもわかる通り結構な大きさ。ピリ辛スパイスがよく効いていて実においしい。1串4元のこのフライドチキン、またここに来たら絶対に食べよう。

仕事が終了した後は現地人に連れられてお勧めの四川料理屋へ。
 夜は予約不可だそうだが、なるほど通された2階もジモティーでテーブルはいっぱい、ちょうど会計中の人たちがいたのでオーダーしているうちに座ることができた。

まずはおすすめという怪しい色の冷菜。
 名前を聞くと蕨根だそうで、葛やこんにゃくのような食感だがもっと山菜らしい風味があり、酸辣のタレとアクセントに入ったピーナッツの甘みが実にいい。

  
辛くないものも、と頼んだかぼちゃの天ぷらは軽い塩味がついているだけでいい箸休め。なすとじゃがいもの炒め物も簡単な料理だけれど味付けがいい。

 四川だからこの貝は川の物だろうか。
おいしいけれど食べるところは多くない。

そしてこの店の名前にもなっている鍋はどのテーブルの上にも乗っている。
 
唐辛子と山椒のたっぷり入ったスープに川魚。
魚は小骨が多いのが難点だが、香辛料の効いたスープのおかげでまったく臭みがなく、柔らかい身がとてもおいしい。
四川では辛すぎてとても飲めないスープも、ここのは上海人向けに調整してあるのか、自分でも飲めるぐらいのピリ辛具合でちょうどいい。

店に入った途端に全身を包まれる独特の香り、四川料理は癖になる。


翌朝は出発まで時間があるのでホテル近くの市場をまた覗きに行く。
  
先日おいしそうだなあ、と思った中国パン屋さんはやっぱり大人気。

  
魚屋さんの隣には覚悟を決めたような顔の鴨がいる。

 
露天の間の通路を入っていく人がいるので後をついて行ってみると、アパートの入り口の小さな空間にも市場ができている。
  
おいしそうな菜っ葉やきのこ、さばきたてのお肉がすぐに手に入るのだから、近所のスーパーの野菜や肉売り場が貧相なのも無理はない。

 遅い朝食を食べようとうろつくと典型的な団地の下にお店が並んでいた。

  
その中から写真メニューがあってわかりやすいこちらのお店で
 菜飯とスープ、肉団子の定食、10元。
この写真ではわかりにくいが、結構な大きさの肉団子が2つでコスパ最高。

 鳥かごを手にどこかにでかけるおじさんが歩いていたり、平和な休日の朝。


 
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コメント (5)
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