Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ゴッホのひまわり@川村記念美術館

2008-09-02 00:55:30 | 国内旅行
夏の名残にひまわりを見に行った。

場所は佐倉の川村記念美術館。
川村記念美術館
JRからも京成の駅からもバスで30分かかる辺鄙なところだが、DIC(旧大日本インキ)の研究所の広大な敷地に会社の創業者一族のコレクションを集めた美術館があるのだ。

美術館の周りはまた広々とした自然散策路が無料開放されていて、ここに画家の名を冠したひまわりが植えられているという。

入り口から坂を下り、うっそうとした緑の中を歩くことしばし

真ん中にヘンリー・ムーアの彫刻の立つ芝生の周りにぐるっとひまわりが植えられている。

 ゴッホのひまわり
 マティスのひまわり
 ゴーギャンのひまわり
 モネのひまわり
それぞれの画家が描いたひまわりの種類らしいが、わかるようなわからないような。ひまわりにもいろいろ品種があることだけはわかってなかなか楽しい。

ただし残念ながら見ごろを10日ほど逃してしまい、連日の大雨のせいもあって枯れかけた花がみな首をたれてしまっていたのは残念。
 ひまわりはやっぱりお日様に顔を向けてもらわないと。

さらに歩くと蓮池に大賀蓮が一輪、その隣の池にはヒツジグサという睡蓮。
  
まわりにはもう萩や桔梗も咲いているし、せみの声にも夏の終わり、秋の訪れを感じる。

 一回り歩いたらお腹が空いた。
敷地内のレストランで夏のスペシャル・ランチをいただく。
 オードブルに
 イベリコ豚のグリル
 デザートのキーウィ・アイスクリームがおいしくて大満足。

そしてやっと美術館へ。
 ここのコレクションも大方の例に漏れず、最初は印象派から始まり、目玉にレンブラントの肖像画も一点所有しているが、3代目オーナーがアメリカ現代美術に興味を持ったおかげで2階展示室はニューヨークのMOMAのよう。フランク・ステラやマーク・ロスコの巨大な作品など、インク屋さんのコレクションにふさわしい、と言ったら皮肉が過ぎる?
 正直、現代美術はあまり趣味ではないが、2流、3流の印象派を集めるよりも意志のあるコレクションの方がずっといい。
 
ゆったりした館内には座り心地の椅子があちらこちらにあってのんびりできるし、
いい休日になりました、ありがとう、Cちゃん。


ブログランキング・にほんブログ村へ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする