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FootprintFile

気が向いたら書く

トレモロの穴埋め

2018-09-14 21:50:47 | Fernandes ストラト
フェルのストラトです。

Wilkinsonトレモロを載せるため、現行の2点止めトレモロ用の穴を埋めなければなりません。
本来なら、用意した丸棒と同じ太さの穴を開け、ピッタリ埋めるべきです。そして、棒材はメイプルなどの強度がある材が良いはず。

しかし、そんな都合の良い材は無く、手元にはヒノキの棒が。たぶん直径5mmですが、穴は4mm程度。ということで、ヒノキの棒を削ってサイズを合わせます。



こんな感じ。
ナイフとヤスリという、原始的な方法です(笑)
これを接着して、その後平面を出せば良いのですが、なぜかタイトボンドが行方不明になってます(割と頻繁に行方不明になります(笑))。
タイトボンドでもいいのですが、ねじパテという、ねじ補修専用のパテがあるらしいので、それを使ってみてもいいかと思ってます。買いに行く時間がないんですけどね…。

ストラトをまたいじる計画

2018-07-25 19:36:19 | Fernandes ストラト
もう手はつけない、と宣言していたフェルナンデスのストラトですが、やっぱりいじろうかと妄想しています。もう病気ですね(笑)



懸案はやはりトレモロユニット。そんなに使う訳じゃないんだけど、たまに揺らしたくはなるんですよね。でも、このギターのトレモロユニットは、イナーシャブロックが軽い(たぶんアルミ製?)のと、ボディやネックとの相性で、フローティングにするとイマイチなんです。スタッドを立てない、木ネジ2点留めなのも関係あるかもしれません。音が軽いというか柔いというか。

なので、トレモロユニットの交換をしたいなと。ただ、フェルナンデスオリジナルの2点留めユニットなので、他のものと互換性は無いし、となると、穴埋めしてネジ穴を開け直さなければならないと。かなり難易度が高くなります。手をつけるべきか、そこまでやる価値あるか。悩みます。

あとは、電装系。
このギターはフロントとリアにトーンを効かせて、センターはスルーにしています。この配線は中々使いやすいし、リアはトーンを絞るとハムバッカー的な帯域に落ち着くので、気に入っています。対して、フロントはもう少しハイエンドが欲しいし、もうちょっとザラついてくれてもいいんだけど、と感じています。

ピックアップはいかにも安物のフェライトマグネットが裏に貼り付けてあるやつですが、音色自体は不満は無いので、PU交換ではなく、アッセンブリーの変更をしてみます。

考えているのは、まず、トーンのコンデンサをフロントとリアで独立させること。リアのオレンジドロップは気に入っているので、フロントのみセラミックに変更してみるとか。フロントのトーンポットを500kΩに変えてみるとか(これは全体の音に影響しますけど)。あとはハイパスボリュームにするとか。ミニスイッチでハイパスかノーマルか選べるようにするとか。そこまでやると面倒くさいな。ま、色々アイデアはあるんですけどね。あ、ハイパスというか、スムーズテーパーはシルエットに入れたいんだった…。

パワースプリングの弊害

2018-02-10 19:09:53 | Fernandes ストラト
以前、フローティングをやめて、トレモロに通常より張力の強いパワースプリングを張ったフェルナンデスのストラト。ふと裏を見るとこんなことになっていました。



これ、張りが強すぎるため、ボディ側のネジを引っ張りすぎてネジ穴をバカにしてしまったのです。高音弦側のネジが抜けそう。本当はあと2本、普通のスプリングを足して5本がけにしていたのですが、それは外しました。

これは、パワースプリングが強すぎたと言うより、ボディが柔らかいバスウッドなのでこうなってしまったのだと思うのですが、まさかこんなことになるとは。ネジ穴を補強しなくては。

スクワイアの集成材ボディもそうですが、加工のしやすさと強度はトレードオフ。音質はともかく、耐久性を考えるとアルダーやアッシュの方が良いのかもなあ、と思います。まあ、そんなに弄り回さなければ関係ないかもしれませんし、そもそもアルダーもアッシュも所有したことないんでわからないんですけど(笑)。

フェルナンデス完成編

2017-10-08 18:33:29 | Fernandes ストラト
大したことはしてませんが、とりあえず完成です。



懸案だった、音が太すぎるところ。
ブリッジベタ付けに加えてスプリングも5本がけにし、さらに今回、アウトプットへ行く線をベルデンに変えたことで、マシになった気がします。全体的にシャキッとしました。

とはいえ、回路的なところより、物理的なブリッジの設定の方が効いてる気はします。やはりこのギターはフローティングにするべきではなさそうです。アームを使うかは分かりませんが、一応サドルの弦が乗る部分はヤスリをかけ、コンパウンドで仕上げて滑りを良くしています。

これより細い音が欲しいなら、ハイパスフィルターを入れるしかないかと思いますが、このギターは音が太めのモダン志向のストラト、というキャラと考えることにしたので、とりあえずこのまま。

ミドルPUをトーンスルーにしたのは、エリック・ジョンソンモデルを参考にしたのですが、ちょっと面白いです。ハーフトーンの音色の自由度は上がりますね。特に、今までミドルとリアのトーンを共通にしていたので、後ろ側のハーフトーンはどこか物足りないというか、絞ったら使えませんでした。リアにトーンが効くことで、ストラトにしては元々太めのリアPUがさらに使いでがある感じです。結構気に入ったかも。

音のサンプルです。前回のと全く同じセッティングでリトルウィング弾いてみました。ギターだけ変わったということです。

フェルストでリトルウィング

以前の全然ダメ!って感じではなくなりました。やはりこちらの方が音が太いですね。いいかも。

ピックガードの誤算

2017-10-04 17:24:37 | Fernandes ストラト
ピックアップカバーは削ってヤスって、なんとか収まりました。3つのうちひとつは削り過ぎて、もうすぐ透けてしまいそうなほど薄くなってしまいました。

それで。なんとか装着したんですが。



なぜかピックガードのネジ穴が合わなくなりました。ピックアップカバーぶんのクリアランスがなくなったせい?そんな変りますかね?
それともワイヤーの取り回しの問題なのかな?ジャックに行く線が短くなったから?

最悪、穴を開け直しということになりますが、なんか腑に落ちないです。

ピックアップカバー

2017-10-02 19:11:29 | Fernandes ストラト
フェルナンデスのストラト、回路の変更はサクッと終わりました。ジャックへ行く線は、結局のところ定番のベルデンに。家電配線材が見つからなかっただけなんですけどね。

それで、組み込めばもう完成なんですけど、せっかくバラしたんで(22Fのつば出し仕様なので、ネックを外さないとピックガードが外れないのです)ピックアップカバーを付けます。

というのも、以前ピックガードを交換した時に、ピックアップの穴が小さくて、ピックアップカバーを外さないとピックアップが付けられなかったんですね。で、とりあえずカバー無しにしていたのですが、見栄えも良くないし、強度的にもちょっと不安もあるのでカバーを付けたいなと。

しかしながら、ピックアップの仕様は統一されているわけではなく、ポールピースの大きさや間隔などはまちまち。つまり、ピックアップカバーも製品によってバラバラなんです。ピックアップカバーなんてそんな高額なものではないですが、ギャンブルで適当に買って、使えないのを増やしても仕方ないですしね。アリものを削って使います。

単純にカバーをヤスリがけするだけなんですが、地道というか、なんでこんなことしてんのかなあ、と虚しくなります。いい感じに焼けていた部分をやすってしまったので、全体的にキレイにするべきなのかな。



カバーを削ったり、穴を拡げたりして、やっとこの状態です。まだキツキツで、PUの高さ調整は無理なので、さらに微調整が必要です。面倒臭え。

フェルナンデスストラトの回路変更

2017-10-01 14:24:14 | Fernandes ストラト
次はこいつですかね。



トレモロブリッジのスプリングを替えて、ベタ付けにしたことで、それなりに生鳴りが改善されたフェルのストラトですが、やはりズブい。回路もいじります。

現状は1V2Tで、センターとリアのトーンを兼用していますが、これをエリック・ジョンソンモデルのようにセンターをトーンスルーにします。やはり、トーンが共用だとハーフトーンがつまらない気がするので。普通の配線はスクワイアでやってますので、こっちはひとひねりということで。

さらに、もう少し全体的にブライトな音にしたいので、ジャックへ行くホット線の線材を替えます。定番となっているベルデンのシールド線でも良いのですが、あえて以前の家電配線というのもアリじゃないかと思っています。

エレキギター弄りが高じると、やれピックアップだ、コンデンサだ、配線材だと、やたらチューンアップしたくなります。
しかし、どうもそれが逆効果になることもあるようです。このギター、ピックアップ以外をCTSポット、CRLスイッチ、スイッチクラフトのジャック、オレンジドロップコンデンサ、クロスワイヤーというド定番をそのまま付けていますが、それによって妙に音が太くなってしまいました。これは、たぶん配線材のグレードが上がったことで、マスキングされていたピックアップの癖がそのまま出てしまったのかと思います。嫌なところまで全部出てるとでも言いましょうか。

ギターの音作りは引き算だ、というようなことを聞きますが、やっぱりそうなのかも。

トレモロスプリング

2017-09-09 17:13:33 | Fernandes ストラト
フェルナンデスのストラトです。

前回記事にした、トレモロのセッティングを変更しました。フローティングにしていたのを、ベタ付けにして、スプリングもパワースプリング?に戻してみました。



たぶんSCUDのだと思うのですが、あまり覚えてません。

結果から言うと、やはり狙い通りで、柔らかかったというか、緩かった音がマシになりました。ボディやトレモロブロックの特性からして、今の方がよい音だと思います。元に戻しただけですけどw。これなら、回路的にトレブルをもう少し目立たせればよい感じになりそうです。

パワースプリングの恩恵はよく分かりません。普通のバネ5本がけも良いような気がします。

ストラトの基本セッティングはフローティング、というのが定説ですが、ボディやパーツの組み合わせによっては、ベタ付けの方が良い場合もあると思います。そんなのおかしなギター、ストラトの範疇で語るな、と言われそうですが笑。

一方、スクワイアの方は現状でフローティングにしていますが、よい状態です。アーミングをしてもそんなに狂いません。ネックが若干順反りしていますが、ちょっとハイフレットの弦高が高いかな?くらいなので、あまり追い込まずに現状をキープしておきたい感じです。とはいえ、いじり素材は手に入れてるんですけどねw

ネック、ボディ、パーツ、塗装…

2017-09-06 21:30:43 | Fernandes ストラト
Fender Pro Jrを手に入れたことで、アンプで音を出す機会が増えています。シミュレータにヘッドホンも良いですが、やはりアンプからの音はいいですね。

で、手に取る率が高いのがフェルナンデスのストラトなんですが、これはアンプの近くにあるシングルコイルのギターがこれだけ、というだけの理由です笑。



このギター、以前ジャンクでドンガラで手に入れたのを、塗装を剥いでラッカーで塗り直し、アッセンブリーを整えたものです。それなりに気に入っていたのですが、2年くらい前?アッセンブリーをグレードアップしたら音が太くなりすぎて、どうも気に入らなくなってしまいました。

ピックアップがややパワフルなものでミッドが強いのですが、これがギター本体とマッチしない気がしています。

もっと言うと、ギター本体の音が柔らかすぎる、強いては塗装をやり直したことで音が悪くなったのではないか?という気すらしています。

安いグレードのギターは、ボディ材などは入手性や加工性の高さを優先されているため、概して軟らかい材が使用されています。このフェルナンデスはバスウッドですが、最近の激安ギターは種類も分からないようなソリッドウッド、などと表記されています。

ネックが軟らかいうえ、ボディも軟らかいと、音もそんな感じになるんですが、厚いポリ塗装はそれを補正する役割があると思います。ことソリッドギターに関しては、塗装は薄ければいいというものでも無い気がしています。材のグレードが高く、楽器として十分な硬さを保持しているのなら薄い塗装の方が良いのでしょうが、安ギターを無闇にオイルフィニッシュなんかにするのは逆効果でしょう。確実に音の芯というか、腰が無くなります。

ぼくが近ごろ気になっている70年代フェンダーは、例外なく剛性感の高いネックに、重めのボディ、鉄製のトレモロブロックです。それに純正の非力なピックアップが組み合わさってあの音になっているのだと思います。軟いネックとボディにパワーのあるピックアップ、だと正反対なわけです。

ただ、ストラトの凄いところはパーツの組み合わせとセッティング次第でいかようにも、は言い過ぎにしても、ある程度は補正可能なところです。トレモロブロックが重い鉄製で、さらにベタ付けセッティングにすればかなり補正が効くと思いますし、もっと非力なシングルコイルに、ハイが強く出る配線材を使うなどすればバランスは良くなるでしょう。

このフェルナンデスのストラトに関しては、以前の方が良い音だった気がする、というのは配線材も一要素ですが、トレモロをベタ付けにしていたのも要因だと思います。しかも、パワースプリングとかいう、通常より硬いトレモロスプリングを使っていました。イナーシャブロックはたぶんアルミ製で、音も重量も軽いのですが、ベタ付けにしていたので補正されていたのだと思います。フローティングさせるならば、イナーシャブロックが重くないと、やはり音も軽くなるでしょう。

今後、このギターはまた手を入れていきますが、これらを念頭に置いて調整していきます。