Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

オマーンの旅 6 マスカット~アル・ハムラ

2017-03-02 18:48:08 | 中近東/北アフリカ
2月1日

朝8時にムトラのホテルを出発、マスカットの町を抜けたところにあるグランド・モスクへ。

 
このモスクは現国王スルタン・カーブースが自身の即位30年を記念して私財を投じて作らせたものだそうで、完成は2001年とまだ新しい。

入口で靴を脱いで、まずは小さな女性用礼拝室へ。
 
シャンデリアやステンドグラスが美しいこちらの礼拝室でも750名を収容できるそうだが、
 こちらの扉からメイン・ホールに入ると
 
6500名が入れると言うこちらは大きさよりもその豪華さに圧倒される。

 
中央のドームから下がる巨大なシャンデリアはイタリア製、イラン製のカーペットはアブダビのシェイク・ザーイド・モスクに抜かれるまで世界最大だったそう。
   
 
ミフラブはもちろん、壁や天井のタイル、窓のステンドグラスなど細部も凝りまくっていて、豪華ではあるけれど全体の雰囲気は落ち着いていて祈りの場にふさわしい。

 
建物の外側は白い大理石がすっきりと美しく
 
建物をつなぐ回廊がまた凝っていて
   
  
柱の間を飾るタイルのスタイルが場所によって違う。どれも素敵でうっとり。


モスクの周りも大勢の庭師によって美しく整えられ、王様は誠に趣味が良くていらっしゃる。

ところでオマーン国内で非イスラム教徒が入れるモスクはここだけだそうだが、入る時には入口の風紀委員のような係員が女性が肌や髪を出していると厳しくチェックする。
我々と入れ替わりにクルーズ船の大団体がやって来たが、欧米人の中にはなんでそんな恰好で、と言う人たちが結構いて、そういう場合には入り口横の売店でアバヤとスカーフを借りる。見ていると売店のおばさんが巻いてくれるスカーフがかっこよくて、自分もおばさんに巻いてほしかった。

モスクの見学を終えたら車はマスカットを離れ、内陸のハジャル山脈へ向かう。


麓のガソリン・スタンドで燃料補給をしたが、ガソリンはリッター56円ぐらい。

  
舗装路を外れて山の中に入って行くと、緑はまったくなくなって周りは岩だらけ。
  
面白い形の岩山やすごい地層が見える所があったりで雄大な景色が続く。標高も峠では2000メートルもあったが、なぜか先頭車は景色のいい所で停まってくれない。
今回のドライバーたちはみな若くて、リーダーも日本人が写真を撮りたがるスポットを理解していなかった様子。もったいないことをした。

 そうこうしているうちに岩山の中のオアシス村を通り過ぎ
 下りに入ると舗装路になった。


これを降りきったところにあるのが乾燥しきった道路脇に真っ白な家々が並んでいるアル・ハムラ村。

本日のお昼はイエメン料理のレストラン。
 
入り口脇のキッチンでは炭火で料理が作られていて
 
大量のご飯と共に出された魚ももちろん炭火焼。イエメンでもそっくりな魚を食べたっけ
しかしこの魚よりおいしかったのはこちら↓
 ラクダ肉の煮込み。
玉ねぎやトマト、ターメリックなどのスパイスを使って煮こまれた肉は柔らかくて、言われなければおいしい牛肉だと思っただろう。脂身もほとんどなくて、モロッコのタジンもおいしかったがこちらの方が好きかも。
 でもドライバーたちの食べていたこちらはさらにおいしそうだった。


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オマーンの旅 5 ムトラのクルーズとスーク

2017-02-28 19:32:07 | 中近東/北アフリカ
1月31日 続き

オールド・マスカットの王宮見学を終えたら、その少し先にあるマリーナへ移動。

 
なぜかカローラが誇らしげに展示されているが、海を覗いてみると予想外にきれいで
 ウニがいっぱい見える。あれは食べられないのかな。

 ここから観光ダウ船に乗ってオマーン湾のサンセット・クルーズ。
マスカットでは定番の観光らしく、船内は多国籍のお客さんでいっぱい。

港を出た船はまず南に向かってアル・ブスタン・パレスを遠望。
 
1985年にできたオマーンでも最高級のホテルだそうな。

ここで方向転換をして、今度は北へ。
 
先ほど見た王宮を今度は海側から眺める。周りの岩山にはいくつも要塞が見えるが、これらは現役で良く見ると監視の兵士が見えたりする。

船の上ではオマーンの伝統にのっとってデーツとオマニ・コーヒーのサービス。
 
コーヒーにはカルダモンが入っていて、これが甘いデーツとよく合う。
コーヒーを注ぐ男性の衣装は伝統的オマーン・スタイル。白いディスターシャに襟はなく、首元に付いた房飾りは香を移して楽しむためと言うのが優雅。クルマという帽子もオマーン独特の形だ。

 山の上の香炉型の展望台を見ながらさらに進むと

ムトラの港に入って行く。
 
目立つのは巨大なクルーズ船、その先にあるのが港のターミナル。
 さらにその横に優雅なクルーザーが2隻見えるが、これらは王様が国内を巡察するために使うものなのだそうだ。かっこいい~。

この湾の出口辺りで他のダウ船と共に日が沈むのを待つ。
 
空は晴れてきれいだけれど、日が沈むと気温が下がってアラビアと言えども寒くなる。

ところでこのダウ船  船長はこの人だけれど
 
途中では子供たちに操舵輪を任せてしまう。オートパイロットなんてしゃれたものが付いているはずもなく、でも少々舵輪を回しても船は急転回するわけではないので大丈夫らしい。しかし日本人としてはびっくり。

それでも無事にマリーナに帰り着いて
 
ダウ船には派手な電飾が灯った。

船を降りたら先ほど見えたムトラのコーニッシュに戻り、この町で一番有名なスークへ。
  
正面の門から延びる大通りは広くて天井も華やかに装飾されているが
 
脇道にもお店がびっしり並んで、何があるか面白そう。

 
オマーンの特産品として有名な乳香はあきれるほどの量が積み上げられているし
 
例の帽子屋さんもいっぱい。色や柄は豊富だが別に意味はなく、みんな好みで選ぶんだそうだ。
 正装の時に付けるハンジャルという短刀もあるが、オマーンではイエメンのように日常的に身に付けることはない。

ほとんど表側しか見る時間がなかったのは残念だが、ドーハのスーク・ワキーフよりもお土産っぽいものを売っている店が多かったのは意外。そんな中で早速買ってしまったのはラクダ柄のストール。
 
値段交渉に合意してハイタッチした店主はたぶんカシミール人。

買い物を終了して表に出ると
 コーニッシュは大勢の人でにぎやか。

今夜の食事はこの通りに面したにぎわった店の外で
  
 
久しぶりのレモン・ミント・ジュース、最高!

 港の王様の船も輝いている。 


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オマーンの旅 4 マスカット到着

2017-02-27 18:43:05 | 中近東/北アフリカ
1月31日

早朝、5時半に頼んでおいたタクシーで空港へ。
気温は15℃ほどで、インドのケララ出身だという運転手に「カタールはどう?」と聞いたら「寒い」だって。

 
妙なオブジェでいっぱいのドーハの空港は早朝からトランジットのお客さんでいっぱい。

ワンワールドのステータス・カードでビジネスクラス・ラウンジに入れたが
 
豪華なことで有名なカタール航空のラウンジとは大違いの狭いラウンジでがっかり。
 それでも一応朝ご飯をいただけたので良しとしよう。

搭乗時刻が近づき、ゲートで東京から着いたばかりのS社ご一行様10名と無事合流。
ここからは添乗員におまかせなので気楽なものだ。

オマーン行きの小さなA320へはバスで移動。
 
ほぼ満席の機内にさすがに東洋人は我々以外には見当たらない。

 
空港を飛び立って高層ビル群に別れを告げると
 眼下はひたすら平らで砂色の景色。

やがて1時間ほど過ぎると
 
砂の中に急に岩山が見えだした。相変わらず緑の全く見えない景色だが、これが初めて見るオマーン。

やがてマスカットに近づき、高度が下がると真っ白な家並が見えてきたが、そのすぐ後ろには岩山が迫っているのがわかる。
 
見る限り高層ビルなどは一つもない。

滑走路に着陸するとボーディング・ブリッジの備わった大きなターミナルが見える。
 オマーンも立派なものじゃないか、と思ったらこれはまだ建設中の新ターミナルだそうで
 
我々がバスで移動したのは横に細長い旧ターミナル。滑走路には初めて見るオマーン航空の飛行機がたくさんいて楽しい。

が、楽しいのはここまで。
いかにも旧態依然とした天井の低いターミナルに入ると、入国審査には南アジアからの人々が大行列を作っている。
この列に並んでいるうちに添乗員は別の窓口でビザを取得。5オマーン・リアル(約1500円)で10日間有効のビザがもらえるが、支払いのレシートを入国審査で見せる仕組み。
手分けして並べるのがツアーのありがたさだが、ビザの支払いが済んでも入国の列は遅々として進まない。
見ていると入国審査官のまわりに仲間がやって来ては話しかけ、お話ししている間は目の前に入国者がいても作業はストップ。いかにもアラブという感じだが、さすがに自分の番でこれをやられた時にはいらついた。わざといやがらせしとるんかい

なんとか入国を果たしたら税関を通る前に免税店でアルコールの入手。
イスラムの国、オマーンではビールがなかなか買えず、ホテルではあってもとても高いということで添乗員がまとめて買いに行く。飲む皆さんは大変だ。

 そんなこんなで荷物を受け取り、無事これから世話になる4WDの運転手たち4名と合流して空港を出るまで1時間半もかかった。

今回のツアーでは現地スタッフはドライバー4名だけで専任ガイドはなし。
車は1台がトヨタ、残り3台は三菱で、乗り込むとまだ新車の匂いがする。さすがに去年のヒマーチャルとは大違い。

空港を出るとすぐに美しい舗装のハイウェイに入り、行きかう車もきれいな日本車やドイツ車ばかりだが
 
道路脇はまるで採石場のような岩山の景色が続いて荒涼としている。

しばらく行くうちに低層ながらも真っ白なビルが見えてきて、これが首都マスカットの新市街であるルウィ地区。
 
道路脇にはマックやらピザハットやら、おなじみのファーストフード店がいっぱい。

ここを抜けて、今夜の宿は海べりのムトラ地区にある Mutrah Hotel。空港からここまで1時間。
 
増築を重ねたホテルらしく内部は複雑。通された部屋は広いがちょっと暗くてかび臭かったが、部屋によってずいぶんちがったらしい。
 
ホテルの前はお店の並ぶ大きな通りだが、すぐ裏はまた岩山でなかなかすごい景色。

 オマーン一食目はインド人経営のホテルなのでいきなりカレー・ビュッフェの昼食。

その後は早速オールド・マスカット地区の観光へ。
 ムトラから4キロほどの道のりは道路脇にきれいに花が植えられ、維持はさぞ大変だろうと思う。

そんな苦労もオールド・マスカットには宮殿があるからで
 
白い行政ビルの先に見えるのがオマーンの王宮、その向かいにはまだできたばかりらしい国立博物館。


宮殿前の広いコロネードには香港からの団体、ベトナム人の一団、それに我々日本人と東洋人だらけ。
香港とベトナムからのみなさんは港に停泊しているクルーズ船のお客らしい。

そしてみなさんがその前でポーズをとる、これがオマーン王宮。
 
しかしこの華やかな王宮はほとんど迎賓館で、現国王のカーブース・ビン・サイード陛下がここにいらっしゃることはほとんどないのだそうだ。


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オマーンの旅 3 夜のスーク・ワキーフ

2017-02-22 17:49:15 | 中近東/北アフリカ
1月30日 続き

博物館を出ると3時近かったので、そろそろよかろうとホテルへ。

 今夜の宿は Saraya Corniche Hotel。
 
フロントの愛想はないが、案内された部屋は広く、パープルにゴールドのインテリアがいかにもアラブっぽくて楽しい。
 低層の4階でもちゃんと予約通りコーニッシュ・ビューなので安心したが、窓ガラスがやたらにいる鳩のせいで汚いのが残念。

しばらくホテルで休憩して、夕方になってから再びスーク・ワキーフへ足を向ける。

地下道から外へ出てみると
 スークの前の広場が遊園地になっていて、大勢の子供連れで大にぎわい。

 
このすぐ近くのゴールド・スークや、きれいなランプの並ぶ一角など抜けて行くと
 カフェやレストランの並ぶ大通りは昼間とは大違いのすごい人出でごった返している。

 スークを抜けたところにはモスクがあって
 
その先にあるのが目指すファルコン・スーク。
ここは名前の通り、鷹狩りのための鷹を売買するところなのだが、広場に鳥かごが並んでいるようなところを想像していたら大違い。大きな建物の中に店がいくつも入り
 
それぞれの店の中にフードをかぶせられた鷹が足はつながれているもののケージにも入らずに並んでいる。
  
思ったよりも小さな鳥たちだが、中には真剣に吟味中のお客さんの姿も。
 
店内には鳥の他に鷹狩りに必要な道具も売られていて、フードを手造りする職人さんもいる。
ヨーロッパで言えば乗馬と馬具の店のような感じだろうか。
 一角には鷹の病院まであって、中東の鷹狩りの地位が実感できる。

ここを出てしばらく歩くとスーク・ワキーフの裏手に出た。
  
ライトアップされた国会議事堂とグランド・モスクの上に三日月が出て、アラビアン・ナイトみたい。
 
スーク・ワキーフの照明がきれいな建物はホテル、その手前には馬場があるが、ここにいる馬たちはたぶん警察の馬。
朝食を食べている時に騎馬警官を見かけたが、白馬に乗ってめちゃくちゃかっこよかった。

再びスークの中に入り込んで適当に歩いていると、ちょっとした広場に女性が群がっているところに出た。
スーク内の店舗は男性ばかりだが、ここでは露天に鍋を並べて女性たちが食べ物を売っている。
  
 
鍋はきっちりとアルミ箔で覆われ、蓋には料理名が書かれているが、英語でもどんな料理かさっぱりわからない。
「中を見せて」と頼んでもいまいち通じないので、「ライス?」というおばちゃんに一口味見をさせてもらってテイク・アウト。

これをぶら下げてホテルに戻ろうとスークの正面の大広場に出ると、にぎやかな音楽が聞こえてここにもまた人だかり。
 
ステージの上で民族衣装を着たおじさんたちが歌っている。

さらにその脇にはもう一つの人だかりがあって
 
こちらでは肩を組んだ男たちが踊っている。かっこい~。

この日は週末でもない月曜日。ここでは毎晩こんなお祭り騒ぎが繰り広げられているのだろうか。
アラブって思った以上に楽しい。

今夜の夕食は露天のおばちゃんから買ったやさしい味のチキン・ビリヤニ。
 一番小さい容器にしてもらったが、おばちゃんがぎっちり詰めるので3分の1も食べられなかった。これで10リヤル(300円)だったか、5リヤルだったか。どうせ食べきれないなら他の料理も買ってみればよかった。

 思いのほか地味なコーニッシュの夜景を眺めたら、今日はもう寝よう。


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オマーンの旅 2 ドーハのイスラム美術博物館

2017-02-20 22:22:41 | 中近東/北アフリカ
1月30日 続き

ドーハに1泊ストップオーバーした理由、それはヤシ並木の先にある真っ白い建物を訪れるため。

 
2008年に開館したイスラム美術博物館 Museum of Islamic Arts

白い積み木を重ねたような建物はルーブルのピラミッドを設計したことで有名なI.M.ペイによるもの。
アラブ式の要塞を意識したデザインらしいが、海に突き出した島の上に建てられているので周りは濠のように水に囲まれている。

博物館の前は緑の芝生が美しい大きな公園になっていて
 その向こうには今夜泊まるホテルなどがあるが、周りには新しいビルをガンガン建設中。

 開館時間の10時になったところで正面玄関から中へ。
簡単なセキュリティチェックはあるが、ここは太っ腹にも入場無料。受付では館内案内をもらうだけ。

 
入ると目の前には弧を描く階段があって、これがなんとも印象的。
 
見上げれば高い天井はモスクの中のようなドームになっていて、中空に浮かぶ輪もモスク内のランプがこんな形に並んでいる所がある。
 
正面の巨大な窓の向こうには海に浮かぶビル群が見え、その前は広々としたカフェスペースになっていてなんともスタイリッシュ。

展示室は2階と3階、この吹き抜けの周り三方にあるのでまずは2階のIntroduction Gallaryから。
  
  
導入部屋からイスラム美術を代表するお宝満載。
 
展示やライティング、説明も丁寧で実に見やすい。

2階の各展示室はカリグラフィー、紋様、科学など、東は中国から西はシチリア、スペインまで、国や時代をまたいだテーマごとになっており、3階の展示室は国と時代ごとになっている。
そしてなによりうれしいのはどの展示室も写真撮影が自由なこと。


いかにもイスラムらしいタイルとか
 
凝った扉の装飾。
 天体観測のための器具がたくさん並んでいる所も科学が発展していたイスラムらしく、
 
これは茶こしだったろうか、首の所だけの面白い展示もある。

 
こんなユーモラスな水差しもあれば
 
これらはモスクを照らしたランプだろうか。
 
カーペットはまさに「ミュージアム・ピース」で
  
 
彫り物にしてもミニアチュールにしても超絶技巧のオンパレード。

どの展示物も価値ある物ばかりではあるが、
  
 
インド、ムガール王朝の宝石だらけの品々も普通に展示されているのもすごい。他の博物館だったら特に警備を厳しくしそうだが、そんな様子も全くない。

と言うわけで山ほど写真を撮らせていただいたが、中でも気に入ったものはこちら↓



最後は4階の小さな特別展示室を覗くと、なぜか「モハメド・アリ展」を開催中。
 
彼がイスラム教に帰依したからだろうか、カタールにも来たことがあるらしく、ジョー・フレイジャーやジョージ・フォアマンとの写真など懐かしかった。

3時間ほどかけて展示を見終えるともうへとへと。
 
そこで1階のカフェでフェンネルのスープを頼むと、これが強烈なハーブの香りにクミンも効いておいし~
しかしこのカフェ、おしゃれな造りにウェイターもたくさんいるのだが、サービスが要領悪くてとにかく遅い。こんなところもアラブ風味か。

 
カフェの横にはこれまたおしゃれなミュージアム・ショップがあるもので、ついイスラム紋様の時計などお買い上げ。

そしてこのショップの横の扉から噴水のあるテラスに出ると、素晴らしい眺め。
  


カタール自体には文化と言えるほどの物はなく、この博物館に収められているのは確かに潤沢な資金で世界中から買い集めたもの。
しかしイスラムの国に国境などと言う概念を越えたイスラム文化の成果が一堂に集められるのは意味のあることではないだろうか。

イスラム美術博物館、堪能させていただいた。


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オマーンの旅 1 朝のドーハ到着

2017-02-17 18:35:22 | 中近東/北アフリカ
カタール&オマーン旅行 2017年1月29日~2月10日

今回のオマーンはおなじみS社のツアー利用。
しかしカタールのドーハに興味あるものを発見したので、ツアーの出発より一日早く発ってドーハに一泊ストップオーバーすることにした。

1月29日

出発は羽田空港から。
カタールはワンワールドなのでJLのラウンジが使える。
 国際線ラウンジのリニューアル以来初めての利用なので、早めに空港へ行ってサクララウンジ・スカイビューへ。

21時の営業開始と同時に入ったのでほとんど一番乗り。
 
バーカウンターの壁には武田双雲の作品がかかる横長のラウンジは名前の通り窓が大きい。昼間ならさぞ眺めがいいことだろう。
 
ダイニング・エリアも広いが、食べ物は相変わらずあまりぱっとしない。
しばらく麺類には会えないから、とうどんを選んだが、出汁がぬるくて残念。せめてさぬきうどんのセルフのように熱湯でうどんをゆがかせてくれればいいのに。
 とぼやきつつこちらでゆっくりして、定刻23時50分出発のカタール航空に乗り込んだ。

1月30日

12時間のフライト後、ドーハには15分ほど遅れて朝の6時過ぎに到着。

 
2014年、イランへの旅で立ち寄ったすぐ後に移転した新空港はとにかくばかでかい。
 
シャトルを利用してメイン・ターミナルへ移動、ほとんどの乗客が乗り換える中、入国カウンターに並ぶのはほとんど南アジアからの出稼ぎ者。

さて、カタール入国にはビザが必要だが、カタール航空利用の場合、事前に申し込むと96時間まで有効のトランジット・ビザがただでもらえる。7日前までにHPから必要な情報とパスポートの写真ページのコピーを送るとメールでビザが送られてくる仕組み。普通に取れば100リヤル(約3000円)かかるのでこれはうれしい。

そのビザを入国審査で見せるが、係官はコピーを見ることもなく、パスポートにスタンプを押されることもなくてすぐに終了。降りる人も少ないので荷物も既に出ていて、ここまでは実に早かった。

ところが両替をしようと思ったらこれが大変。入国後には窓口が一つしかなく、カウンターにいるのはフィリピン人とインド人だが、アラブ人の客一人一人にとんでもなく時間がかかる。どうもかなり多額を両替しようとしているようで、待っている他のアラブ人もあきれるほど。途中でATMに切り替えようとしたが、こちらではなぜかいつも使っているシティバンクのカードがはねられて、結局並び直し。
わずか50ドルほどの両替に30分もかかり、しかも15リヤルの手数料まで取られてキーッ、と早くもアラブの洗礼。

街中まではタクシーを使ったが、シーク教徒の運転手はホテルを知らず、英語もいまいち通じない。
住所を伝えるとエリアはわかったが、案の定通りがわからなくてうろうろ。「誰かに聞きなさい」でやっとホテルにたどり着く。

フロントに立ったのは8時少し前。できればアーリーチェックインをしたいと事前に頼んであったのだが、フロントのフィリピン人(推定)は「満室なので無理」とにべもない。後で聞くとこの時期サウジの学校が休暇のため旅行者が多く、本当にどこも満室だったらしい。

仕方がないので靴だけサンダルに履き替え、荷物とダウンを預けて、東京からの服装のまま外へ。

7,8分歩くと広ーい大通りに出て、その向こうはコーニッシュと呼ばれる海沿いの遊歩道になっている。
 
 
海には観光用のダウ船がたくさん浮かび、その向こうにはこれぞドーハな高層ビルがにょきにょきと並んでいていい眺め。
空は快晴で気持ちがいいが、気温は20℃に届かず、海風が冷たくて思ったよりもずっと涼しい。これは着替えなくてちょうどよかった。

きれいなコーニッシュを歩いて行くとドーハのシンボルらしい真珠貝が出現。
 
途中には携帯の無料充電ステーションがあって、さすが太っ腹。

 さらに大通りを渡ろうと地下通路に入ると
 
まるで高級デパートのようなエレベーターにピカピカの通路でびっくり。

これを出たところはちょっとした公園になっていて
 
右手に見える大きな白い建物は国会議事堂らしい。

この公園を突っ切った先にあるのはスーク・ワキーフへの入り口。
 このスークは250年ほども前から存在するそうだが、2003年に大火で焼失。現在の建物はこの10年ほどの間に建て直されたものだとか。

そんな事情からここもドバイの歴史地区のような作り物めいた所かと思ったが
 
大通りこそ整然といかにも新しい感じがするものの
  
ちょっと中に入ると狭い通りにはスパイスの香りが立ち込め、いかにもアラブらしい大鍋や大皿が売られていたり
 
庶民的な衣料品店にアバヤも並ぶ。
 
ちょっと安っぽい土産物屋もあるし
 
香水入れやキャンドルスタンドもエキゾチック。
 そこかしこに荷物運びのおじちゃんたちも手押し車と共にスタンバっていて、ここはちゃんと昔ながらの商売が続くスークだ。

 迷路の店の間にはこんなゲームの並ぶ渋~い喫茶店もあるが、こういう所はおじさんたちが水タバコをふかして過ごす所なのでよそ者が邪魔をしてはいけない。

大通りに朝から営業する明るい店があったのでこちらで2度目の朝ご飯。
 
イラク人のおじさんが目の前で伸ばして石窯で焼いてくれるザータルのパンはわずか6リヤル(180円)、こちらで「カクテル」と呼ばれるフルーツジュース15リヤルはイチゴにバナナ、オレンジジュースだろうか、どちらもおいしくて大満足。

楽しく時間が潰せたところで、そろそろ本命に向かおう。



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イランの旅 おまけ

2014-09-30 16:38:09 | 中近東/北アフリカ
イラン旅行記からこぼれた小ネタを総ざらい。

光の環

 イスファハンのハージュ橋で見かけた見事な光の環。
何をしているかと言うと水タバコのための炭をおこしているところ。炭の入った入れ物をグルグル回す姿が橋の下にぽつぽつ。

寄付金箱

 イラン中の道路脇で見かけたこの箱、郵便箱かと思ったら寄付金を入れるためのもの。
場所によっては10メートル置きぐらいに並んでいて、郵便箱よりずっと多い。
それにしてもこれにお金を入れている姿は一度も見かけなかったが、寄付金は集まるのだろうか。

スーパー

バザールが健在なイランとは言え、町にはもちろんスーパーがある。
マシャドのイマーム・レザー廟経営のスーパーは以前にご紹介したが
 こちらはイスファハンの街中のスーパー。
加工食品などパッケージされた製品が多いが
 羊の頭まで売られているところがさすがイラン。
 面白半分にイラン製インスタント麺なんて買ってみたが、こわくて(笑)まだ食べていない。

交番

街中にお巡りさんが常駐する交番制度は日本独自のものだと聞いたような気がするが、イランにも交番はある。
 
マシャドにテヘラン、まったく同じ形でプレハブっぽいがなかなかかわいい。 
 イスファハンのイマーム広場にはツーリストポリスの交番まであって、こちらはさすがにこじゃれた造り。
でもお巡りさんの世話にはならないで済むのが一番。

道路脇のモニュメント

イランをドライブ中は退屈している暇がない。

それというのも町の入り口など、道路沿いに謎のモニュメントがいっぱいあるから。
 
火の鳥もどきやスーフィーのおじさん、他にも笑えるオブジェがいっぱいあったのだが、走る車の中からでは間に合わなくて写真を撮れなかったのが残念。

かと思うと中央分離帯に並ぶひげ面の男たちの写真。
 
これはイラン・イラク戦争で命を落とした「英雄たち」とのこと。
もう30年も前のことなのに、と思うのは忘れっぽい日本人だからだろうか。


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イラン女性のおしゃれ

2014-09-25 13:22:24 | 中近東/北アフリカ
イランの観光地では学校の遠足によく遭遇した。

 シラーズのサアディー廟で遭遇した大集団は小学生。
  ちょっとイギリスの衛兵さんみたいな色合いの男の子もかわいいが、白い頭巾をかぶった女の子たちがかわいい。

 こちらはもうちょっと大きな女の子たち。
 
学校ごとに色が違って、制服のかわいさはブータンの次ぐらい。

 
これが高校生になると地味な青や黒になり、被り物も黒になるが、足元は思い切りスリムなジーンズ。

そして卒業すると
  トレンチコート風の上着のウェストをギュッと締め、スリムなパンツにゆったりスカーフを巻いた姿が多くなる。
 このコート、一見厚手の生地に見えるが、夏に向かう時期だったので触ってみればペラペラの薄地。

さらにボトムスの流行はスリムジーンズに代わってパツパツのレギンスらしく、
  
お店に並ぶ商品の派手なこと。「タイトなパンツははかないように」って旅行案内はなんだったんだ。
  特にテヘラン、それも空港にいたお客さんたちはぴちぴちで派手だった。

頭の方に目をやれば、上のオレンジのスカーフの女性のように、かろうじて引っかかっている人も多い。
  
さらにそこに大きなサングラスを乗せるスタイルも大人気だが、華やかな顔立ちに大きなサングラスは良く似合う。

それにしてもスカーフをひっかける高々と結い上げた髪はどうなっているのかと思ったら
  アクセサリー屋を覗いて納得。
頭の上でまとめた髪にさらにクリップで大きな造花を乗せているわけだ。

 
靴屋に並ぶハイヒールもハデハデ、シャネルの靴もある(笑)。

 
華やかなドレスも大人気のようだが、マネキンに無理やりかぶせたスカーフがちょっと悲しい。  

いまだにスカーフをかぶらなかったり肌を出していれば風紀警察に捕まって鞭打ち、黒ずくめのチャドル姿も珍しくはないイランだが、女性たちがおしゃれを楽しんでいるのはどこの国も一緒。

ところでイラン女性に最近人気なのはノーズ・ジョブ、すなわち鼻の整形なのだが、日本とは逆に骨を削って低くするのだとか。
地方では見かけなかったが、テヘランのちょっと裕福な北部では本当に何人も鼻に絆創膏を貼った女性に遭遇した。
お金のかかる美容整形はステータスなので、中には手術をしていないのに絆創膏を貼って歩いている女の子たちもいるらしい。

整形などしなくても美人の多いイランは女性を見ているだけでも楽しい。


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イランの飲み物いろいろ

2014-09-23 18:58:34 | 中近東/北アフリカ
イランの飲み物と言えばまずはチャイ。

 
ストレートで飲むイランのチャイはトルコのものほど渋みがなくて飲みやすいが、よほど甘くして飲むのか、ホテルのテーブルには砂糖がごっそり。
 
マシャドやイスファハンのバザールにはフレーバー付きのお砂糖も売っていて、棒が付いているものはお茶をかき混ぜるものだが、べっこう飴のようなものはこれを齧りながらお茶を飲む。

食事の時に飲むものではヨーグルトのドゥーグ。
 初日のお昼に早速飲んでみたが、イランのヨーグルトドリンクは塩味の上に微炭酸。塩味が結構きつくて、これは余計にのどが渇く。

そこでそれ以降飲んでいたのはもっぱらビール。
 スーパーにもずらりと並んで大人気。
と言ってももちろんアルコール厳禁のイスラム国、すべてノンアルコールなので下戸の自分にはちょうどいい。

イランのビールにはフルーツ・フレーバーのものが多くて、一番人気はレモン。
  缶入りに
  
瓶入り、ブランドもいろいろ。中でも最後の Alis がさっぱりしておいしかったような気がする。

 
リンゴ味の Bavaria と白熊印はヨーロッパからの輸入物、その隣はイランらしいザクロ味。
  
メロンにピーチ、他にもイチゴやトロピカルなんてものもあったが、要は麦芽の入ったジュース。炭酸飲料に比べればましとは言え、ずっと飲み続けるとやっぱり甘い。

  
で結局はフレーバーの入っていないオリジナルに落ち着くわけだが、これをビールと呼んだら酒飲みは怒るんだろうな、というそんな味。

 
薔薇で有名なカシャーンには飲むためのローズウォーターの他にも様々なハーブドリンクが売られていたが、中身も効用もさっぱりわからない。
 そこで無難にパック入りのミントドリンクを買ってみたら、これがなんと1袋15円。あまりの安さに警戒したが、飲んでみたらちゃんと自然のミントの香りで甘さも控えめ。結構いけた。


 
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イランの旅 26 イラン料理教室

2014-08-07 18:37:06 | 中近東/北アフリカ
5月5日 続き

さて、イラン滞在の最後に向かったのはこれまで10日間、我々を案内してくれていたガイドさんの家。
出発前からどこかでイラン料理を教わりたいとリクエストをしていたのだが、結局ガイドさんが料理するところを見せてご馳走してくれることになったのだ。

  
ガイドさんのお住まいはテヘラン北西部、まだ新しいアパートの立ち並ぶ閑静な住宅地。
 2階にあるお部屋の玄関を開けるとすぐに10畳ほどの居間。
  
その先、ベランダに面した方が部屋の幅いっぱい台所になっている。本来は調理台のある方だけが台所だったものを改装したそうで、日本では見ない間取りだがとても使いやすそう。
他に寝室が一つとバス、トイレ。
  
ベランダからはミラード・タワーも見えて、とても快適そう。

ずっと我々と一緒だったので昨晩しか準備する時間がなかったと言いつつ、下準備したチキンとナスをオーブンに入れてちょっと一休み。
 サモワールで紅茶を入れて、PCに入った家族の写真など見せてくれる。

なんでも彼女の家族は1ヶ月に一度はお母さんの家に集まるそうで、叔父さんやら叔母さんやらいとこやら、ざっと2,30人はいる。その食事を女性たちで準備して、食べる時は同じ部屋でも男女に分かれて摂るそうだが、きっちりヒジャブ姿のおばさま方から何もかぶらないいとこまで、なるほどこれが現在のイランか、と面白い。

きっちりイスラム風の結納式の写真も見せてくれたけど、派手だったらしい結婚式の写真を見せてくれなかったのは恥ずかしかったのかな。ウェディングドレス姿はこの時ばかりは男性にもお披露目するらしいが、髪は隠すのかと聞いたら、「そんなことしませんよ、セットするのにすごくお金かけるんですから」って面白すぎる。

そうこうしているうちに旦那様が帰宅。
なんでも我々のために早退してくれたそうで恐縮するが、すぐに料理に取り掛かる。
 
その手つきや手際の良さを見れば普段から料理をしていることがわかる。
運転手氏も「僕は料理うまいよ」と言っていたし(ガイドさんは「食いしん坊だからよ」なんて言っていたけど)、イラン人男性は料理なんてしないと思っていたのでちょっとうれしい驚き。

やがて次々に完成するお料理。
 まずは焼きナスをカシュク・ソースという濃厚で酸味のあるヨーグルトで煮込んだもの。乾燥ミントとサフラン水もちょっと入れ、さらに油で炒めた乾燥ミントをのせると香りがよく立つ。
 チキンはスパイスの使い方が面白く
 ナスのトマト味炒めに卵を落とした料理は旦那さんのお母さんの得意料理とか。
 シラーズ・サラダには乾燥ミントとオレガノが入り
 きゅうりのヨーグルトサラダにも乾燥ミントを使うが、さらにカレントが入るのが面白い。

台所には炊飯器もあるが、これを使わずお鍋でご飯を炊くのは旦那さんの担当。
 
それというのもおこげが大好きだからだそうで、なるほど見事な炊き上がり。上には軽く炒めたゼレシュクをガイドさんがかわいく盛りつけた。

そしてすべて揃った食卓がこちら。
 
野菜が豊富で優しい味付けのお料理ばかり。
「時間がないので煮込み料理が作れなかった」とガイドさんは残念がっていたが、短時間でこれだけ用意していただいただけでも大変。我々「レストランの代表的なメニューはほぼ食べた」そうだが、やはり噂通りイランのおいしいものは家庭にあるらしいと実感できた。

美味しい食事をいただいてまるで友達の家に来たようにすっかりくつろいでしまったが、そろそろ空港に向かわなければならないということで、片づけも手伝わずに食い逃げ。

 夕焼けのきれいなイマーム・ホメイニ国際空港でお世話になったガイドさん、運転手さんといよいよお別れ。
運転手さんには別れ際、「3人で食べて」と大きなクッキーの箱までいただいてしまって、イラン人のホスピタリティーには最後まで感動させられた。

テヘランを定刻の23時30分に出発、ドーハ乗り継ぎで5月6日、定刻より30分遅れの18時20分に成田到着。


今回も長い旅行記になってしまったが、それだけ中身の濃い初イランだった。


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