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気が向いたら書く

ブラックストラトと悲しきサルタン

2017-12-31 11:59:19 | Squier ストラト


すっかりメインストラトの座をフェルナンデスに奪われてしまったブラックストラトです。ネックが反ったのか、ビビりが出るようになってしまったため、最近ではストラトを弾くときはフェルナンデスがファーストチョイスになっています。

また、フェルの方がリアが太いので使いやすいんですよね。トーンを6くらいまで絞るとハムバッカーのような帯域に落ち着くんですね。ハムバッカーのように太い音、というわけではなく、あくまでハムっぽい帯域が出てるというだけなんですが。
これは安物セラミックPUと250kΩのポット、それからオレンジドロップの組み合わせでたまたまそうなってるのだと思います。500kポットだったり、ジャリつく感じのセラミックコンデンサだとこうはならないでしょう。ミドルはトーンスルーですが、痛いほどの音は出ないので、無難にまとまってくれます。このギターはもう設定を弄るつもりはありません。それくらいシックリ来てます。フローティングにしたらまたバランスが崩れるでしょうし。

その反動で、やたらと手を掛けたスクワイアの出番が減ってます。アームも一応使えるようにセッティングしてるので、アームを使うならスクワイアなんですが、アーミングもそれほど得意じゃないのでやりませんし。音が細くて、ストラトらしいのは断然こっちなんですけどね。

ということで、これぞストラト!って曲に挑戦したいなあと思ったのです。選んだのはダイアー・ストレイツの"Sultans Of swing"。これぞクリーントーンのストラトサウンド、と言ってもいいですよね。ほぼこの曲しか知りませんけどね(笑)

マーク・ノップラーがレコーディングに使用したのはは61年のストラトだそうです。あの赤いのですね。90年代はEMGかなんか載せたシェクターとか使ってた記憶があるんですが、定かではありません。

やってみました。

Sultans of swing


アンプはフェンダーのクリーントーンに。二本ともツインリバーブのモデリングです。→このインタビューにTwinにストラトのハーフトーンだ、と書いてありました。


リズムはピック弾きですが、マーク・ノップラーはピックを使わない指弾きなので、リードは指で弾いてみました。
指だとエッジが立たないので歪みづらいため、リードの方はクランチまでゲインを上げました。しかし録音してみたら粗が目立ちすぎたので、コンプ様においでいただくといういつものパターンですw

それにしてもこのリードギター、弾いていて楽しいです。指使いは決して難しいわけではないのですが、タッチの繊細さはなかなか真似できません。そして、曲に与えている彩りは絶大ですね。

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