goo blog サービス終了のお知らせ 

FootprintFile

気が向いたら書く

さよならフェルナンデス

2021-08-10 20:12:00 | Fernandes ストラト
フェルストラトのリフィニッシュです。

今回はキャンディアップルレッドということもあり、マッチングヘッドにしようと思っています。
このギターは、元々ロトマチックペグがついていたのですが、コンバージョンブッシュを使ってクルーソンに換装しています。しかし、元のペグがついていた跡がヘッドについているのです。これを慣らすと、必然的にヘッドのリフィニッシュが必要なのです。




ペグ穴の周りに丸く跡がついているのをヤスリで鳴らしました。完全とは言えませんが、まあこんなもんかと。

フェルナンデスロゴも所々消えてしまいました。マッチングヘッドに塗装した後は、まあ、なんかロゴが無いと寂しそうですよね。フェルナンデスロゴなんて売ってないしなあ。まあF社ロゴにしましょうかね。個人の楽しみですしね。


さよならソニックブルー

2021-08-09 18:18:00 | Fernandes ストラト
遂にフェルナンデスのストラトのリフィニッシュに着手します。10年以上前に自分でリフィニッシュしたギターなので思い入れはあるのですが、ヘタクソなレリック加工や、それによって見えてしまっているパテによるボディの補修跡がずっと気になっていたのです。

次の色はキャンディアップルレッドに決めているのですが、ボディは着色層とシーラー層を削って、木地まで戻してオールラッカーによるリフィニッシュを考えていました。
…ました?




いやーねえ、塗装落とすのってホント面倒なんですよ。台風による強風の中、ベランダでシコシコやすってたんですけど、もうええかと。どうせ木目が見えない塗装だし、自分のだし、音の違いなんてどうせ分かんないだろうし。

ということで、数分で方向転換し、上から塗ることにしました(笑)

とはいえ、ところどころ傷があるので、出来るだけサンディングで慣らします。

バックに2箇所ほど、心ない人間に付けられた深い傷があるのですが、それはパテ盛りでもしなければ直せないし、まあ音には関係ないし、どうしようか考え中です。


フェルナンデス完成

2021-02-03 18:51:00 | Fernandes ストラト
何度も姿を変えているフェルナンデスのストラトですが、とりあえず完成しました。




ボディとネックがボロボロなのに金属部品はピカピカしているんで、違和感あるかな?と思いましたが、むしろ「実践向けに改造してる感」が出て、結構気に入っています。
見た目は中々悪くないです。

音もそれなりに良い感じです。想定内ってとこですね。
シングルコイルとハムバッカーのバランスも悪くないし、ポットの値を変えたことで、今まであったシングルコイルのズブい感じも無くなりました。フロントとセンターはチェリーストラトより良いですね。ただ、ノイズが多めなのが気になります。アースの処理が悪いのかもしれません。自分で配線した時の経験上、トラブルの原因はアース関係が多いです。
いずれ配線をやり直すか、リフィニッシュしたらキャビティのノイズ処理もしたいですね。実のところ、そこまでやる価値があるかは疑問ですが…(笑)

そういえば、先に仕上げたST57のセンターに、このギターのシングルコイルとセットだったものを載せました。

このギターでは250kポット3個の配線ではリアでもズブいと感じたピックアップですが、ST57では同じ構成でも、気になりませんでした。ST57の方がネックが太く、ボディも重いからでしょうか。やはりエレキギターはトータルで音作りされるものなんでしょう。深い。

ピックガード問題

2021-02-01 20:21:00 | Fernandes ストラト
新しく買ったSSHピックガードは、例によって全くネジ穴の位置が合いません。
全ての穴を埋めて、開け直します。ということで、また爪楊枝が乱立しました。話が前後しますが、ロトマチックペグのネジ穴も埋めたので17本にもなります(笑)





にも関わらず、一番ジャックに近いネジ穴は合いませんでした。ボディのザグリギリギリなんです。ボディ側に木材を足さねばならないのですが、面倒なので、とりあえずネジを斜めに締めておきました。今後、要修正です。

また、ハムバッカーのサイズを拡げたり、シングルコイルのネジ穴が皿もみ加工されていなかったことは前に書きましたが、ボディに取り付けてみるとネックポケットにも干渉していました。






仕方ないので、ナイフやヤスリを使って整形します。ピックガードの方が大きいのではみ出してる部分を削るのです。完全に手作業になるので、それなりに大変です。ピックガードの加工は、ぼくはあまり好きな作業ではないです。まっさらの板から作るのとか全然やりたくないです(笑)


クルーソンペグへの換装

2021-02-01 16:12:00 | Fernandes ストラト
フェルナンデスのストラトです。
もともとゴトーのロトマチックペグが付いていて、1弦のみ少し動きが渋いかな?という程度だったのですが「見た目がカッコいい」という理由のみで、クルーソンタイプに換装します。ゴトーのペグは同じのをワンセット持ってるんですけどね(笑)

ロトマチックからクルーソンへの換装ということで、穴の大きさが違うのですが、ここはお手軽にコンバージョンブッシュを使用します。使ったのは本家クルーソン製で、10.5mmのもの。コンバージョンブッシュには9mmのものもありますので、注意が必要です。

ブッシュは100均で買った小さな万力で装着します。その後、水平に並ぶようにペグを設置。ペグはフェンジャパに付いていたという新古品を落札したものですので、おそらくゴトー製だと思います。




普通のブッシュより金属部分が多いため、若干のメカっぽさがありますね。ヴィンテージというより、モダン志向のこのギターには合ってる気がします。なかなか気に入りました。


ザグリの拡大

2021-01-30 18:05:00 | Fernandes ストラト
フェルナンデスのストラトです。

SSHレイアウトにしようとピックガードを購入、パーツをセットしてみました。フロントとセンターは今までと同じ、リアのハムバッカーはGibson498Tです。余っていたからという理由です。

90年代以降、ギブソンのスタンダードクラスでお馴染みの498Tですが、どうも歪ませること前提のような暑苦しさがあるピックアップです。レスポールスタジオに載っていましたが、それほど好きなピックアップではないです。ただ、この単体での厚みはストラトには合うのではないか?という希望的観測があります。

ハムバッカーに合わせてポットは500kにしますが、ボリュームはなんとなく250kのままにしてみます。チェリーストラトは同じくSSH配列ですが、フロントトーンのみ250kにしたので、どちらが良いか実験です。

で、パーツをセットしたピックガードをボディに乗っけてみたのですが、収まらん…。ザグリとピックガードの穴が一致していませんでした。まあ、あるあるですね。なんの躊躇もなくノミでザグリを拡大しました。




汚いですが構いません。このボディはいずれリフィニッシュまで想定してますからね。


並行作業

2021-01-24 19:31:00 | Fernandes ストラト
2本のギターのメンテを並行してやることにしました。一本は預かりもののフェンジャパ、もう一本はフェルナンデスのストラトです。




フェルナンデスはSSHに改造しようと思い、ピックガードを入手していたのです。Amazonで売ってる中国製の安いやつですけど、シングルコイルのピックアップネジ部分が皿もみって言うのか、落とし込み加工がされてないんですね。まあ値段なりで仕方ないですけど。
さらにポットもCTS500kを仕入れました。一応みっつ入手しましたが、全部500k似するかは決めていません。

今回、なぜ並行して作業することにしたのかと言うと、フェルナンデスのリアシングルPUをST57に移植しようかと思ったからです。

テキサススペシャルの直流抵抗値はフロントが6kΩ、リアが8.5kΩと、シングルコイルにしては高めです。センターに入れるのもそれなりのパワーがあった方がマッチするかと思います。フェルのリアPUは測ってみると5.5kくらい。あれ?意外と低めでした。まあ、直流抵抗値が出音のパワーと比例するかと言えば、必ずしもそうではないような気もするのですがね。

まあ間に合わせなんで、とりあえずはいいでしょう。

フェルナンデスのストラトを弄る

2020-12-16 18:18:00 | Fernandes ストラト
このところ控えメンバー扱いのフェルナンデスストラトを弄りました。ネックが反っているのでトラスロッド調整をするのですが、このギターはネックを外さないと調整できません。

弦を外し、ネックを外してトラスロッドを回すのですが、前に回した時に限界近くまで回していたような記憶が…。
ただ、トラスロッドナットが硬くなっているだけかもしれませんし、いざとなればワッシャを入れて増し締めできるので、とりあえずトラスロッドナットを外し、グリスアップしてみました。

グリスを塗布したナットを戻してみると、スムーズに回るようになったためか、ネックをストレートに修正できました。

更に、以前フレットの擦り合わせをした時に、フレットクラウンの仕上げが甘かったのが気になっていたので、整形し直しました。フレットをマジックペンで塗って、山を残すようにダイヤモンドヤスリでやすります。その後、400番、600番、800番とサンディングし、コンパウンドで磨きましたが、もっと磨いた方が良かったみたいです。なんかくすんでます。






現状、弦を張っていない状態でストレートですが、弾いた時にハイフレットに干渉するかも知れないので、最終フレットだけ気持ち低くしてみました。

ネックをボディに取り付け、弦を張り、試し弾きしてみると、特に問題ないようです。まあ、特段良くなった感じもないんですが。

で、久しぶりにマルチに繋いで音を聴いてみましたが、やっぱりズブいですね。トレモロユニット変えて良くなったと思ってましたが、イマイチです。太いと言えば聞こえは良いですが、トレブルが出ておらず、リアでちょうど良いくらい。やっぱり回路を変えた方が良いですね。

ポットを500kに変えれば良くなると思いますが、最近チェリーストラトばかり弾いていて、なんだかんだとSSHは楽なので、こいつもやはりSSHにしてしまおうかと思います。

元々、このギターは自分にとって最初のストラトでしたから、トラッドな方向に仕上げたくて3Sにして、ポットもシングルには250k、とセオリー通りに組んだわけですが、このピックアップには500kが正解かと思います。今はストラトは複数ありますし、22フレットに9.5R指板のこいつはもっとモダンな方向に振った方がいいかなと。

フロントとセンターPUはそのままで、リアはできればPAF系のハムバッカーが良いですけど、とりあえず余らせてるGibson498Tかな。前にアリアレスポールに載せてたカバードハムでも良いですが、あれはフロント用だし。

将来的にキャンディアップルレッドへのリフィニッシュも視野に入れて、鼈甲ピックガードを入手しようかと思います。

Wilkinson WV6SB 取り付け後

2018-10-11 18:44:23 | Fernandes ストラト
ウィルキンソンのトレモロを取り付け後、オクターブ調整をしました。もう少し後ろにトレモロを設置すべきだったのか、6弦はサドルを限界まで下げてようやく妥協できる程度になってしまいました。3弦は大丈夫なんですけど。まあ、6弦のハイフレットなんてまず使わないんで、別に良いんです。



さて、音を鳴らすと、やはり生音の段階で響きが違います。クリスピーというか、シャラーンという金属的な響きがあります。アンプに通すと、以前はフローティングにするとモッサリした感じがあったのですが、そんな印象は無くなりました。これは効果絶大です。ただ、若干ですが音が華奢というか、細くなった印象もあります。個人的には嫌いではないですが。

いずれにしても、このトレモロユニットは気に入りました。今回は2点支持からの換装だったので大変でしたが、普通の6点支持ユニットなら換装も簡単なはずです。費用対効果はかなり高いと思います。ピックアップを交換するより、まず先に手を付けても良いのではないかと。アームは差し込むだけで位置も決まるし、ユニットの動きも滑らかです。スクワイア用にもう一個買おうかな、とか思っています。

せっかくなので、ストラト3本を取っ替え引っ替えして弾き比べてみると、フェンダーメヒコが一番モッサリしている…。音は一番太いんですけどね。イナーシャブロックをスチールにすればいい感じになるかも。そろそろフェンダーをバラしますかねw

Wilkinson トレモロの取り付け

2018-10-08 20:38:42 | Fernandes ストラト
フェルのストラトです。
フェンダーを手に入れたのでモチベーションがダダ下がり、しばらく放置してました。

やっとねじパテを手に入れたので、穴埋めをして、新たに穴を開け直します。



削ったヒノキの丸棒を接着し、ボディとツライチになるように薄刃のノコギリで切り落としたあと、ナイフで整えました。
その後、穴を6つ、垂直にあけるのですが、これがなかなか難題です。ボール盤とか無いですからね。
とはいえ、このトレモロユニットは、支点となるネジ穴が楕円形になっていて、多少の誤差は吸収してくれます。ということで、例によって現物合わせです。

最初はピンバイスにドリルビットを付けて、手回しで穴を開けようとしたのですが、元のボディ材と、ヒノキで埋めた部分の硬さが違うため、柔らかい方にずれてしまい、即席の治具(L字金具を組み合わせたもの)を使っても垂直に穴を開けるのに失敗しました。結局、爪楊枝で穴埋めして、電動ドリルで開け直すことに。強度が心配な場所ではありますが、たぶん大丈夫でしょう。



とりあえず弦を張ると、弦落ちなどはしていません。今までハードスプリングを3本張っていましたが、アームを使いたいのでひたまずスプリング2本にします。
適当にチューニングしてみると、生音の段階で金属的な響きが付加されている気がします。あとはオクターブチューニングがキチンと合うかですね…。