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映画「コンスタンティン」

2006年05月13日 | 映画
マトリックス」の後のキアヌ・リーブスの作品「コンスタンティン」だが、公開当時は2番煎じみたいであまり話題にならなかった作品。

今回DVDで見てみたけど、個人的にはテイストは悪くないと感じました。
何よりタバコのやめられないキアヌ君。超常的なものにはやられないのに、なんと肺がんで余命が無いと知り愕然なんていう設定がヨシ!
おまけに相手役は今年度「ナイロビの蜂」でアカデミー賞とったレイチェル・ワイズですよ。(キアヌがやはり以前、天界VS魔界もの「ディアボロス」に出ていたときの相手は、やはり後にアカデミーをとったシャーリーズ・セロンでした)
それから、天界と魔界のそれぞれの中間者「ハーフ・ブリード」が人間界にまぎれている設定が面白い。

一番好きなシーンはやはりハーフ・ブリードの天界系の人が肩からはえた翼を広げるシーン。(感覚的にはありそうだよな)
ただ、B級に落ち着いた原因は、ただただ、魔界の亡者のCGのデザインセンスの無さに尽きると思う。

そこでハタと思ったが、この世界観を何十年も前に描いていた永井豪ってスゴイ。どうしてもH系が先行して、万人が諸手を挙げての評価はされないけれど、「デビルマン」のラストはとにかくセンセーショナルだったです。

脱線したけど、スタイリッシュでないキアヌ君や天界・魔界の有名どころが出るのがなかなか面白い映画です。

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